「毎日忙しくて疲れた」、「癒しがほしい」と思っていませんか。
そんなアニメファンにおすすめしたいのが、YouTubeなど動画サイトで公開されている『ちょこっとアニメ けものフレンズ』(通称『ちょこけも』)。
約1分半前後のショートアニメにもかかわらず、癒しパワーがたっぷりの作品です!
アニメとハシビロコウが大好きな筆者は、YouTubeでハシビロコウちゃんのサムネイルを見かけて反射的に視聴ボタンをクリック。
ヒトの姿を得たアニマルガールたちのゆる~い日常に、たまっていた疲れがどっかへと吹き飛んでいきました。
本稿ではそんな『ちょこっとアニメ けものフレンズ』の魅力を徹底紹介! さらにスマホアプリゲーム『けものフレンズ3』とのつながりも検証します。
■動物好きも大満足! 『ちょこけも』の魅力4連発!
『ちょこっとアニメ けものフレンズ』は2019年4月から始まったWebアニメ。月1本のペースで、YouTubeなどの動画サイトに動画がアップされています。
『けものフレンズ』シリーズのひとつですが、これまでの作品を知らなくてもまったく問題なし!
動物たちがヒトの姿に変身したアニマルガール(通称“フレンズ”)たちが“ジャパリパーク”と呼ばれる場所で暮らしている、という前提だけ押さえておけば充分楽しめます。
では『ちょこけも』を再生したくなる、4つの魅力を見てみましょう!
魅力1:短いからサクッと気軽に見られる!
『ちょこけも』の魅力は、なんといっても気軽に楽しめること。
1話につき1分半前後、長くても2分半と短時間なので、カップラーメンの完成を待つ間でも視聴できます。
すき間時間にサクッと見られるので、仕事や勉強の合間の息抜きにもオススメ!
魅力2:ゆる~い会話や動きに癒される
『ちょこけも』の基本はハラハラドキドキの展開ではなく、フレンズたちのゆる~い日常。
大空をのんびりただよう雲のような、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
たとえば第1話で描かれたミナミコアリクイとマレーバクのエピソード。友人と世間話をしているかのようなゆるさに癒されます。
ミナミコアリクイの特技である威嚇のポーズも、愛嬌たっぷり!
2人の笑い声につられて、見ているこちらも笑顔になれます。
さらに第2話などに登場するアフリカゾウとオオフラミンゴの会話。
セリフのテンポは対照的な2人ですが、お互いがペースを崩さず自然体を貫いています。個性を尊重したやさしい世界に癒される……!
魅力3:動物好きも楽しめる
『けものフレンズ』シリーズの根幹は動物ファーストの精神。もちろん『ちょこけも』でも、フレンズたちのもととなった動物たちの個性が発揮されています。
細かな動きにも、動物好きにはたまらないポイントが!
たとえば第12話に登場したハシビロコウ。発言の前には一瞬間が置かれており、独特な雰囲気を醸し出しています。
しかもベンチに腰掛けてからは首以外動かさず、姿勢を崩しません。
ハシビロコウといえば、動かない鳥として一躍有名になった動物。餌である魚に気づかれないよう、じっとしている習性があります。
そんなハシビロコウが比較的頻繁に動かすのが、首。『ちょこけも』でも会話中は首をぐるっと動かして相手に視線を送っており、動物の個性がよく表れています。
魅力4:『けものフレンズ3』をもっと楽しめる!
『ちょこけも』は単独で見ても充分楽しめますが、スマホアプリゲーム『けものフレンズ3』への伏線も張られています。
第1話から第10話は『けものフレンズ3』の前日譚。メインストーリー序盤で登場するフレンズたちの関係性や日常が描かれます。
さらに第11話から第16話では、メインストーリー第5章との繋がりを感じる、とあるステージの裏側が描かれていました。
筆者は『ちょこけも』から『けものフレンズ3』に入った、いわゆるアプリ新参者。「フレンズたちの姿をもっと見たい!」とインストールし、今では毎日遊んでいます。
■お気に入りフレンズともっと遊べる! 『けものフレンズ3』の魅力
『けものフレンズ3』は、超巨大総合動物園・ジャパリパークを舞台にしたPRG。
『ちょこけも』で登場したフレンズはもちろん、個性豊かな仲間たちとの時間が楽しめます。
隊長としてフレンズと協力!
プレイヤーはパーク内の治安を守る“探検隊”の新米隊長。相棒のドールたちとともに、謎に満ちた存在“セルリアン”を退治しながらパーク内のさまざまなチホーを巡ります。
普段はフレンズたちが伸び伸びと過ごしているジャパリパーク。しかし巨大セルリアンに大切な“輝き”を奪われてしまう事件が続発します。
輝きとは何か、各地で噂になっている“闇のフレンズ”の正体とは、巨大セルリアンの狙いとは……。つい読み進めたくなる、謎に満ちたストーリーが魅力的です。
『ちょこけも』に登場していたフレンズたちが、物語にどう絡んでくるのかも注目!
フレンズたちといつでも遊べる!
『けものフレンズ3』の楽しみ方はメインストーリーを進めるだけではありません。
フレンズたちが遊んでいる姿を見守る「ピクニック」機能、動物好きなら誰もが知っているナショナルジオグラフィック提供画像を使用した「ずかん」など、見どころが満載です。
ホーム画面も凝っており、手持ちのフレンズたちがランダムに登場。さらに任意のフレンズをタップして「ふれあい」機能を使うと、ベッドで寝ている姿や椅子に座っている姿などを観察できます。
動物園に足を運べなくて寂しいときも、ログインすればいつでもフレンズが出迎えてくれる『けものフレンズ3』。
画面を眺めているだけでも、癒しの時間を満喫できます。
まるでアニメ! 個性的なバトルモーション
『けものフレンズ3』はゲームですが、グラフィックのクオリティーはアニメファンの心にも刺さるはず。
たとえばトキ。“けものミラクル”と呼ばれる大技では、なめらかな振り付けとともに、一度聴いたら忘れられない歌を披露してくれます。
バトルモーションもよく動くので、何度も再生したくなるほど。
鳥類のフレンズは上空から攻撃、海に生息するフレンズは水しぶきを上げて攻撃など、戦い方にも各動物の特徴が見られます。
『けもフレ3』と『ちょこけも』の無限ループがとまらない3つの理由
『ちょこっとアニメ けものフレンズ』と『けものフレンズ3』は、どちらも知るとおもしろさが広がる作品。
メインストーリーを読んでから『ちょこけも』、『ちょこけも』を見てから『けものフレンズ3』を起動するループが止まらなくなるはずです。
理由1:日常シーンの尊みが増す
冒頭で紹介したように、『ちょこけも』はフレンズたちの日常を描いたゆる~い作品。
しかし『けものフレンズ3』でフレンズたちの関係性を知ると、何気ない会話のひとつひとつが尊くなります。
たとえばアフリカゾウとオオフラミンゴ。『けものフレンズ3』では、2人の出会いや仲よくなった背景がわかります。
メインストーリーで2人にまつわる事件を一緒に乗り越えたあとに『ちょこけも』を見ると、おだやかな日常が輝いて見えるはずです。
理由2:複数の視点で楽しめる
『けものフレンズ3』は探検隊の目線でストーリーが展開されますが、『ちょこけも』では探検隊がいない場所の出来事が描かれます。複数の視点を知ると、同じシーンを見ても深みが倍増!
たとえば『ちょこけも』第11話から第16話に登場する謎のチケット。実はメインストーリーでもキーアイテムとしてチケットが登場しています。
チケットを持っているフレンズたちが訪れた、とあるステージ。同じようなシチュエーションでも、『ちょこけも』では観客目線で、メインストーリーではステージを作る側の視点で楽しむことができます。
理由3:見るたびに気づきがある
動物園で動物を観察していると、知らなかった表情や習性に出会うことがあります。
『ちょこけも』や『けものフレンズ3』にも、見れば見るほど新たな気づきが!
セリフに込められた想いや、フレンズ同士の距離感、随所に登場するアイテムの意味合いなど、注目ポイントは盛りだくさん。アニメやメインストーリーを何度も再生して確かめたくなります。
フレンズたちとの日常を楽しもう!
『ちょこっとアニメ けものフレンズ』と『けものフレンズ3』は、どちらから入っても楽しめる作品。お気に入りフレンズをもっと観察したい人は、両作品をチェックしてみるのがおすすめです。
『ちょこけも』#17からは、アプリゲーム内で視聴できるコンテンツとして公開されているので、こちらも要チェック!
疲れたときは、ゆる~い会話やフレンズたちの個性豊かな行動に癒されてみてはいかがでしょうか。