歌人の柿本人麻呂、和泉式部、小野小町が亡くなった日として伝えられています。精霊といえば万物に宿る霊的存在をイメージしますが、こちらは死者の霊魂を意味する精霊(しょうりょう)の日と呼びます。
アニメやゲームでは人間の姿形をした精霊や妖精がよく登場します。主人公のパートナーだったり、イタズラ好きだったり、重要な使命を持っていたりと、描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“妖精・精霊”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。3月2日から3月9日までのアンケート期間中に165人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■バラエティ豊かな妖精・精霊がランクイン!
第1位
1位は『七つの大罪』のキングと『Re:ゼロから始める異世界生活』のパックが同票。支持率は約9パーセントでした。

キングには、「七つの大罪の一員のキングは、太った巨漢と小柄な少年の二つの姿を持っている妖精族の王。その対照的なキャラに命を吹き込んでいる福山潤さんの声は別人だと思えるほどで、演技に感動します」や「妖精族の中では唯一羽の生えてない妖精だけど、仲間のために戦う姿がカッコイイ」、「苦しんで悩んで覚醒した姿がステキです」といったコメントが寄せられました。

パックはヒロインのエミリアが契約している精霊。猫のようなビジュアルですが火を司る大精霊で、強大な力を持っています。読者からは「どんな時でも味方でいてくれそう。何よりかわいい!」や「あんなかわいいくて強い相棒がほしい」と、キュートな見た目やいざとなったら頼りになるところが人気を博しています。
第3位
3位は『ソードアート・オンライン』のユイ。支持率は約7パーセントでした。

「AIという妖精とは異なる存在ですが、小さくなった姿のワンピースと背中の羽は、まるでお花の妖精さんのようです」といったコメント通り、作中では妖精らしいビジュアルで登場することも多いキャラクター。「妖精の姿でキリトのお手伝いしているユイちゃんに癒されます。声も見た目もストライクです」とその愛らしさの虜になってしまった読者も多いようです。
■そのほかのコメントを紹介!!
『魔法陣グルグル』ギップルには「子どもの頃に落書きしていたので今も見ないで描けます。ふんどしをはいている精霊キャラなんか他にいないでしょう」。
『リルリルフェアリル』りっぷには「妖精がたくさん登場するアニメといえば『リルリルフェアリル』。その中でも主人公のりっぷちゃんを挙げました。アニメをまたやってほしいです!」。

『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』フーシーには「櫻井孝宏さんの演技はもちろん、妖精を大事に想う信念の戦士としての彼の生き様は胸に思わずグッとくるものがあって、切ない気持ちになりました」。

『マクロスF』シェリル・ノームには「銀河の妖精と呼ばれ、その容姿や歌でファンを魅了してしまう。まさに妖精!」と妖精にまつわるニックネームを持つキャラクターにも投票がありました。

今回のアンケートでは小柄の正統派の妖精はもちろん、妖精のような美しさを持ったキャラクターも複数ランクイン。ファンタジー世界を舞台にしたタイトルが目立ちますが、SFやアクション、コメディなどもキャラにも投票がありました。
■ランキングトップ10
[“妖精・精霊”キャラといえば?]
1位 キング 『七つの大罪』
1位 パック 『Re:ゼロから始める異世界生活』
3位 ユイ 『ソードアート・オンライン』
4位 ティンカー・ベル 『ピーター・パン』
4位 ベル 『ブラッククローバー』
6位 チャム・ファウ 『聖戦士ダンバイン』
7位 マレウス・ドラコニア 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
7位 夜刀神十香 『デート・ア・ライブ』
9位 エミリア 『Re:ゼロから始める異世界生活』
9位 時崎狂三 『デート・ア・ライブ』
9位 首領パッチ 『ボボボーボ・ボーボボ』
9位 メップル 『ふたりはプリキュア』
9位 ルーシィ・ハートフィリア 『FAIRY TAIL』
(回答期間:2021年3月2日~3月9日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。