
本作は、逢沢大介による同名ライトノベルが原作。2019年「新作ラノベ総選挙」では新文芸・ブックス部門第1位を獲得し、シリーズ累計100万部を突破している。
主人公でも、ラスボスでもない。普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」に憧れていた少年が異世界に転生したところから物語が始まる。少年・シドは、異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、どうやら本当に、その「闇の教団」が存在。ノリで配下にした少女たちはシドを崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく。
TVアニメ『陰の実力者になりたくて!』のキャスト、放送時期などは今後発表される。
(C)Daisuke Aizawa Illust:東西