女性キャラクターの場合はしばしば「チャイナ娘」と呼ばれ、多くのファンに親しまれてきました。中国出身の格闘家だったり、いつもチャイナ服を着ていたり、歴史上の人物であったり、中華料理店やラーメン屋で働いてたりと、キャラクターの描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「好きな“チャイナ娘”といえば?」と題した読者アンケートを実施しました。9月13日から9月20日までのアンケート期間中に286人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約80パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■格闘技に長けたキャラが目立つ結果に!
第1位
1位は『銀魂』の神楽。支持率は約60パーセントでした。

「“アル”や“ヨロシ”といった口調が可愛くて、チャイナ服姿での戦闘シーンもカッコイイ」や「チャイナ服はスリットが入っているものもズボンの方もどちらも似合ってる」といつも着ている赤いチャイナ服が印象的。「原作を読んだときから可愛いと思っていましたが、アニメで釘宮理恵さんの声が付いてからより魅力的に感じるようになりました!」という原作ファンのコメントも寄せられました。
第2位
2位は『らんま1/2』のシャンプー。支持率は約12パーセントでした。

女傑族の少女・シャンプーには「らんまへの一途で大胆な愛情表現がとっても可愛いキャラクターです」や「チャイナ服やお団子髪、アイシャドウも素敵で、水を浴びると猫になってしまうところもキュート」、「あの悪魔的な妖艶さは自分史上No.1です! 佐久間レイさんの芝居がまた可愛さに磨きをかけています」といった声があり、アニメをリアルタイムで見ていた世代からも多くの票がありました。
第3位
3位は『カードキャプターさくら』の李苺鈴。支持率は約3パーセントでした。

李苺鈴は主人公・木之本桜の同級生・李小狼の従妹。「チャイナ服が似合っていて、二つのお団子頭から髪の毛を下に流している髪型もカッコイイ」や「好きな人への気持ちを一途に貫けるところが好きです」といったコメントが届いています。
トップはいずれもマンガ原作のタイトルでしたが、李苺鈴はアニメにのみ登場するキャラとなっています。
■そのほかのコメントを紹介!!

『マクロスF』ランカ・リーには「超時空飯店 娘々で働いていたから」や「娘娘のCMで踊るシーンがすごく可愛いです!」。
『鬼灯の冷徹』チュンには「可愛らしい見た目や声だけではなく、怪力で男性を軽々と投げ飛ばす強さも持っているところが好き。口調が典型的なチャイナ娘キャラとは異なってるのも印象的」。

『ストリートファイターII』春麗には「格闘ゲームブームの直撃世代としては、やはり春麗がチャイナ娘の代名詞です!」。
『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~』玉蘭には「春日部にある中華街・アイヤータウンで生まれ育った女の子。街と住人たちを守ろうとする強い正義感と、素早く繰り出す技の数々がカッコイイ」と劇場版のゲストキャラにも投票がありました。
今回のアンケートは格闘技に長けた登場人物が目立つ結果となっており、トップ3はいずれも戦っても強いキャラとなっています。
■ランキングトップ5
[好きな“チャイナ娘”といえば?]
1位 神楽 『銀魂』
2位 シャンプー 『らんま1/2』
3位 李苺鈴 『カードキャプターさくら』
4位 藍猫 『黒執事』
5位 ランカ・リー 『マクロスF』
5位 リン・ミンメイ 『超時空要塞マクロス』
(回答期間:2021年9月13日~9月20日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。