マンガ『鋼の錬金術師(通称:ハガレン)』の連載20周年にあわせた新プロジェクトが始動。原作でも人気のキャラクターである“スカー”のビジュアルが公開され、特設サイトも立ち上げられた。
『鋼の錬金術師』は、月刊「少年ガンガン」で2001年8月号から2010年7月号まで連載された、荒川弘によるダークファンタジーマンガ。錬金術が存在する架空の世界を舞台に、幼い頃に亡くした母親に会いたいと思うあまり、禁忌の人体錬成を行ってしまったエドワードとアルフォンスの兄弟が、失った体を取り戻すため幻の術法増幅器「賢者の石」を探す旅に出る姿を描く。
単行本の発行部数は全世界でシリーズ累計8,000万部を超え、2003年~2004年、2009年~2010年に2度のアニメ化、2017年に実写映画化も果たした。2021年には連載開始20周年を迎え、原画展の開催や原作者の荒川による新連載、アプリゲームの配信など多くのプロジェクトが立ち上がり、今なお高い人気を誇っている。
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そんな中で始動した、連載20周年の新プロジェクト。公開されたビジュアルは、原作でも人気のキャラクターである“スカー”を描いたものだ。
目深にフードを被り全貌は見えないが、赤く光る鋭い眼光、額の十字傷、そして右腕に刻まれた錬成陣など、スカーを象徴する特徴が浮き上がった仕上がりとなっている。新プロジェクトでは、スカーが重要な鍵を握ることになるのだろうか。
また、新プロジェクトの特設サイトも立ち上がり、スカーのビジュアルに加えて、「貴様ら『創る者』がいれば『壊す者』もいるという事だ」という、エルリック兄弟と初めて対峙した際に放たれた印象的なセリフも登場した。さらに、「In 13 Days」という謎のカウントダウンも表示されている。
本日2月17日から13日後は3月2日となるが、この日にいったい何が起きるのだろうか。今後の展開が楽しみな新プロジェクトとなりそうだ。
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX