![[“おじさん”キャラといえば？]ランキング1位～5位を見る](/imgs/p/eA_jHH731ym-h0rZ1IS6nKjOWcBXwsPExcbH/457098.jpg)
アニメは10代や20代の若者を描くことの多いジャンルですが、おじさんキャラの魅力も見逃せません。年長者の立場からサポートしたり、主人公として大暴れしたり、無駄に年を食っただけのダメオヤジだったりと、描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ！アニメ！では「“おじさん”キャラといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。9月8日から9月15日までのアンケート期間中に156人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■頑張るおじさんキャラが人気！
第1位
1位は『TIGER & BUNNY』の鏑木・T・虎徹。支持率は約14パーセントでした。
鏑木・T・虎徹はワイルドタイガーとして活躍するベテランヒーロー。「周りからはおじさん呼ばわりされ、本人も衰えを自覚しながらも、それを受け入れた上で前に進んでいこうとするところが素敵です」や「相棒から最初は皮肉を込めて、途中からは親愛を込めて、“おじさん”と呼ばれる虎徹さん。年長者の安心感もあればダメなところもあり、だけどやっぱりカッコイイ！」と寄る年波を乗り越えていく姿に勇気をもらえるとの声が届きました。
「『TIGER & BUNNY 2』でも1話から“行きますよ、おじさん”というお馴染みのセリフを聞けるので、『タイバニ』が帰ってきた！ と嬉しくなりました」と今年は11年ぶりのシリーズが開始。『2』の第2クールは10月7日よりNetflixにて配信予定です。
第2位
2位は『異世界おじさん』のおじさん。支持率は約13パーセントでした。
おじさんは17年間の昏睡状態から目覚め、異世界で暮らしていたと語る本作の主人公。「甥のたかふみから“おじさん”と呼ばれていて、SEGAのレトロゲームを好んだり、17年も寝ていたので現代機器に弱かったりする様子は、まさにおじさんだから」や「本名はあるけれどエンドロールでは“おじさん”名義。2022年夏アニメで一番のオススメです」と現在放送中のタイトルからランクイン。
なお10月6日からは第1話から改めて放送再開する予定です。
第3位
3位は『銀魂』の長谷川泰三。支持率は約10パーセントでした。
長谷川泰三はもともとは入国管理局の局長で、マダオ（まるでダメなオッさん）の愛称でもお馴染み。「最初はエリートな役職に就いていたのに職を失い、それ以降はずっとマダオとしていじられているのが面白すぎる。銀さんたちの被害を受ける不憫な立場だけど不思議と応援したくなります」や「アニメはもちろん実写版でも立木文彦さんが担当。ほかの作品で演じているキャラのパロディがあったのも笑いました」とギャグキャラとして熱い支持を得ています。
■そのほかのコメントを紹介
『名探偵コナン』毛利小五郎には「コナン君からは内心“小五郎のおっちゃん”と呼ばれているから。ビールを沢山飲んでゲラゲラ笑っている姿はおじさんそのもの」。
『PSYCHO-PASS サイコパス』征陸智己には「ベテランの刑事として事件捜査をしたり、新人時代の常守朱をフォローしたり、不器用ながら宜野座伸元を見守ったりと、渋くてダンディ！」。
『僕のヒーローアカデミア』相澤消太には「教師なのに無精髭、目の下のクマ、猫背とやる気がなさそうだけど、記者会見のときは髭を剃って髪も整えていてギャップにやられました」。
『吸血鬼すぐ死ぬ』Y談おじさんには「キャラクター名に“おじさん”が入っているから。井上和彦さんの声のおかげで妙にカッコ良く感じてしまいます」とさまざまなタイプのおじさんキャラがランクインしました。
今回のアンケートでは、だらしないところもあるけれど、いざとなったら頑張るおじさんキャラが人気。『異世界おじさん』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』など、主人公キャラもランクインしています。
■ランキングトップ5
[“おじさん”キャラといえば？]
1位 鏑木・T・虎徹 『TIGER & BUNNY』
2位 おじさん 『異世界おじさん』
3位 長谷川泰三（マダオ） 『銀魂』
4位 毛利小五郎 『名探偵コナン』
5位 相澤消太 『僕のヒーローアカデミア』
5位 波野ノリスケ 『サザエさん』
（回答期間：2022年9月8日～9月15日）
