兄と弟が肩を組んだふたご座のほぼ中間にあたる日であることが由来の記念日です。
アニメでも兄は高い人気を誇るキャラクターです。一家のまとめ役として信頼されていたり、だらしない性格で弟や妹たちから呆れられていたり、アニキというあだ名で呼ばれていたりと、描かれ方もさまざま。
そこでアニメ！アニメ！では「“兄”キャラといえば？」と題した読者アンケートを実施。5月26日から6月2日までのアンケート期間中に1139人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約70パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■弟・妹への愛情あふれるお兄ちゃんが集結！
第1位
1位は『ワンピース』のポートガス・D・エース。支持率は約13パーセントでした。
エースはルフィとサボとの間で兄弟の盃を交した義理の兄です。読者からは「やはり兄と聞いて思い浮かぶのはエース！ 『来いよ“高み”へ』や『愛してくれて………ありがとう!!!』などの名ゼリフが頭から離れない」や「頂上戦争でエースがとった行動は今でも忘れられません。兄としての弟への愛が伝わってきました」と、ルフィとの固い絆が忘れられないというファンが多かったです。
2022年8月6日には劇場最新作『ONE PIECE FILM RED』が公開予定。人気シリーズの主人公の兄がトップとなりました。
第2位
2位は『鬼滅の刃』の竈門炭治郎。支持率は約8パーセントでした。
炭治郎は鬼になってしまった妹・禰豆子と一緒に旅する主人公。「家族の中で唯一生き残った禰豆子を守り、人間に戻すために頑張る強くて優しいお兄ちゃんだから」や「『俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!』という台詞からも、どれだけ妹を大切にしているのかがわかります」と命がけで戦う姿が印象的。「『俺は長男だから』と鼓舞するシーンでちょっと笑いました」と、長男であることを意識しているような描写も人気でした。
第3位
3位は『NARUTO -ナルト-』のうちはイタチ。支持率は約6パーセントでした。
イタチはサスケの兄で、木ノ葉隠れの里の抜け忍。「一族を皆殺しにしたことで弟のサスケから恨まれているイタチ。故郷を裏切り、里を裏切り、弟の心まで裏切ってもなお、すべてを愛していた彼に衝撃を受けました」や「とてつもない覚悟がなければできない人生を歩んできたイタチはすごい。サスケとの悲しい関係は見ていて苦しくなります」と、壮絶な生き様が目に焼き付いているというファンが多数。
なおトップ3はいずれも「週刊少年ジャンプ」連載作品のキャラクターでした。
そのほかのコメントを紹介！
『鋼の錬金術師』エドワード・エルリックには「弟のためなら何でも犠牲にできる弟愛はアニメ界でもトップレベル！ 兄なのに弟に間違われちゃうところもキュートです」。
『東京リベンジャーズ』三ツ谷隆には「仕事の忙しいお母さんに代わって、年の離れた妹2人の面倒を見ているから。聖夜決戦編での活躍が楽しみ！」
『アイドリッシュセブン』和泉三月には「弟の一織の方が背も高く顔立ちもキリッとしているので兄らしく見えますが、三月は性格がお兄ちゃん気質。とても弟想いで、年下のメンバーにも兄のように優しく接しています」。
『おそ松さん』松野おそ松には「六つ子の長男で普段はおバカでだらしないけど、なんだかんだ兄として頼り甲斐のあるところも。自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶことがあるのも可愛い」と、2022年7月8日に新作『おそ松さん～ヒピポ族と輝く果実～』が公開される人気シリーズの主人公にも投票がありました。
今回のアンケートでは弟・妹想いの兄キャラが多数ランクイン。「こんなお兄ちゃんが欲しい！」と思ってしまう結果となりました。
■ランキングトップ10
[“兄”キャラといえば？]
1位 ポートガス・D・エース 『ワンピース』
2位 竈門炭治郎 『鬼滅の刃』
3位 うちはイタチ 『NARUTO -ナルト-』
4位 神威 『銀魂』
5位 エドワード・エルリック 『鋼の錬金術師』
6位 司波達也 『魔法科高校の劣等生』
7位 山田一郎 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
8位 和泉三月 『アイドリッシュセブン』
9位 松野おそ松 『おそ松さん』
10位 朔間零 『あんさんぶるスターズ！』
（回答期間：2022年5月26日～6月2日）
