人気マンガを原作とした実写映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』。月山役の松田翔太の予告編での怪演やTVアニメに続き女王蜂が主題歌を担当するなど話題となっている本作が7月19日(金)に公開となる。今回は1カ月を切ったこのタイミングで今だからこそ知りたい『東京喰種』の世界を紹介していく。
本作は2018年7月に『東京喰種トーキョーグール:re』の最終巻(16巻)発売により完結した、全世界累計発行部数4400万部を誇る人気コミックスが原作。原作者の石田スイは、山﨑賢人主演の実写映画『キングダム』の原作者・原泰久の元でのアシスタントを務めた後、「東京喰種」を連載開始した。事故によって、人を喰らわないと生きられない喰種と人間のハーフ【半喰種】になってしまった青年・金木研（カネキ ケン）が、葛藤しながらも人間と喰種の「共存」に向けて闘う姿を描いている本作。その斬新な設定や、『東京喰種 トーキョーグール【S】』にも登場する月山をはじめとした個性豊かなキャラクター、美しいタッチで描かれる耽美な世界観、絶望の中に希望を見出す、予測不能なストーリーは話題を呼び、アニメ化されると更なる反響を呼んだ。実写映画だけでなく、舞台やOVA、ゲームなども製作され、日本だけでなく世界中に熱狂的なファンを持つ、日本が世界に誇る人気作である。
実写映画版となる本シリーズは、2017年7月に第1作『東京喰種 トーキョーグール』が世界29ヶ国で公開。世界的なヒットやレンタル、配信での反響を受け、新たなスタッフにより進化した続編『東京喰種 トーキョーグール【S】』が7月19日(金)に公開となる。カネキ役は前作に引き続き窪田正孝が担当。人間と喰種の狭間で揺れ動くカネキを、繊細に演じている。そのほか、ヒロインのトーカをドラマに映画に引っ張りだこの山本舞香、本作でカネキの前に立ちはだかるシリーズ屈指の人気キャラ“美食家”月山を松田翔太が熱演。“美食家”と呼ばれる喰種・月山が、カネキを執拗につけ狙う様子を松田が見事に演じ切っている。SNSでは、「月山が月山すぎる」「松田さんの月山なら見たい！」「ヤバい月山さんをありがとう」と、早くも期待が高まっている。
主題歌「Introduction」を担当する女王蜂は映画『貞子』や、アニメ『どろろ』など、次々に話題作の主題歌を務めており、アニメに引き続き、『東京喰種』とは2度目のタッグとなる。主題歌を使った予告では、アニメで月山役を演じた声優・宮野真守がタイトルコールを務め、“ダブル月山”の共演も大きな話題となった。
その他、池袋パルコで東京喰種:re CAFEが開催中のほか、本編でも登場する喰種が集う秘密のレストランで、「血と薔薇」をコンセプトに表現した喰種レストランが来月から期間限定でオープンとなるなど、ますます盛り上がりを見せている。
〈『東京喰種 トーキョーグール【S】』情報〉
7月19日(金)より全国劇場で公開
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©石田スイ／集英社 ©2019「東京喰種【S】」製作委員会
