声優・金子有希がドラマCDと歌唱CDの原案を務めるプロジェクトが始動! クラウドファンディング企画も実施 | 超!アニメディア

声優・金子有希がドラマCDと歌唱CDの原案を務めるプロジェクトが始動! クラウドファンディング企画も実施

声優・歌手として活躍する金子有希による、クラウドファンディングを使ったオリジナルプロジェクトが2019年9月3日よりスタートした。  本プロジェクトの内容は子供の頃から物語を考えることが大好きだったという彼女が書きとめ …

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 声優・歌手として活躍する金子有希による、クラウドファンディングを使ったオリジナルプロジェクトが2019年9月3日よりスタートした。


 本プロジェクトの内容は子供の頃から物語を考えることが大好きだったという彼女が書きとめていた物語の”ドラマCD化”。彼女に縁(ゆかり)のある豪華クリエイター陣・声優陣を迎え、「金子有希ワールド」を展開する。リターン品としてはドラマCDのほか、支援する金額によって、ガイドブック、音楽CDやサイン付きブロマイドなどが予定されている。実施期間は2019年11月29日(金)18時まで。この度、企画が立ち上がった経緯や本プロジェクトへの意気込みを本人にうかがったインタビューが到着したので、紹介する。

クリエイター陣・キャストなどの詳細はこちらhttps://www.makuake.com/project/hikarunekotsume/


――今回の企画が立ち上がったきっかけは?

 私は小学生のころから物語を考えるのが好きで、ことあるごとにメモをして書きとめていたんです。誰にも見せるつもりはなかったのですが、一緒にラジオ番組『文化放送 超!A&G+ 和田昌之と金子有希のWADAX Radio』をやっているエクスアーツの和田昌之さんにひょんなことで見てもらったら「面白いから形にしてみたら?」と言っていただいたのが始まりです。
 その後は特に大きな動きはなかったのですが、ラジオに来て下さるゲストの方がクラウドファンディングをされていたり、事務所の先輩や後輩がクラウドファンディングを活用しているのをみて「私も挑戦してみようかな」という想いがふつふつと強くなってきました。携わってくださる方が増えてきて、プレッシャーがすごかったのですが、無事に始めることができてよかったです(笑)。

ーーオリジナルの物語は小さいころから書かれていたんですね。

 小学生の時「なぜ月に兎がいるのか」という話を思い付き、その後も戦記物や宇宙物など、様々なものを考えました。どれもファンタジー物であまりにも壮大すぎて、ドラマCDに収まらないなと思いました。今回選んだ作品はドラマCDにしたときに一番映えるものを・・・と思い、周りの方とも熱い意見をぶつけ合わせて、原案を具体的に作品の形にしていきました。

――数あるクラウドファンディングサービスのなかで『Makuake(マクアケ)』さんを選んだ理由は?

 実は、とある集まりでたまたまお隣の席になったのがMakuakeの関係者の方で。これもなにかのご縁だと思い、お願いさせていただきました!

――クラウドファンディングという方法に対して、正直不安のようなものはありませんでした?

 そうですね……。創作が好きなので、作ることに関して不安はなかったのですが、制作費の予算の立て方やCDにして皆さんにお届けするための段取りなどの経験がなかったので、誰かに手伝ってもらいたいという想いがありました。
 クラウドファンディングもその手段のひとつだと思いますし、特に抵抗のようなものはなかったです。皆が応援してくれるのか!というところに関してはドキドキしています(笑)。

――作品化を実現させるためには、様々なクリエイターさん、キャストさんへの手配が必要かと思いますが、そのあたりは?

 クラウドファンディングを始めるうえで、事務的な部分に関してはお世話になっている知り合いの方に協力していただいているのですが、作品を作り上げるうえで必要な方々は、私からお声がけさせていただきました。
 例えば、イラスト担当の漫画家よしだもろへ先生は私のオタク仲間だったり(笑)、昔からよくしていただいている方も多いんですね。あとはお仕事でよくご一緒している方も多く、皆さんふたつ返事でOKしていただいて。おかげさまで素晴らしい人が集まってくださいました。

――オファーするうえで印象的だったエピソードはありますか?

 私が描いた絵を元に、よしだもろへ先生が描き直してくださったのですが、先生からあがってきたイラストを見てすごく感動したのを覚えています。「こんなにかわいく、美しくなるんだ!」と。私は元々80年代のアメリカで流行った絵の色合いが好きで、今回はその意向も汲んだタッチになっています。 
 まだ確定したわけではないのですが、リターン品として「ファンブック」のようなものを作る予定でして。ちょっと恥ずかしいですが(笑)、そこで私の絵と先生の絵を載せられたらいいな、と思っています。


――脚本を担当されている長濱貴一さんにオファーを出された理由は?

 長濱さんとは、文化放送のラジオドラマ番組『青山二丁目劇場』でご一緒したことがありまして。一度原作があるものを脚本に起こされていて、私もその作品に出演したことがありました。そのことが強く印象に残っていたので、今回「信頼の長濱さんにぜひ!」とお願いした次第です。

――OPED曲は渡部チェルさんが担当されます。

 実はツイッターで「金子原作のドラマCD企画をやってみたいな~」とつぶやいたとき「主題歌はいらんかえー(笑)」と反応してくださったのがチェルさんでして。正式にお願いしたら快諾して下さいました! ファンの方からも歌って欲しいという要望があったので、OP・EDの楽曲づくりをお願いすることになりました。

――ご自身の名義で歌われる予定ですか?

 はい。キャラクターソングでもいいとは思うのですが「金子有希として歌ってみたい」という想いもずっとあったので、この機会に自分名義で歌を歌いたいな、と。もしかしたらこれがソロデビュー? という形になるのかもしれませんが、ファンの方も喜んでくれるかも!と今からワクワクしています!

――今回、金子さんが書きためていた物語のストックから『光る猫爪(ひかるねこつめ)』という作品がドラマCD化されますが、このタイトルを選んだ理由は?

 実は『猫爪』は私の中で既にシリーズ化構想がありまして、学生編の『潜む猫爪』という作品があり、最初はそちらをメインにしようと考えていたのですが、登場人物が多くて分かりづらくなってしまいそうで……。『光る猫爪』はドラマCDの尺を考えても届けやすいテーマだと思って決めました。
 「彼らが成長して社会人になった」という設定は元々あったんですが、ふんわりとした枠組みしか考えたことがなくて。今回は社会人編の方がドラマCDとして映えるかもしれない!と思い、再構成しました。
 全3話構成で、第1話は本作のためにオリジナルで作り上げたお話で、2話と3話はお気に入りのエピソードを持って来ました。どんなストーリーになるのかは手に取ってもらった皆さんに楽しんで貰いたいので、詳細をお話ししたいのですが今はナイショということで(笑)。

――物語の内容を少しだけご紹介いただけますか?

 あー! もう言ってしまいたい!(笑)。本当に少しだけお話しすると、ジャンルは一応「超能力もの」ということになるのかもしれないですが、実は・・・そこがメインではないんです!日常生活における登場人物たちの心の交流に、超能力が良いスパイスになればいいな、という気持ちで作りましたので、ぜひそこに注目して聴いていただきたいですね。

――では改めて、よしだもろへ先生のイラストについてご紹介下さい。

 キャラクター毎の髪の色や服装は、よしだもろへ先生とふたりでカラオケBOXに入って「これはどうでしょう?」「こんな色は?」と、お互いに意見交換しながら固めていって、数時間ああだこうだ話し合いました(笑)。
 そうしたら、単独ではそこまで感じないものの、キャラクターをずらりと並べてみたらすごくカラフルになったんです。個性やインパクトが際立っているので、そこはお気に入りですね。


――キャスト陣ですが、配役はどのように決められたのでしょう?

 私が所属する青二プロダクションのサイトをチェックしてボイスサンプルを聴きながら、日夜試行錯誤しておりました。「この人にこの役をしてもらったら面白いかもしれない!」と想像しながら選んだりしました。どんな風になるのか私も楽しみです。なかにはキャラクターの設定や演じ方を熱心に質問してくれる後輩もいたりして、作品にすごく興味を持ってくれているのが嬉しいですね。

――このたび、キャラクターを演じるキャスト陣が発表になりましたが、オファーする上で意識されたところは?

 一番はキャラクターのイメージです。やはりせっかくこの企画をさせてもらうのだから、納得できるキャスティングにしたくて。実は三話目は何年も前に考えた作品なんですが、その頃から直方愛役は照井春佳ちゃんにやってもらいたいなと妄想していたので、オファーを受けてくれて安心しました(笑)。男性については先輩の置鮎龍太郎さんが親身に相談に乗ってくださり、とてもありがたかったです。
 8人のキャラクターにキャスト陣(野島健児さん、津田美波さん、赤羽根健治さん、藤井ゆきよさん、置鮎龍太郎さん、斎藤佑圭さん、大空直美さん、照井春佳さん)が命を吹き込んでもらうことになりました。あと私も出ます(笑)。ということで、全部で9キャラですね。

――オファーされた際、印象的だったリアクションがあれば教えてください。

 特に女性陣の反応がすごく良くて(笑)かなり好意的にワクワクしながら内容を聞いてくれました。斎藤佑圭さんと大空直美ちゃんが印象的だったのと、同期の津田美波ちゃんは「ねこ(金子有希)なら大丈夫だよー」と言ってくれて、勇気をもらいました。

――登場人物についてご紹介ください。

 実は一話の男の子役にミナミくんをキャスティングしています。美波ちゃんがやっている男装グループ「Voyish」という企画があり、美波ちゃんはミナミくんとして活動しています。それもあって、こういうキャスティングもファンの方が喜んでくれそうだなと思いお願いしました。どんな風に演じてくれるのか楽しみです。
 あと、三話は……キャラクターがそうは見えないけど、実はかなり……楽しみにしていてください(笑)。

――リターン品はどのようなものを考えてらっしゃいますか?

 ツイキャスやラジオを聴いて下さる皆さんにも意見を貰って一緒に考えていて。色んなパターンを想定してたくさんリターンを考えたので、詳細はmakuakeさんのプロジェクトページを観て頂けると嬉しいです。メインはドラマCDと音楽CD、書籍などですね。面白いものだと制作現場の立ち会いができる見学権や、CDジャケットの撮影に同行できるような権利なども考えています。ただ、まだ日にちが決まっていないので、追加リターンとして出すかもしれません!
 そして「これは絶対にやりたい!」というものがありまして。今回のプロジェクトに協力、参加した証として「隊員証」のようなグッズを作りたいと思ったんです。でもグッズは製造費用もかかるので、ビンズか、缶バッジか、ハンカチか、まだ考え中ですが、思い出を共有したいな、と思っています。


 ――クラウドファンディングのゴールは11月末ということですが、今後どのような施策を考えてらっしゃいますか?

 もし想定以上に沢山応援して下さったら、OP、ED曲だけでなく、歌う曲数を増やしたり、ライブをしたり、ファンミーティングのような打ち上げをやったり・・・夢のようなことができるかもしれません!今、ラジオの他にも「ツイキャス」で今回の企画に関する生配信をしていて、そこで最新情報をお話したりしています。直接応援してくださる方ととやりとりができるので「リターン品で欲しいものある?」など、いろんな意見を聞かせてもらっています。企画に参加してくれる皆の力で大成功させたいと思っています!

――最後に、メッセージをお願いします。

 私のなかにあった妄想をこうして形にするチャンスをいただけて、本当に感謝しています。それと同時に普段の声優のお仕事の域を超えて「本当に自分の作品が世の中に出るんだ」と少し不思議な感じもしています。応援して下さる皆さんと一緒に作り上げていきたいのでぜひ力を貸して下さい!よろしくお願いします!


『光る猫爪』金子有希原案ドラマCD・歌唱CD 制作クラウドファンディング概要
実施期間
:2019年9月3日(火)~2019年11月29日(金)18時まで
リターン品一例:
・4,500円→ドラマCD
・5,500円→ドラマCD、ガイドブック
・8,000円→ドラマCD、音楽CD
・9,000円→ドラマCD、音楽CD(Makuake限定ジ ャケットCD)
・1万5,000円→ドラマCD、音楽CD、サ イン付きブロマイド
・2万円→ドラマCD、音楽CD、ガイドブック、 Music Book、Music Bookに名前を掲載
・3万円→ドラマCD、音楽CD、ガイドブック、 Music Book、台本レプリカ、Music Bookに名前を掲載

応募サイトはこちら⇒https://www.makuake.com/project/hikarunekotsume/

※「ガイドブック」は設定資料集として、絵やインタビューを掲載予定。
※「Music Book」は音楽CDのジャケット撮影でのアザーカット、音楽チームのインタビューなどで構成される予定。

※内容に関してはすべて予定となっております

<Text・Photo/佐伯 敦史>

《超!アニメディア編集部》
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