「もし、“個性”が持てるとしたら、どんな能力を使ってみたい?」TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』にてビッグ3を演じる新垣樽助・上村祐翔・安野希世乃のビッグ座談会!「食べる系の“個性”はいいですよね。」【インタビュー】 | 超!アニメディア

「もし、“個性”が持てるとしたら、どんな能力を使ってみたい?」TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』にてビッグ3を演じる新垣樽助・上村祐翔・安野希世乃のビッグ座談会!「食べる系の“個性”はいいですよね。」【インタビュー】

2019年10月12日より第4期が放送スタートするTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』。現在の雄英生のなかでトップの実力を持つ通称「ビッグ3」の通形ミリオ・天喰環・波動ねじれの3人。第3期終盤に登場した彼らは、第4期で …

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 2019年10月12日より第4期が放送スタートするTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』。現在の雄英生のなかでトップの実力を持つ通称「ビッグ3」の通形ミリオ・天喰環・波動ねじれの3人。第3期終盤に登場した彼らは、第4期でデクたちをを支え、助け、そして共に戦ってくれる。そんな彼らを演じるキャスト3人に、作品についての魅力やキャラクターについて熱いトークをしてもらった豪華座談会が、現在発売中のアニメディア10月号に掲載中。「超!アニメディア」では、本誌記事内ではお届けしきれなかった部分も含めたロング版をお届けする。


――みなさんが演じる雄英高校ビッグ3は第3期の第62話からの登場でした。第4期では、メインとなって活躍しますが、まず本作に対する印象を教えてください。

新垣 雄英高校の少年少女たちが成長していく姿が描かれていて、すごく熱く、感情移入もしやすい物語だなと思っていました。アフレコに入ってからは、原作に負けない熱量でキャストのみなさんが作品に命を吹き込んでいたので、最初にスタジオに入った時は緊張感がありましたね。自分のアフレコ後は達成感もあり、すごく刺激を受けられる作品です。

上村 アニメが第4期まで続くほどの人気作品ですから、その作品に参加させていただけるというのがうれしかったです。アフレコでは、ヒーローたちと同じように「全力で臨むぞ」という気持ちになれるんです。作品に人を奮い立たせるようなパワーがあるんだなと感じていますし、スタッフやキャストのみなさんの熱量があってこそ、こんなすばらしい作品ができているんだなと改めて感じました。

安野 原作はアメコミっぽさもありますが、友であり同志がいて、ライバルがいて、強敵が現れて、成長するというのは「週刊少年ジャンプ」らしい、ザ・王道の少年マンガだなと感じました。それでいて、個性のぶつかり合いや切磋琢磨していくところがとてもていねいに描かれていて、この作品を手に取るであろう少年少女たちに向けてのエールが込められているなと思いました。まだ読んでない方にはぜひ読んでみてほしい作品です。


――ミリオ・環・ねじれについて、どんな印象がありますか?

新垣 ミリオはとにかく明るいですね。周囲の人たちへの愛情や思いやりが表に出てくるときに空回りしているのかな?と思うくらいの明るさが出るんですが、それだけではなく、彼はすごく努力の人なんです。ここに至るまでに苦しみや挫折を味わってきているからこそ、演じている僕からしても親近感がわきますし、尊敬の念も抱かせるような魅力があるなと思います。

上村 ミリオは愛されるキャラクターですよね。本人がほかの人たちに愛を持って接しているからこそ、人を引きつけられる。この人に付いていけば、自分も強くなれるんじゃないかと思わせてくれる、そんなキャラクターだと思います。

安野 私はミリオとオールマイトって、似ているところがあるなと思うんです。「ヒーローである俺が行かなければどうするんだ」という気持ちをふたりともが持っている気がして。言葉で語るより先に身体が動くというところがすごく素敵だなと思います。それでいて、考えることが必要なシーンではきちんと踏みとどまれるところもいい。まさに、ミリオは生粋のヒーローだと思っています。

――環についてはいかがですか?

上村 メンタルが弱くてすぐにへこんじゃうようなかわいらしい面が目立つんですが、それでも彼は雄英高校のビッグ3なんですよね。それがすごいなと思いました。根はいいやつですから、ミリオのことを気にかけて大事にし、第4期では先輩として後輩たちにヒーローとは何かを伝えていこうと模索するところもあり、かっこいい部分も見えてきます。行動の振り幅が大きいのでひと言では語れませんが、かわいさもかっこよさも持ち合わせているキャラクターです。

安野 たしかにかわいいですよね。

上村 第3期だとまだ壁と友達になっている感じしかなかったですけど(笑)。

新垣 ネガティブになっちゃうのは、環の思考のクセみたいなものだから、もうそれ自体が魅力的なんですよ。強くて、能力もあるのに、完璧じゃないところに人間味を感じます。それでいて小さい声だけど言うことはちゃんと言うし、必要なこともわかっている。そのアンバランスさは環らしいところですよね。

安野 天喰くんは、3人の中では一番ちゃんと引いたところから全体を見られると思うんです。3人で前中後を決めるとしたら、ねじれは絶対に一番前。何も考えずに前のめりで飛び出しちゃうタイプなんです。ミリオはバランス良く、必要であればダッシュで助けに行ける真ん中にいてくれる。天喰くんは、それをちゃんと戦況を判断しながら見守っていてくれそうだなと。

上村 環はオールラウンドな感じがしますよね。

新垣 食べたものによって、戦い方も変えられるからね。

上村 そうですね。役割もその都度変わるのかもしれません。

安野 頭も使いますよね。その点ねじれは「えーい! オー!」しか戦い方がないので(笑)。

――そんなねじれについての印象は?

安野 好奇心旺盛な彼女の性格こそが、一番の魅力であり、強さの源だと思っています。「なんで? なんで?」と好奇心を振りまいて生きているけれど、相手の答えは待たない(笑)。立ち止まっていられないエネルギッシュさが彼女の“個性”の強さにもつながっているので、すごく強い子だなと思っています。アフレコでは音響監督の三間雅文さんから「子どもだと思って演じてほしい」と言っていただいたんですね。好奇心旺盛で手がかかるけれど愛くるしい、それゆえに表現する際には四苦八苦していますが……。

新垣 ねじれちゃんって、ミリオや環と一緒に歩いていたとしたら、まっすぐ歩くふたりの周りをくるくる回りながら移動するようなイメージですよね。「ねえねえねえねえ」ってずっと声をかけているような。

安野 じっとはしていませんよね。

新垣 そうだよね(笑)。本当にかわいらしいと思うし、それでいて大事なときには無駄なことは言わないんですよね。第4期には核となる大きな戦いも待ち受けているんですが、そこで彼女の言うたったひと言が、すごく思慮深いなと感じていて。実はものすごくやさしい人なんだろうとも思っています。

上村 ねじれのポジティブさは、環からするとありえないくらいのことなんですが、彼女の絶対的に前のめりな感じが、多くの人に受け入れられているのはわかる気がするんです。とにかくいつも突っ走って表情がころころ変わるところはとてもかわいいし、それだけでもみんなを引きつける魅力があるんですよね。環やミリオも「ねじれのやることだから」みたいな暗黙の了解があって、それがいい感じだなと思います。

安野 私としてはミリオや天喰くんのような理解者がいてよかったです(笑)。

――演じる際にはどういったことを心がけていますか?

新垣 ミリオは劣等生からスタートして、それを努力によって克服し、ビッグ3になった男なので、個性の強い面々のなかでは“普通”なんだと思うんです。なので、普通であることを意識しつつ、邪魔だと思われている能力を武器にまで磨き上げた泥くささはなくしたくないなと思いながら演じています。そして第3期で、1年生たちに“個性”はどう使うかが大切なのだと身をもって教えていましたような、強さもきちんと演じたいですね。

上村 環はボソボソと話すキャラクターなので、あまり距離感は考えずに、独り言のようになってもいいのかなと思いながら演じています。基本的には“落ち込んでいよう”と思いながら演じているのですが、人との会話の中でいじられるときには、ちゃんと相手のセリフを聞いて、それから気持ちを作るようにしています。彼のネガティブさをどこまで引き出せるか、どれだけマイナスからスタートできるかが、僕としては挑戦ですね。

安野 先ほどもお話ししましたが、ねじれは演じるのが本当に難しくて。彼女は子どもっぽいだけではなく、人の話を聞いていないだけでもなく、人に興味がないわけでもない。相手に向かっていくエネルギーはずっとあるんですよね。ただ、暴走しちゃってうまくキャッチボールが成立していないだけなのかなという考えに至りました。そうなると、彼女の場合、普通の感覚での受け答えが通用しないんです。一旦普通の感覚を捨てて、キャッチボールも投げっぱなしで、マグロみたいに止まったら死ぬかも、くらいの勢いで止まらない好奇心を発散し続けるのが彼女らしさかなと。天喰くんのスタートがマイナスなら、ねじれはつねに「気持ち200%」からのスタートの気持ちで演じています。

――現時点でビッグ3以外に気になっているキャラクターはいますか?

新垣 相澤先生ですね。怒るとちょっと怖いですが、生徒たちのことをめちゃくちゃ大事にしているし、第4期でデクにかける言葉にも愛情が満ちていてすごく好きです。

上村 僕は切島くんです。インターンでは環と一緒に行動をするんですが、暑苦しい感じがありつつも、気持ちをちゃんと行動にしているところが、すごいなと思います。僕個人としては、1年生ながらにとても熱いハートを持った男がいるのが楽しいです。

安野 私、ファットガムのカラッとした性格が好きです。食べ続けなければ個性を発揮できないという制約があるなかでも、それをしっかりと受け入れた上で、自分なりの“個性”を生かしたアプローチでプロヒーローとして活躍しているところがすごくかっこいいなと思います。

――もし、“個性”が持てるとしたら、どんな能力を使ってみたいですか?

新垣 今ちょうどお昼をいただいたあとなので(笑)、何を食べても自分の好きな味にできる“個性”がいいですね。

安野 お米なのにステーキの味にできるとか?

新垣 そうそう。フランスにある有名店の料理の味がお米からするみたいな。

安野 自分のためだけの“個性”ですね(笑)。

新垣 僕はヒーローになろうとは思っていないんですよ。豊かになった心で、人助けをしたいと思います。

安野 私は、天喰くんの“個性”がほしいんです。使いようによっては最強だと思うんですよ。

新垣 家に馬肉を置いておくと、遅刻しそうなときに素早く移動できるね(笑)。

上村 食べる系の“個性”はいいですよね。僕は、パッと思いついたのは、食べても太らない“個性”。体型が変わると困ることがあるので、いっぱい食べていっぱいおいしい思いをして、幸せに過ごしたいですね。

新垣 もしかしておなかすいている?

上村 お昼ご飯はいただきました(笑)。

――第4期も放送目前です。読者にメッセージをお願いします。

新垣 4期ではミリオがデクくんに「君はどんなヒーローになりたい?」と声をかけるシーンがあります。本編は、ヒーローを目指す彼らがどんな自分になりたいかを探す物語にもなっていくので、それぞれのキャラクターの生き方や、その過程を見ていただきたいです。そして、自分の気持ちを重ねられるキャラクターを見つけて、感情移入しながら楽しみ、元気になってもらえたらと思います。

上村 登場人物は、みんな過去や葛藤と向き合って、それを乗り越えて敵<ヴィラン>と戦っていきます。乗り越えるのは簡単ではなく、激しい叫びや心の中にある塊を全力で出していかなければなりませんが、この作品を見て自分が壁にぶつかったときに、乗り越えていけるんだということを感じてもらえたら本当にうれしいです。僕個人としては、役を通して観てくださる方を勇気づけられるように、全力で頑張ります。

安野 この作品は、私ももっと子どものころに出会っていたかったと思えるほど、すごく素敵な作品です。大人として、この作品に参加し、皆さんにメッセージを届けられることが本当にうれしいですし、第4期ではデクくんがミリオと歩きながら、ヒーローらしい表情を見せてくれるシーンもたくさんあります。デクくんにとっても、そして仲間たちにとっても、とても大切な一幕となっていますので、みんなの成長を見つめていただけたらと思います。

取材・文/野下奈生(アイプランニング)

<プロフィール>
【しんがき・たるすけ】6月18日生まれ。沖縄県出身。マウスプロモーション所属。主な出演作は『テニスの王子様』シリーズ 木手永四郎役、『消滅都市』エイジ役など。

【うえむら・ゆうと】10月23日生まれ。埼玉県出身。劇団ひまわり所属。主な出演作は『ヴィンランド・サガ』トルフィン役、『文豪ストレイドッグス』中島敦役など。

【やすの・きよの】7月9日生まれ。宮城県出身。エイベックス・ピクチャーズ所属。主な出演作は『冴えない彼女の育てかた』加藤恵役、『スター☆トゥインクルプリキュア』天宮えれな / キュアソレイユ役、『マクロスΔ』カナメ・バッカニア役など。

〈TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第4期〉
<ストーリー>
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、笑顔で人々を救ける最高のヒーローになることを目指して、クラスメイトたちと試練の毎日を過ごしていた。
林間合宿での敵<ヴィラン>連合による襲撃事件をきっかけに、オールマイトは宿敵オール・フォー・ワンと激突。オール・フォー・ワンを倒すものの、オールマイトは力を使い果たし、プロヒーローを引退。デクはオールマイトの意志を継ぎ、最高のヒーローになることを改めて決意する。新たな必殺技を修得したデクは、難関の「プロヒーロー仮免許取得試験」に挑戦。全国から集まったライバルたちに立ち向かい、見事試験に合格し、“最高のヒーロー”にまた一歩近づいた。
そして、次なるステージは、プロヒーローの下での「インターン活動」。そこでデクは、新たな“脅威”と、新たな“使命”に出会うことになる―!

<スタッフ>
原作:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
総監督:長崎健司 監督:向井雅浩 シリーズ構成・脚本:黒田洋介(スタジオオルフェ) キャラクターデザイン:馬越嘉彦 音楽:林ゆうき アニメーション制作:ボンズ

<キャスト>
緑谷出久:山下大輝 オールマイト:三宅健太 爆豪勝己:岡本信彦 麗日お茶子:佐倉綾音 飯田天哉:石川界人 轟焦凍:梶裕貴
切島鋭児郎:増田俊樹 蛙吹梅雨:悠木碧 八百万百:井上麻里奈
通形ミリオ:新垣樽助 天喰環:上村祐翔 波動ねじれ:安野希世乃 サー・ナイトアイ:三木眞一郎  オーバーホール:津田健次郎

アニメ公式サイト
http://heroaca.com/

アニメ公式twitter
http://twitter.com/heroaca_anime

アニメ公式Instagram
http://instagram.com/heroaca_insta

(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

《超!アニメディア編集部》

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