
日本のアニメやマンガの人気は世界中で衰えをみせることなく、2019年5月には中国で非常に人気が高い『名探偵コナン』のカフェ&物販店が期間限定で出店。週末には3時間待ちの大行列を作るなど、日本のアニメやマンガを使用したIPビジネスは今や大きな注目を集めている。
現在中国では、現地の百貨店や商業モールのみならず、韓国や日本などアジアの商業モールが多く進出し、今まで以上に競争が激化。このような背景の中、PGは上海高島屋に日本の人気IPを活用したイベントの企画、フロア構築の提案を行い、日本の百貨店としての強みを生かした日本の文化発信の場を開設する運びに。
今回は第1弾として「上海高島屋」7階の一角で、中国でも大人気のアニメ『犬夜叉』をテーマにしたカフェとキャラクターグッズ販売イベントを開催。月の予想集客数5,500~6,000人の規模感を想定しているという。

食事やスイーツ・ドリンクは登場キャラクターをモチーフにしたメニュー含め30種類以上を用意し、キャラクターモチーフのお守りや衣類などのオリジナルグッズも購入可能。
カフェや商品だけでなく、イベントエリア全体の雰囲気の完成度から中国のインフルエンサーが来店して自身のSNSに投稿し、中国全体に話題が広がっている。
PGでは上海高島屋だけでなく、他の日系百貨店や商業モールでもこのようなIP関連の企画を進めている。
今後PGは、中国国内での日本IP事業を新たな主軸とし、日本の文化を発信できる場を設けることで、あらゆる企業の発展に貢献していくとのこと。
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]