SHiFT、作品愛も絆も深まった二度目のシークレットライブレポ&終演直後インタビュー! | 超!アニメディア

SHiFT、作品愛も絆も深まった二度目のシークレットライブレポ&終演直後インタビュー!

カードゲーム『Z/X(ゼクス) -Zillions of enemy X」(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス。以下・Z/X)』から飛び出した声優ユニット・SHiFT(アグリィ役・星谷美緒、ニュー役・中澤ミナ …

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 カードゲーム『Z/X(ゼクス) -Zillions of enemy X」(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス。以下・Z/X)』から飛び出した声優ユニット・SHiFT(アグリィ役・星谷美緒、ニュー役・中澤ミナ、ペクティリス役・会沢紗弥、ミーリィ役・和泉風花、プリズム役・春村奈々)が10月27日、都内某所にて“SHiFT 2ndスペシャルミニライブ”を開催。2度目の実施となったシークレットライブは、1月開催の初ライブを超える5人の、そしてファンとの一体感にあふれるものだった。

(左から)アグリィ役・星谷美緒、ニュー役・中澤ミナ、ペクティリス役・会沢紗弥、ミーリィ役・和泉風花、プリズム役・春村奈々

パフォーマンスに磨きをかけつつ、よりキャラクター・作品を伝えるライブイベントに!

 司会を務めた株式会社ブロッコリーのDアライ(カードゲーム『Z/X』ディレクター)氏の呼び込みに続いて5人が登場し、まずは「SHiFT~夢を描こう~」を披露。1-Bメロでは5人で円陣を作って手を重ねたり、サビでは手の振付で「Z/X」の文字を描いたりと、作品・ユニットの双方にとってアンセム的位置づけのポップなナンバーだ。また、2サビでは振付の合間に春村・和泉がフロアへと手を振り観客も意識しつつ、決めどころのダンスは5人きっちり揃えるパフォーマンス。重ねたステージから生まれた、チームワークを感じさせるポイントだ。

 曲明けのトークパートでは、Dアライ氏の進行により「もっと知りたい!SHiFTについてクイズ!」が開催。実際のトレーディングカードに登場するSHiFT各キャラクターの魅力をもっと知ってもらうべく、キャラクターの名前の由来についての三択クイズが次々と出題されていく。まず「英語の『望遠鏡のパーツ』が由来」と紹介されたプリズムを演じる春村は、「プリズムちゃんは元々星の世界に憧れを持った子なので、望遠鏡のパーツを作る職人」と解説しながらも、「カードのテキストがどんどんドジっ子になっていく」とキャラクターの変化への実感も口に。また、「自分に自信のない子で、英語で『かわいくない』という意味から名付けられた」というアグリィを演じる星谷は、「ミーリィと一緒にアイドルを目指し始めてからは、元々つけていた仮面を外すようになりました」との、今に至るまでのストーリーも紹介していった。


 そしてセッティング中に「ペンライト、準備いいですか!?」と会沢が観客を煽ったところで、2曲目「君のすべて SHiFT ver.」がスタート。円状のフォーメーションから一斉に飛び出していくようなフォーメーションから幕を開けるこの曲は、1番ではAメロで春村・中澤がしっかりとまっすぐに歌声を打ち出せば、Bメロでは星谷・和泉のペアがきゃいきゃいした歌声でステージに楽しさを広げる。サビの途中にはV字のフォーメーションを取ったりと、ここでもチームワークの良さもみせれば、2番に入ると会沢がしとやかに歌いつつさらに観客をノセていく。また、Bメロでは他4人が次々とパートをリレー。大サビではフロアへと指を突き出してから掲げる振付もあったりと、歌詞になぞらえた魅せ方も含めてファンと一緒に盛り上がっていった。

 曲明けの『Z/X』新情報の告知では、今後カード化されるイラストをパネルで紹介。ここではアグリィのバレンタインカードやメイド姿のペクティリスのイラストが登場して観客の歓声を浴びれば、ステージ上でも春村がペクティリスのイラストに「もう……どうすればいいの?」とメロメロな様子だった。また、好評配信中のゲームアプリ『Z/X Code Over Boost(ゼクスコードオーバーブースト)』についての話題の際には、5人がそれぞれ担当するキャラクターを紹介し、同時にセリフも実演。中澤がニュー以外にもCVを務めている白の世界のエンジェル・マルキダエルを実演すると、春村がそのほわっとした芝居に「(ニューとの)ギャップが新鮮!」と大絶賛。デレデレな4人を前に、ちょっぴり照れ気味な中澤の姿がそこにはあった。

 また、会沢はペクティリスのボイスを紹介するも、普段前向きな彼女にしては意外な、後ろ向きな言葉に新鮮さを感じるとメンバーが口をそろえる。その理由として、彼女が前向きになる前の設定のセリフと説明されると、星谷・和泉が「それを今聴けることがエモい!」と口を揃えて感激していた。

 なお、11月24日には本作のイベント“ゼクストリーム 2019.WINTER in 秋葉原”がベルサール秋葉原にて開催されることが決定。シークレットライブでは、その中のミニゲームコーナーを体感できる「SHiFT大ルーレット大会!」を実演した。各キャラクターが5等分に描かれたルーレットをDアライ氏が回し、観客は入場時に自分の申し出た推しキャラクターに色を合わせて配布されたサイリウムを手に、各キャラへ声援を送っていく。もちろんただ回して止めるだけではなく、各人が止まった際の公約を公言。そのなかでも今回はミーリィにストップ! というわけで、「みーんな私のこと、もっと大好きにさせてあげるよ♪」との事前の公約通り、和泉がミーリィとしてさらにキュートさ全開のボイスをアドリブで披露。会場にさらなる歓声をもたらしていた。

 さて、イベントも終盤に。“ゼクストリーム”の会場で1stアルバムが発売されることを告知すると、そのなかから「SHiFT!! ~夢を描こう~」のMVを上映。この日は1コーラスのみの上映となったが、ぜひ発売された際にはゲットしてフルサイズを楽しんでいただきたい。

 上映後はMV収録時を5人で振り返り。テーマパーク好きの中澤が場所のかわいさに興奮していたと語ったが、星谷が「実は結婚式場」と明かす。また、噴水を背にしたカットでは、後列に位置取った3人の背中が実はずぶ濡れだったというエピソードも飛び出すなど、裏話満載のトークが展開されていった。

 そして会沢が「MVも、応援してくださる皆さんのおかげで作り上げることができました。そんな大好きなみなさんにこの曲をお送りします」と語り、アルバムに収録される新曲「キミが大好きだよ」をラストナンバーとして披露。5人縦に並び、順番に頭サビソロを執ってスタートすれば、序盤は中澤がソロ歌唱する傍らで、他4人はスクエア状のフォーメーションでキュートに跳ねまくる。また、Bメロの会沢のソロ中には、他4人の手の振付が実にしなやかで美しいものに。タイトルにも用いられた「キミが大好きだよ」のフレーズでは全員が指でハートを描いたりと、歌詞に乗せた振付でもメッセージを届けつつ、大サビでは全員キラキラの笑顔でフロアをノセながらの歌唱。最後まで、自分たちのステージをやりきってみせた。

 歌い終わって、ひとりずつこの日のステージへの感想。各キャラクターからのメッセージを“伝言”のような形で発し、続いて自身の感想を次々述べていくと、最後はリーダーの会沢が「1st(アルバム)だけで終わりたくないです!」との強い意気込みも発して、二度目のシークレットライブを締めくくったのだった。

 そして今回は、ライブ終演直後のSHiFTに直撃! この瞬間ならではの生の感想から、コンテンツ・ユニットのこれからについても語ってもらった。

久方ぶりのシークレットライブ、その感触について5人が語る

――2ndスペシャルミニライブ、お疲れさまでした! まずは今の率直なお気持ちをお伺いできますか?

春村 今は「やりきったな」っていう思いですね。ダンスの練習を沢山したので、その成果をみなさんにお見せすることが出来て、すごく嬉しかったです。

――お客さんの反応、どのように感じましたか?

春村 ありがたいことに、沢山の声援を聞くことが出来ました。それに、サイリウムを振ってくれるのもすごくよく見えて……嬉しかったです。

和泉 今日は、最初の曲のときから結構リラックスして披露することができたので、一緒に振付を踊ってくださってる方がステージから見えて。いつも応援してくださる方のおかげで、こうやって活動させていただけてるんだなっていう思いが強くなりました。

星谷 私も、お客さん一人ひとりの顔をちゃんと見れるようになって、いつも“ゼクストリーム”とかイベントに来てくださっている方を何人も見つけられてすごく嬉しかったです。そんななかで新曲も披露したんですけど、初披露のはずなのにお客さんがすごく盛り上がってくださっていて。メンバー同士の絆もなんですけど、お客さんとのつながりもすごく感じられました。

和泉 それと、今日はトークの部分でキャラクターについてのお話をいっぱいさせていただきました! キャラクターについてのお話はずっとしたかったことなので、キャラクターを伝えるという意味でも一歩前進できたな、という思いがあります。

会沢 今年1月に初めてSHiFTの5人でライブさせていただいたのが今回と同じ会場だったのもあってか、「ユニットになったな」って感じました。1月のときはまだメンバー同士も会ったばかりでしたし、お客さんも曲を知らない状態で。でもライブを重ねるごとに団結力も高まってきましたし、お客さんが曲を覚えてくださったおかげもあって盛り上がりも増してきているんです。なので、成長も、会場の一体感も感じました。

中澤 その「ユニットになった」っていうのは、私もすごくわかります。自分自身が1st(シークレットライブ)のときは覚えた振り付けをただやるのに精一杯で、あまり記憶がないぐらいだったんですけれど、今日はちゃんとお客さん一人ひとりの顔を見ることができたんですよ。そこで1stライブ以降の、イベントでのミニライブなどの経験を通じた成長も実感できた、楽しいライブになりました。

――ステージ上でも『Z/X Code Over Boost』のお話がありました。みなさんプレイされていかがですか?

星谷 収録は結構前だったので「いつリリースするんだろう?」ってずっと楽しみにしていたんですけど、アニメの初回放送当日にリリースしたので、すごくびっくりして! しかも、始めたらリセマラすることなく、自分が演じているゾンネちゃんが手に入ったんですよ! ちょうどピックアップされていたのもあったんですけど、ちゃんと編成して日々戦ってます。

会沢 私もリセマラ1回で出ました。ペクティリスちゃん。

和泉 すごい! SSRなのに……。

会沢 しかも、ピックアップもなくてすごく出にくいのに、10連じゃなくて単発で出て。

星谷 私も、チケットで出た!

会沢 そう! 最初にもらえたチケットで出て、もう「うわぁぁー!」って叫んじゃいました(笑)。

和泉 ……全然出なかったよね?

中澤 出ない。私、たぶんもう20回はやってる(笑)。

和泉 私も、1日何回もやり続けるのを何日も繰り返してようやく1キャラ出て、ちょっと諦めましたね……(笑)。でもみんなかわいいから、ぜひいろんな方にやってほしい! 絶対ひとりは好きな子いるから。

――プレイしての楽しみもたくさんあると思います。

和泉 ありますね。できることも多いですから。お庭で歩かせて……。

星谷 それでプレゼントもらえるのも嬉しいよね。

会沢 それに、ただ進めるだけじゃなくて、クエストもあるから。

星谷 私、サービス開始のときから(ゲーム内で)イベントが開催されてたのがすごく嬉しくて。素材集めまくりましたもん(笑)。

和泉 それにゲームのプレイ自体も簡単ですし、オートで戦闘もやってくれるんですよ。「あ、終わったな」と思ってゲームを見たら、ちゃんとドロップ報酬を持って戻ってきてくれてるんです。

春村 なので、空いた時間にも簡単にできるので、まだプレイしたことのない方はぜひやってみてください!

5人がこれから、SHiFTとしてやってみたいこととは!?

――そして、この秋の『Z/X』といえばTVアニメ『Z/X Code reunion』の放送です。春村さんと星谷さんは出演もされていますが、実際動いているキャラクターをご覧になっていかがですか?

星谷 感動しました!  自分のキャラクターももちろんですけど、今までカードでずっと好きだったりデッキで使ってきたキャラクターが動いて喋ってることに、感動が止まらないです。

春村 完全同意です(笑)。推しが喋ってるのはうれしいよね。

星谷 いやぁ、幸せの極みですね。

――ご自身がお芝居したキャラクターが動いているというのもありますし。

春村 そうですね!

星谷 私はいつも(東雲)纏ちゃんに抱えられてる、黒の世界のトーチャーズのゾンネちゃんを演じさせていただいているんですけど、喋ってなくてもいつも画面にはいるんですよ。それがめちゃくちゃかわいくって! ただ、腕立てのときに纏ちゃんの背中に乗ってるのは、ちょっと重そうだなって思います(笑)。

春村 私が演じるアムリタちゃんも、画面のいろんなところにすごくちょこちょこ登場しているんですけど、ゾンネちゃんとは逆に「アムリタちゃんが映っているシーンでは、かならず声を出す」ということを意識していたんです。そうしたらそれを、結構採用してくださっていて……すごく遠くにアムリタちゃんがいることもあるんですけど、私自身もアニメの放送を通じてそれを見つけられるのが、すごく楽しみです!

――遠いところにいるときは、録り方を変えたりもするんですか?

春村 変えるときもあります! ちょっとごろごろーってしてたり、遠くでにゃーって言ってたりといろいろこだわっているので、そういうところにもぜひ注目していただけたら嬉しいです!

――一方、その他お三方はいかがでしょう?

中澤 私、カードゲームがもとになったアニメって聞いたとき、最初は「え、アニメでカードゲームするの……?」って思ってたんです。でもアニメはアニメの世界線でのお話で。私みたいにカードゲームに難しさを感じちゃうような人でも楽しんで見れるものになっているんですよ。

会沢 うん。初心者でも楽しめる作品なんだよね。

和泉 それに、私自身もまだ『Z/X』の勉強を始めたばかりなんですが、アニメオリジナルの子たちもいっぱいいるなか、よくカードで見る子がすごく強いっていうポジションで出てるのが、勝手ながらすごくうれしくて。新参者の私が言うのもなんですけど、『Z/X』をここまで作り上げてきたみなさんの作品愛が、観ているだけでもすごく伝わってくるんですよね。

会沢 あと、アニメの途中に流れるCMで、SHiFTの曲を使っていただいているんですよ! そこもアニメを観つつ、楽しんでいただきたいポイントです(笑)。

和泉 なんだか「私たちも仲間です感」があって、すごく嬉しかったよね。

――最後に、みなさんが今後ライブでやってみたいことをお教えいただけますか?

会沢 “ライブで”と言いますか……「SHiFTのライブ」をやりたいです! 今までは、イベントの中とか“シークレットライブ”だけだったので。それを実現させられるぐらいに成長していきたいですし、曲も増えていってほしいなと思います。

星谷 そのなかで、SHiFTとしても羽ばたいていくために、今までにやっていないことにも挑戦していきたいですよね。実際には私たちが前に出てはいますけど、私はSHiFTのキャラクターがすごく好きなので、アグリィちゃんとして演じたくて。MCパートで朗読みたいに、みんなでキャラクターの掛け合いをやってみたいんです。だからこそ、さーやんが今言ったように「SHiFTのライブ!」って大々的に銘打ったものを、私もやりたいです。

和泉 私はライブ以外のところも巻き込んだ話になるんですが、一人ひとりの曲ができたらいいなって。たとえばミーリィちゃんは、みんなに名前をコールしてもらいたいと思うんですよ。ほら、「いちばんかわいい?」

一同 「ミーリィ!」(笑)

和泉 みたいな(笑)。その他にもウェーブとか、お客さんを巻き込んで一緒に盛り上がれるライブをやりたいですね。

中澤 あと、もし曲が増えていったら、マイクスタンドをひとり1本ずつ立てて歌うような、ちょっと大人っぽい曲をライブでやりたいです。

会沢 うん。いろんな方面のSHiFTを魅せていきたいよね。

中澤 それ、実現できたらすごくかっこいいと思うんですよ。

――キャラクターとしても、想像できる子も未知数な子もいますし。

中澤 なので、ぜひやってみたいんです。シークレットじゃない、3rdライブくらいに……。

星谷 遠いよ!(笑) でも、頭の中ではもうやること確定なんだ。

中澤 そう。3rdライブぐらいがいいかなって(笑)。

春村 そうやって曲が増えていったら、たとえばしっとり系の曲とかのような楽曲だったり、SHiFTの色々な面が見せられる歌が歌えたら嬉しいです!

――プリズムはどんな歌をうたいたい?

春村 ちょっと電波っぽい歌がいいかも。コール&レスポンスとか入れてもらう曲になっても楽しそうだし。逆に、たとえばニューちゃんとかにはしっとり歌ってもらいたいなぁ。あと、ペアでのユニット曲とかもできたら、楽しそう!

会沢 そうだよね。曲はいっぱいほしいので、ブロッコリーさんお願いします!(笑)

一同 お願いしまーす!


 イベントのラストでは11月24日開催の「ゼクストリーム 2019.WINTER in 秋葉原」への出演が発表されたが、その「ゼクストリーム」ではなんと、公式サイトのオープン、1stライブの開催決定と盛りだくさんの内容が解禁された。さらに経験を重ねて成長し続ける彼女たちに、今後もぜひ注目してほしい。

 SHiFT 公式サイト
https://www.zxtcg.com/shift/

text=須永兼次

《超!アニメディア編集部》
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