10月5日(土)から土曜日にお引越しを果たした国民的TVアニメ『クレヨンしんちゃん』に、『科捜研の女』から主役・榊マリコを演じる沢口靖子が出演することが明らかとなった。 マリコ役で声優に挑戦し、しんのすけとの異色コラボが実現しまた。
■『科捜研の女』と初コラボ! 沢口靖子が榊マリコ役で登場!!
10月17日(木)より秋シーズンに突入する『科捜研の女 season19』。今年度は1年間に渡り、京都の四季の自然と情緒をたっぷり織り交ぜながら放送するという、番組史上初の試みを展開し好評を博している。さらに主演の沢口靖子が、これまでのイメージを大胆に覆してYouTuberとして活躍するなど、ユニークな動画をアップしていくYouTube企画「沢口サーズデイ」でも大きな話題を呼んでいる。
そんな『科捜研の女』と、土曜日の午後4時30分~午後5時へ放送時間帯を移動して、さらにパワーアップした『クレヨンしんちゃん』が、今回、初コラボすることとなった。出演するのは、『科捜研の女』で大活躍する主人公・榊マリコを演じる沢口靖子。榊マリコ役として、声優を務める。
『科捜研の女』は今年で放送20周年を迎え、『クレヨンしんちゃん』は28年目に突入と、共に長い歴史を誇るテレビ朝日きっての看板番組。満を持して実現となった今回の『科捜研の女』×『クレヨンしんちゃん』による夢のコラボは必見である。
今回放送するショートアニメは、沢口演じるマリコが、野原しんのすけにかけられた“ある疑い”について“科学的に検証する”という内容。しかも事件を解決するカギとなるのは、榊マリコ史上初めてとなる証拠なのだという。
■マリコとして初挑戦のアフレコで「面白くなって…」と微笑み、スタッフは美声にうっとり!!
収録当日、沢口が優雅に登場するやいなや録音ブースは一気に華やかな空気につつまれた。さっそくはじめた発声練習から、すでに完全な榊マリコが出現した。沢口の、1ミリもぶれない堂々たるマリコぶりは圧巻だ。ドラマ『科捜研の女』から飛び出してきたマリコの麗しい声に、その場にいた全員が息をのんで聴き入ることに…。
そして本番がスタート。監督との真剣なやり取りで細やかな調整を繰り返しながら、今度は榊マリコが、『クレヨンしんちゃん』の世界へ。沢口の巧みな声の演技により、録音は予定していた時間よりぐっと早いスピードで終了した。収録を終えた沢口の顔はほころび、「自分でやっていて、面白くなってしまった」といたずらっぽい微笑みを浮かべた。
■互いを意識したコーディネートでご対面! 異色の追いかけっこに発展!?
この日、沢口が身につけていたのは黄色いシャツ。しんのすけがいつも履いている半ズボンを意識して、カラーコーディネートをしてきたのだそう。そんな沢口の元へしんのすけが「イエーイ、靖子おねえさん、はじめまして~」と、パワー全開で陽気に登場した。
『科捜研の女』をイメージした白衣姿で登場したしんのすけ。その下からのぞくいつもの赤いTシャツには、なにやら黄色の縞模様が。よく見れば「KEEPOUT」の文字――これまたドラマにちなんで規制線を象った模様が入っていたのだ。互いのトレードマークを服装に取り入れた2人は笑顔で対面を果たした。その後、沢口に「オラを科学鑑定してして~」とリクエストするなど、終始デレデレした様子のしんのすけ。すると沢口が、そんなしんのすけから突然ぱっと逃げ出して追いかけっこに発展するなど、普段なかなか見られない茶目っ気たっぷりな姿を披露してくれた。これにはしんのすけも、「靖子おねえさんに会えてとってもとっても嬉しかったゾ。ドキがむねむねしっ放しだったぞ~」と喜びをはじけさせていた。
沢口靖子演じる榊マリコと、しんのすけが大活躍するショートアニメ『科捜研の女だゾ』は、10月12日(土)午後4時30分からOA。しんのすけにかけられた嫌疑とはいったい? そして、榊マリコはいったいどのように事件を解決するのだろうか…!?
★沢口靖子(榊マリコ役)からのコメントが到着
――『クレヨンしんちゃん』の印象を教えて下さい。
しんちゃんは、やんちゃで好奇心旺盛、時々大人にぴしっと本音を言うところが魅力で、面白いキャラクターだと思います。描かれる内容も、とても身近でほのぼのしていて、たいへん見やすく共感できるものばかりです。くすっと笑える場面も多く、それがあんなにも長く支持されている理由のひとつではないでしょうか。
――『科捜研の女』×『クレヨンしんちゃん』コラボをはじめて知ったときのお気持ちは?
しんちゃんとマリコがどう対面するのか想像したり、マリコがアニメになることにワクワクしたりしていました。すごくかわいく描いていただいて、ありがとうございます!
――今回のアフレコと、アニメキャラクターになった榊マリコについて感想を教えて下さい。
アフレコは、できあがっている映像の口元にセリフを合わせていくのが、普段のお芝居とは違い難しいですね。なるべく体を楽にして、会話をするように心がけて臨みました。
『クレヨンしんちゃん』の世界にマリコが溶け込んでいるのが嬉しかったです。まるで最初から参加しているような気分でした。自分でやっていて面白くて、録音が終わってから笑ってしまいました。事件が起きたら、またいつでも呼んでください!(笑)
――野原しんのすけと対面されて、いかがでしたか?
今日は、元気いっぱいのしんちゃんに会って高いテンションをもらい、私も一緒に熱くなりました。やはりトレードマークの赤いTシャツ・黄色い半ズボン姿だったんですが、実は私もしんちゃんカラーの黄色で、コーディネートをしてきたんです。しんちゃんも、キープアウトの文字の入ったTシャツと白衣を着て科捜研に合わせてくれ、とても嬉しかったです。
一緒に過ごして、うーんと歳の離れた元気一杯の弟ができた気分になりました。
――野原しんのすけは“嵐を呼ぶ5歳児”ですが、沢口さんは5歳の頃、どんな子でしたか?またご自身としんのすけに共通している点はありますか?
私が5歳のころは、3歳違いの兄の後ろについて、いつも一緒に遊んでいました。時には泣かされちゃうこともありましたけれど…(笑)。兄の影響を受けて、活発な遊びもよくしていました。
印象に残っているのは、お友達の家で芝生の斜面をダンボールに乗って滑り降りたり、池でいかだに乗って全身ビショビショになったりしたことです。そんなアクティブな子ども時代でした。
野原家は、すごく素敵な家族ですね。私も2人兄妹の4人家族で、両親にはのびのびと育ててもらったんですが、そういうところが、野原家と似ているのかなと思いました。
――今回の『科捜研の女』×『クレヨンしんちゃん』コラボと、『科捜研の女』秋シーズンを楽しみにされているみなさんへ、メッセージをお願いします!
『科捜研の女』はいよいよ秋クールに突入します。黄色や赤の紅葉に彩られていく京都を舞台に、科捜研や捜査陣を驚かせる事件が起きますので、どうぞご期待ください!
また今回のコラボで、私は、しんちゃんのあるものを鑑定しました。果たして真実は突き止められるのでしょうか…? 楽しみにしてください!
TVアニメ『クレヨンしんちゃん』公式サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/shinchan/
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK