石川界人さんは2010年代前半にデビュー。第8回声優アワードでは新人男優賞、第14回では助演男優賞を受賞しました。2020年秋アニメでは『ハイキュー!! TO THE TOP』第2クールや『魔王城でおやすみ』などのタイトルに出演予定です。

そこで石川界人さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。9月29日から10月6日までのアンケート期間中に200人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約30パーセントと若年層が中心でした。
■人気シリーズのキャラが上位を独占!
第1位
1位は『ハイキュー!!』の影山飛雄。支持率は約28パーセントで、昨年に続きトップとなりました。

「真面目で不器用だけど真っ直ぐなキャラクターに界人さんの声がすごくマッチしていて大好きです」や「一つ一つのセリフに魂がこめられていて、聞いているだけで感情移入してしまう。キャラクターになりきる技術の高さが伝わってきました」というコメントが寄せられており、「最初は孤独だった影山くんがチームの中で少しずつ成長していくところが熱い!」と作中で描かれる変化も魅力です。
「今期の東西セッター対決を含め、飛雄の活躍を楽しみにしています」と、現在放送中の『ハイキュー!! TO THE TOP』第2クールへの期待の声も届きました。
第2位
2位は『境界のRINNE』の六道りんね。支持率は約15パーセントで、昨年の3位から順位を上げました。

「貧乏すぎていつも生活に困っている様子がコミカルで面白い。それでいて浄霊する姿や正義感の強く優しいところがカッコイイから」や「真面目なとき、浮かれているとき、血の涙を流しているとき。いろいろなりんねを演じていて大変だと思うけれど、どれもメリハリが付いていて良かったです」と、キャラクターの落差が印象に残るというコメントが多かったです。
第3位
3位は『僕のヒーローアカデミア』の飯田天哉。支持率は約13パーセントで、昨年の5位からランクアップしています。

「個性派揃いのクラスメイトたちをまとめて、ピンチのときは身を挺して守ろうとする姿がカッコイイです」や「真面目でインテリな委員長だけど、たまに天然なところもあるのが好き」と雄英高校1年A組のクラス委員長として頼り甲斐のあるところが人気です。「イベントのときに眼鏡をかけて飯田くんになりきっていてステキだった」とイベントでの一幕に触れたファンもいました。
■そのほかのコメントを紹介!!
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』梓川咲太には「咲太の揺れ動く心情や少しヘラヘラしている部分、さらに頼れる一面など、界人さんが声のお芝居ですべてを表現していて感動しました」。
『残響のテロル』ナインには「クールながらも優しさがあって自分の意思を貫こうとするナインの姿と、微妙な感情の変化が感じ取れる石川さんの真っ直ぐな声が好きだから」。

『サクラダリセット』浅井ケイには「大人びた声色の中にある繊細さや高校生らしさの表現が素敵。ヒロインとの掛け合いも心地良く、放送から3年経った今でも大好きな作品です」。
『魔法少女 俺』魔法少女オレ(卯野さき)には「男に変身する魔法少女だが演じ方にわざとらしさがなく、年相応の女の子らしさがあって可愛いと思った」と変身後は男性の姿になってしまうキャラクターにも投票がありました。

トップの影山飛雄は3年連続1位を獲得。上位の3タイトルはいずれも複数シリーズが制作された作品であり、長年演じてきたキャラクターの強さが目立つ結果となっています。
■ランキングトップ10
[石川界人さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2020年版]
1位 影山飛雄 『ハイキュー!!』
2位 六道りんね 『境界のRINNE』
3位 飯田天哉 『僕のヒーローアカデミア』
4位 梓川咲太 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
5位 岩谷尚文 『盾の勇者の成り上がり』
5位 青葉つむぎ 『あんさんぶるスターズ!』
7位 浅井ケイ 『サクラダリセット』
7位 出水公平 『ワールドトリガー』
7位 瞬木隼人『イナズマイレブンGO ギャラクシー』
10位 レド 『翠星のガルガンティア』
(回答期間:2020年9月29日~10月6日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。