あげいん、Rim、雪見、3部の4人による男性ボーカルグループ・mono palette.のライブツアーの最終公演が5月19日、東京・TSUTAYA O-EASTで行われた。今回は昨年12月に一時活動休止を宣言したリーダー・あげいんの復帰後初のワンマンツアーということもあり、当日は多くのファンが詰めかけた。「アニメディア8月号」でも紹介した、1部のレポートをご紹介する。
ライブでは挨拶代わりに「花鳥風月」、彼らにとって初めてとなる、ダンスを交えての「アンダーカレント」を続けて歌唱。最初のMCでは、4人がいつもどおりの軽快なやりとりで会場を沸かせて、あげいんが帰ってきたという祝福ムードが漂っていた。アイドルグループ・NEWSのカバー曲「weeeek」と「恋のABO」を歌い上げ、場をさらに盛り上げたあと、中盤はソロパートが展開。
雪見が「サビを一緒に歌ってほしい」とオーディエンスにお願いしつつ「ロキ」を歌い上げると、あげいんは、コール&レスポンスのレッスンをしたあと「ラブヘイトマジョリティ」を披露。バンドメンバーとの息もピッタリで、ブランクを感じさせないステージングでファンを安心させた。衣装替えを終えたあともソロパートは続く。Rimと3部の「ビーストインザビューティ」、そしてあげいんと雪見によるデュエットナンバー「やっぱ最強！」を歌唱したあとは、ライブもいよいよ終盤へ突入。相変わらずのおどけた、そしてウィットに富んだMCで会場を笑いの渦に巻き込んだあと、ラストは「ロングタイムトラベラー」を全員で歌い上げた。
鳴りやまぬアンコールに応えて、ツアーTシャツ姿で再び登場した4人は、ステージを縦横無尽に歩きながら「厨病激発ボーイ」を、そして「脱法ロック」とアッパーソングを立て続けに披露。最後はあげいんのためにファンが作り上げたという「寄せ書き旗」に対して感謝の気持ちを伝えて、大盛り上がりのなかでステージは幕を閉じた。
撮影／Viola Kam（V’z Twinkle） 文・佐伯敦史
【開催概要】
「mono palette. Spring Tour 2019 -amorous petal-」
開催日：5月19日（日）
会場：東京・TSUTAYA O-EAST
セットリスト(1部)
M1. 花鳥風月
M2. アンダーカレント
M3. Weeeek
M4. 恋のABO
M5. ロキ／雪見
M6. ラブヘイトマジョリティ／あげいん
M7. 禍禍≫Reflection／3部
M8. おさかな天国／Rim
M9. 「ねぇ。」／3部
M10. 枯れたサボテン／Rim
M11. さよならテンダー／雪見
M12. マリオネットラヴァーズ／あげいん
M13. ビーストインザビューティ／Rim＆３部
M14. やっぱ強敵！／あげいん＆雪見
M15. ロングタイムトラベラー
Enc1. 厨病激発ボーイ
Enc2. 脱法ロック
mono palette. 公式サイト
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