〈ミュージカル「アルスラーン戦記」インタビュー〉ダリューン役・加藤将が語る忠義と魅力「アルスラーンを何としても守ろうとするダリューンとの関係がステキ」 | 超!アニメディア

〈ミュージカル「アルスラーン戦記」インタビュー〉ダリューン役・加藤将が語る忠義と魅力「アルスラーンを何としても守ろうとするダリューンとの関係がステキ」

田中芳樹の小説を荒川弘が漫画化した「アルスラーン戦記」が、ミュージカル化される。架空の王国・パルスを舞台に、王太子アルスラーンを始め、英雄たちの戦いの軌跡を描いた壮大な物語。今回、超!アニメディアでは、舞台の魅力につい …

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 田中芳樹の小説を荒川弘が漫画化した「アルスラーン戦記」が、ミュージカル化される。架空の王国・パルスを舞台に、王太子アルスラーンを始め、英雄たちの戦いの軌跡を描いた壮大な物語。今回、超!アニメディアでは、舞台の魅力についてのキャスト連続インタビューを実施。第2回はアルスラーンに忠義を尽くすダリューンを演じる加藤将が、作品の魅力について語った。


――原作「アルスラーン戦記」の魅力は、どういうところだと思いますか?

 とにかく、世界観がすごくて。壮大な世界観のなかにアルスラーンがいて、ダリューンがいて。最初、「アルスラーン戦記」について調べたときに、ダリューンが目についたんです。ダリューンはアルスラーンへの忠誠心が高くて、何があっても守っていく姿が魅力的で、そこが作品の魅力にも通じているんじゃないかと思いました。

――そんなダリューンを演じることについては?

 ダリューンってすごく強くて知性もあって冷静で、すごい人物だなぁと。その上、戦場に行くと恐れられる人物ということで、最初から今もプレッシャーもすごくありますけど、だからこそ、やりがいもあると思います。自分がどれだけ準備してダリューンに近づけるか、皆さんにしっかりと自分なりのダリューンをお届けできるか、プレッシャーですが楽しみでもあります。

――ミュージカル化で期待している演出などは、何かありますか?

 あの壮大な世界観や物語を、歌でどう表現するのかが楽しみですね。戦うシーンも多いと思うので、殺陣をやりながら歌うシーンがあったりすると、かっこいいじゃないですか(笑)。まだわかりませんが、きっとステキな演出があると思うので、楽しみにしています。

――加藤さんが演じるダリューンは、国ではなくアルスラーン個人に忠誠を誓っています。加藤さんからみて、アルスラーンの魅力はどこにあると思いますか?

 「アルスラーン戦記」の世界だと、偉い人の都合で身分の低い人が殺されたりするなかで、アルスラーンは優しいし、捕虜や奴隷に対する扱いも、他の人とは違っていて。王族や貴族などが身分の高い人が低い人を虐げることを、みんなが当たり前だと思ってるなかで、「違う」って言えるなんて、こんなに優しい王様は他にいないと思うんです。そこにダリューンの忠義があると思っていて、アルスラーンとダリューンの関係性がステキだなと思います。


――他に気になるキャラクターはいますか?

 ナルサスが気になってます。演じる斉藤秀翼くんとは一度舞台で共演したことがあるんですけど、秀ちゃんがどんなナルサスを演じるか楽しみです。ナルサスって完璧な人だけど、ちょっと可愛いところもあるじゃないですか(笑)。僕は役者としても秀ちゃんはステキな役者だと思ってるので、その秀ちゃんがどうナルサスを演じるか、すごく楽しみにしています。

――稽古はまだ先だと思いますが、どんな準備をして挑みたいと思いますか?

 アニメはこの前、ご飯食べながら一気に見ました(笑)。漫画ももちろん読みましたので、これから小説も読もうと思ってます。小説には、漫画やアニメに描かれていない情報もたくさんあるじゃないですか。田中芳樹先生の作品は、舞台「銀河英雄伝説 Die Neue These」に出演させていただいたときにも思ったんですけど、すごいんですよ、情景説明がたくさん描かれていて。台詞より情景説明の方が多いくらいなんですよ。普段、本をそんなに読まないので、「銀河英雄伝説」を読むまでは大変そうだなと思ったんですが、読み始めたら楽しくなりました。その情景説明があるからこそ、気持ちの動きが分かりやすくて。僕の中では、小説は攻略本だなと思ってるんです。もちろん、舞台や映画やドラマには演出や脚本で原作との違いがあると思うので、ただ原作をなぞるのは駄目だと思いますが、ダリューンの土台はできると思うんです。土台がしっかり自分の中にできたら、どんなキャラクターでも演じられると思ってます。だから、小説を読んでしっかりとダリューンの土台を作っていきたいなと。僕は“加藤将”で演技したいとは思ってないですけど、自分がダリューンを演じるからこそ出せるものや、演じる上で感じたこと、こういう表現もあるんだというのをしっかり表現できるように、稽古までに準備して、挑んでいきたいと思っています。

(プロフィール)
かとう・しょう/1992年9月21日生まれ。ヴィズミック所属。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(乾貞治役)、舞台『刀剣乱舞』シリーズ(大包平役)、舞台「銀河英雄伝説 Die Neue These」(ジークフリード・キルヒアイス役)などに出演。今後は12月5日(木)開幕の「テイルズ オブ ザ ステージ-光と影の正義-」(フレン・シーフォ役)などの作品が控える。

画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

 

 

撮影/鷹野政起

〈ミュージカル『アルスラーン戦記』情報〉
大阪:2019年9月5日(木)~9月8日(日)
東京:2019年9月11日(水)~9月16日(月・祝)
※公演回数・日時は変更の可能性があります

■劇場
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
東京:THEATRE1010

■漫画
荒川弘(講談社「別冊少年マガジン」連載中)

■原作
田中芳樹(光文社カッパ・ノベルス刊)

■演出/脚本
伊勢直弘

■音楽
石塚玲依

■出演者
【アルスラーン】木津つばさ
【ダリューン】加藤将 【ナルサス】斉藤秀翼 【エラム】熊谷魁人
【ギーヴ】山田ジェームス武 【ファランギース】立道梨緒奈 【アルフリード】岩戸千晴
【キシュワード】村田洋二郎 【カーラーン】内堀克利 【ザンデ】滝川広大 【バフマン】佐久間祐人
【ヒルメス】伊万里有 

【アンサンブル】平山トオル 菅原健志 甲斐祐次 白崎誠也 杉浦勇一 松村凌太郎 SOH 佐織迅 門田 奈菜 山﨑 紫生
※出演者は変更になる可能性がございます。

■スタッフ
美術:乘峯雅寛 舞台監督:清水スミカ 照明:田中徹 音響効果:天野高志(RESON) 衣裳:瓢子ちあき ヘアメイク:新妻佑子 特殊造形:林屋陽二 アクション指導:六本木康弘 振付:當間里美 歌唱指導:うえのけいこ 宣伝美術:五島英一 演出補佐:菊地創 演出助手:三国由佳(SPM)制作:Office ENDLESS

■主 催
エイベックス・ピクチャーズ株式会社

オフィシャルHP
https://arslan-stage.jp

公式Twitter
@arslan_stage

©荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

《超!アニメディア編集部》
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