2月1日（土）から3月10日（火）までIHIステージアラウンド東京で上演される「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2」の、プレスコールおよび囲み取材が1月30日に行なわれた。
『ウエスト・サイド・ストーリー』はシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をモデルにしたミュージカルの金字塔。1950年代後半のアメリカを舞台に、人種問題や移民同士の対立などの当時の社会問題を織り込んだ作品となっている。
IHIステージアラウンド東京では、『ウエスト・サイド・ストーリー』を出演キャストがそれぞれ異なる3シーズンに分けて上演中で、昨年11月に上演したSeason 1は好評に幕を閉じた。今作Season 2も注目の出演者が勢ぞろい。主役のトニー役の村上虹郎・森崎ウィン、マリア役は宮澤エマ・田村芽実、アニータ役はMay J.・宮澤佐江、リフ役は上口耕平・小野賢章、ベルナルド役は渡辺大輔・廣瀬友祐がそれぞれダブルキャストで演じる。
プレスコールののちに行なわれた囲み取材には、ダブルキャストの10名が参加。質問の順番が終盤に回ってきた小野は「あの、質問って……？」と聞き返し、キャストから笑われる場面も。また、ダンスシーンについての質問に対して、「海外キャストのバージョンを見て絶望した」と打ち明けた。「ダンスのプロフェッショナルの方がやるのを見て、『これをやるのか』と不安でいっぱいだったんですけど、皆さんと一緒に2ヶ月間稽古をして、なんとか形にはなったのではないかと思います。あとは本番で精一杯、『ウエスト・サイド・ストーリー』の物語のなかで生きられたら、それをダンスで表現できたらいいなと思っています」とコメント。しかし、ダンスについては“ダンサーっぽく踊らない”ように演出の指示があるとのことで、「ダンスなんだけど、ダンスっぽく表現しないで表現できるように、頑張りたいと思います」と意気込みを見せた。
公演情報
公演期間：2020年2月1日（土）～3月10日（火）
会場：東京都 IHIステージアラウンド東京
＜出演者＞
トニー：村上虹郎、森崎ウィン（Wキャスト）
マリア：宮澤エマ、田村芽実（Wキャスト）
アニータ：May J.、宮澤佐江（Wキャスト）
リフ：上口耕平、小野賢章（Wキャスト）
ベルナルド：渡辺大輔、廣瀬友祐（Wキャスト）
シュランク：山口馬木也
クラプキ：辰巳智秋
グラッドハンド：岩崎う大（かもめんたる）
ドク：田山涼成
