小野賢章さんは子役として活躍後、『ハリー・ポッターと賢者の石』の吹き替えを務めたことで声優としての活動をスタート。第16回声優アワードでは主演男優賞を受賞しました。
2022年は『SPY×FAMILY』や『サマータイムレンダ』、『勇者、辞めます』など、幅広いタイトルでメインキャラクターを演じています。
そこで小野賢章さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは？」と題した読者アンケートを2年ぶりに実施しました。9月24日から10月1日までのアンケート期間中に347人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■ライブパフォーマンスも絶賛の『アイナナ』七瀬陸がトップ
第1位
1位は『アイドリッシュセブン』の七瀬陸。支持率は約21パーセントで、前回の3位からランクアップしました。
IDOLiSH7のメンバーである七瀬陸には「陸くんの明るくてまぶしい一面と、ときどき垣間見える儚げな一面を魅力的に演じているから。賢章さんだからこそ誰からも愛されるセンターになったと思います」や「天才的な歌声とみんなを笑顔にする力を持ったセンター。『アイナナ』にいなくてはならない存在です」と元気をもらっているファンからのコメントが寄せられました。
「ライブで小野さんが歌っているキラキラとした姿の虜になりました」や「歌声だけでなくMCのトークで見せるお茶目なところも陸くんとシンクロしているなと感じる部分があります」とライブパフォーマンスにも絶賛の声が集まっています。
第2位
2位は『黒子のバスケ』の黒子テツヤ。支持率は約17パーセントで、前回の1位から順位を下げました。
黒子テツヤは誠凛高校バスケ部の新入部員。「物腰の柔らかい静かな人物ですが、胸に秘めた情熱は誰よりも熱い！ 影に徹してキセキの世代たちに立ち向かう姿が魅力的」や「透明感がありながら芯のある声が黒子くんにぴったり。“ボクは影だ”というセリフは聞く度に感動してしまいます」と影に徹するバスケプレイヤーを演じています。「主題歌や挿入歌の歌声に惹かれました」や「アニメにとどまらず舞台でも演じたことも含めて、小野賢章さんしかできない役だと思います」と歌や舞台に触れた読者も多かったです。
第3位
3位は『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のジョルノ・ジョバァーナ。支持率は約11パーセントで、前回の5位からトップ3に入りました。
「賢章さんの爽やかな声がジョルノにマッチしているから。いつも冷静で賢くて仲間を大切にしているところが好き」と主人公らしい声色であることに加えて、「無駄無駄ラッシュが圧巻！」とバトルシーンで見せた長尺のセリフに痺れたというファンも目立っています。
トップ3はアイドル、スポーツ、アクションと異なるジャンルの作品からランクインする結果になりました。
■そのほかのコメントをご紹介！
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ハサウェイ・ノアには「凄惨なトラウマを抱えながらテロリストとして暗躍している異色の主人公。有能な人物ですが未熟さや子どもっぽさも感じられ、ハサウェイという人間がよく伝わってきました」。
『SPY×FAMILY』ユーリ・ブライアには「好青年のように見えますが、姉のヨルのことになると性格が変わってしまうところにビックリ。仕事で見せる冷酷な面との演じ分けもすごい」。
『あはれ！名作くん』ボルトには「ボルトの意味不明な性格を巧みに演じていて、あの奇声が今も耳に残っているから。ほかにも沢山のサブキャラを演じています」。
『スパイダーマン：スパイダーバース』マイルス・モラレスには「10代の繊細な感情の芝居が素晴らしかった。師匠となるピーター・B・パーカー役の宮野真守さんとの掛け合いも最高！」と海外アニメの吹き替え役にも投票がありました。
2022年版では前回からランキングが変化しており、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』や『SPY×FAMILY』など、2021年から22年にかけて新たに演じたキャラも上位に入っています。
■ランキングトップ10
[小野賢章さんが演じた中で一番好きなキャラクターは？ 2022年版]
1位 七瀬陸 『アイドリッシュセブン』
2位 黒子テツヤ 『黒子のバスケ』
3位 ジョルノ・ジョバァーナ 『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』
4位 芥川龍之介 『文豪ストレイドッグス』
5位 ハリー・ポッター 『ハリー・ポッターと賢者の石』ほか
6位 アラシ 『ゾイドワイルド』
7位 西園寺羽京 『Dr.STONE』
7位 ユーリ・ブライア 『SPY×FAMILY』
9位 ハサウェイ・ノア 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
9位 ボルト 『あはれ！名作くん』
（回答期間：2022年9月24日～10月1日）
