
『交響詩篇エウレカセブン』は、少年レントンが少女エウレカと出会って世界を知る旅に出る、というストーリーで2005年にTVシリーズが放送。
本作は、2017年公開の『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』、2018年公開『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』に続く、劇場版3部作『ハイエボリューション』シリーズのラストを飾る作品だ。

今回、『科学忍者隊ガッチャマン』『機動戦士ガンダム』をはじめ、数々の作品でメカデザインを担当してきた業界第一人者の巨匠・大河原邦男が、本作で初めて『エウレカ』シリーズに参加することが発表に。
あわせて、ジェットボードを操り高機動の空中戦を行うことができるプライムドレス(強攻防護機械化装甲歩兵)「ウルスラグナ」と、現在主力として使われているKLF「オデッセイ」のメカデザインも公開。
これらの機体がスクリーンでどのような活躍を見せてくれるのか、注目したい。

『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』は、初夏ロードショー。
また、3月6日より特典(オリジナルクリアファイル)付きムビチケも上映劇場ならびにメイジャー通販にて販売開始となる。価格は1,500円(税込)。
メカニックデザイン:大河原邦男
京田監督との仕事は初めてでしたがオデッセイ、ウルスラグナ両機のコンセプト&ギミックアイディアを明確にお持ちでした。
それを素直に表現すれば良かったので合理的で楽しい仕事となりました。
手書きアニメという事でしたのでなるべく線を少なく形の取り易いデザインを心掛けましたが時代の流れでしょうか昔から比べると線が多くなってしまいました。メカ達の活躍を楽しみにしておりますがこれを動かすアニメーターさんのご苦労を考えると複雑な気持ちになります。
1972年竜の子プロの上司 中村光毅さんの勧めでメカデザインの道を歩み始めてもう直ぐ半世紀になりますが皆様に今でもお声掛けいただけることに感謝です。
有難うございます。

■ウルスラグナ
ジェットボードを操り高機動の空中戦を行うことができるプライムドレス(強攻防護機械化装甲歩兵)。「鋼鉄の魔女」と呼ばれるエースパイロットが搭乗する機体SCT-A7Aは強襲強化型で、ドローンを搭載し、それによって敵の無力化を計ることもできる。
そのほかにSCT-J7G(統合歩兵型)、SCT-S7E(支援電子戦型)なども存在し、編隊を組んでの戦闘でも大いに力を発揮する。

■オデッセイ
現在主力として使われているKLF。下半身がまるごとジェットエンジンになっており、空中戦に特化している。
指揮官機は両腕がガンランチャーになっており、エンジン上部にはミサイルランチャーを搭載している。
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