「キズナアイ」森倉円、「ホロライブ」あかもく…人気クリエイター集結！ 「FUN’S PROJECT CREATORS GALLERY」描き下ろしイラストも公開

アニメやマンガ、ゲームなど日本が誇るコンテンツの魅力を国内外のファンに向けて発信する、DNP大日本印刷株式会社によるクリエイター共創サービス「FUN’S PROJECT（ファンズプロジェクト）」。本プロジェクトとマルイのコラボとなる展覧会「FUN’S PROJECT CREATORS GALLERY」が10月28日（金）から11月14日（月）にかけて有楽町マルイ、11月以降なんばマルイ、博多マルイの3店舗にて開催されている。今回は、その中から有楽町マルイでの様子をレポートする。

[取材・文＝一野大悟　撮影＝Fujita Ayumi]

展覧会が催されているのは有楽町マルイの7階にあるイベントスペース。今回の展示会では人気クリエイターがこれまでに描いた作品に加え、新規描き下ろしイラストも各1点公開。新規描き下ろしイラストはスマホアプリ「HoloModels(R)」を使用すると、イラストの世界をさらに深く知ることができる仕掛けも施されている。こちらの詳細は会場を訪れてチェックしてほしい。

それでは、クリエイター情報と今回の描き下ろしイラストを紹介していこう。

●あかもく

日常の中に存在する純粋な、混じり気のない一瞬を切り取ったイラストを得意とするあかもく。また、ほんのりとした優しい色使いも魅力のひとつだ。

今回の描き下ろしイラストは『日常の「しあわせ」』と題され、猫を見つめて微笑む、日常にあるささやかな幸せの瞬間を捉えた作品となっている。

●U35

眩しい少女たちの表情と、その背景に現れる季節感、温度感を見事に描き出すU35。描かれたイラストを見ると、まるでその場に居合わせたかのような感覚に陥る。

『Shine blue』と題された描き下ろしイラストには眩しい陽光の中で輝く少女が描かれ、爽やかな夏の温度が伝わってくる。

●荻pote

大胆な構図で、日常と非日常の境目を感じさせる世界を描き出す荻pote。その世界が持つ独特の眩さ、その中に溶け込むように佇む少女たちに思わず目を奪われてしまう。

描き下ろしイラストのタイトルは『splash』。水飛沫が舞いオレンジの鮮やかな景色の中、こちらを不思議そうに見つめる少女の表情が印象的だ。

●カオミン

スモーキーな色合いを中心に使い、落ち着いたトーンのイラストが特徴であるカオミン。描かれる少女たちの、どこか訴えかけるような憂いを感じさせる表情も魅力的だ。

『晩秋の海岸』と題された描き下ろしイラストには、薄雲った空の下、海岸に佇む少女が描かれている。その視線に、彼女のバックグラウンドや、彼女を取り巻く世界について思いを巡らせたくなる。

●田中寛崇

カラーバリエーションを抑えた背景の中にくっきりと浮かび上がる少女の姿が印象的な田中寛崇。80年代的レトロ感溢れる空気に、現代的な人物像が見事に溶け合った作品を生み出す。

今回の描き下ろしイラストは『満ちゆく月を背にして』と題され、ビル街の中に立ち尽くす少女が印象的な作品となっている。その色使いのコントラストにも注目してほしい。

●Tiv

生き生きとした表情で、こちらに語りかけるように視線を向けてくる少女たちを描き出すTiv。こちらをじっと覗く澄んだ瞳に、吸い込まれてしまいそうだ。

描き下ろしイラストのタイトルは『緑の囀り』。生い茂る木々の中、ソファに腰掛ける少女の存在には、楽しげなストーリーや会話が掻き立てられる。

●森倉円

現在の“かわいい”の在り方を決定づけているといっても過言ではない森倉円。描かれた少女たちの飛び切りの笑顔には、躍動感とあふれる生命感を感じずにはいられない。

『bouquet』と題された今回のイラストも、輝くような笑顔が印象的。ブーケを抱えていたずらっぽく笑う少女の多幸感がこちらにも伝わってくる一作だ。

また、今回の展覧会はグッズ販売も充実。キャンバスアートのほかに、10色のインキを使って印刷される高精彩複製画、アクリルの透過性をイラストの表現に活用したアクリルアート、イラストの一部を刺しゅうで再現した凹凸感が魅力の刺しゅうアートも販売されている。

一部商品は「マルイウェブチャネル マルイノアニメ ONLINE SHOP」にて販売されるので、あわせてチェックしてほしい。
会場または通販にてイベントグッズ税込3,000円以上お買い上げかつ、エポスカードにて買い物すると、抽選でサイン入り色紙やポストカードがプレゼントとしてもらえる。