展示会はアニメ第1話から第13話にスポットを当てた前期と、アニメ第14話から第24話の内容が楽しめる後期に分かれており、今回はその前期展示だ。(後期展示は8月6日より開始)
また原画や絵コンテのみならず、等身大オブジェクトや幻想的なライティング演出など、作品を全身で感じられる内容も見逃せない。さながら領域展開に飲み込まれたような臨場感だ。きっとその領域は来場者を魅了し、作品を愛する来場者のハートにクリティカルヒットするだろう。
そんな展示イベントの様子を、簡易的ではあるがここに公開! ユニークなイベント限定グッズも紹介しよう。

■録り下ろし音声ガイドでめぐる『呪術廻戦』の世界
本展示会の見どころは、大きく分けて以下の3つ。
1.原画・絵コンテ等の展示(1話ごと解説つき)
2.等身大オブジェクトやフォトスポット
3.イベント用オリジナルグッズの販売

展示会の柱となっているのは原画・絵コンテ等の展示で、1話ずつある程度のスペースが確保されておりじっくりと閲覧できる。もちろん原画と絵コンテのみならず、キャラクター設定画、制作工程の線撮映像と実際の映像との比較が観られるモニターの設置など、さまざまな角度から制作現場の様子が垣間見れる内容となっているのだ。
さらに各話数ごと監督とプロデューサーの解説コメントが添えられているほか、「原画」「T.P(トレス・ペイント)」「背景(BG)」といった用語解説、モニターを使った解説も行われていて、より深くアニメの制作について知ることができる。
ちなみにモニター解説や投影式の解説動画では、スタッフの作業の様子や、アフレコ用の動画として制作された「線撮」の映像(完成動画との比較あり)、エンディング映像のダンスシーンのメイキングもあり、『呪術廻戦』のみならず一般的なアニメ制作現場を知る機会にもなっている。
以下、実際の展示の様子をご覧にいれよう。
なお会場内では専用アプリをダウンロードすることによって、出演キャストによる録り下ろしの音声ガイドを楽しむことができる。前期と後期ではガイドの内容が異なるため、チケットが確保できるなら両方聞きたいところだ。

■『呪術廻戦』グッズが勢揃い! 展示会用のオリジナルグッズも
展示スペースを抜けた先で来場者を待っているのはグッズストアだ。ここでは既発売グッズのほか、展示会用の描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズなどが販売されている。
公式サイトでカタログ紹介されているイベントオリジナルグッズについては、会場販売のほか通販も行っているので、会場に来られないという方はそちらも覗いてみよう。
なお後期販売商品は新たなグッズが後日公開される予定なので、そちらもお楽しみに。

アニメーション呪術廻戦展
会場 :東京アニメセンターin DNP PLAZA SHIBUYA
東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷MODI 2F
会期 :前期(「呪胎戴天」「幼魚と逆罰」編)
7月2日(金)から8月1日(日)
後期(「京都姉妹校交流会」「起首雷同」編)
8月6日(金)から9月5日(日)
※年中無休
(年末年始 / 施設点検日 / 展示入替日などで休館の場合あり)
※感染症拡大防止等の観点から、入場者数の制限、営業時間の変更
及び休業となる場合があります。
開催時間 :平日11:00から20:00
土日祝10:00から20:00(展示最終入場19:30)
入場料 :一般=前売券1,500円、当日券 1,700円
小学生=前売券600円、当日券700円
※その他、注意事項、販売状況は公式サイトを参照してください。
主催 :MAPPA/大日本印刷
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会