舞台『囚われのパルマ』が大阪から開幕!太田基裕「板の上で、誠意を持ってがんばっていきたい」 | 超!アニメディア

舞台『囚われのパルマ』が大阪から開幕!太田基裕「板の上で、誠意を持ってがんばっていきたい」

カプコンからiOS/Android向けに配信されているガラス越しの体感恋愛アドベンチャーゲーム『囚われのパルマ』が、初の舞台化。6月22日(土)に大阪・サンケイホールブリーゼにて、開幕した。前日には、囲み会見が行われ、 …

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 カプコンからiOS/Android向けに配信されているガラス越しの体感恋愛アドベンチャーゲーム『囚われのパルマ』が、初の舞台化。6月22日(土)に大阪・サンケイホールブリーゼにて、開幕した。前日には、囲み会見が行われ、出演者より太田基裕、前島亜美、悠未ひろ、村上幸平、間慎太郎、石橋徹郎が登壇した。


 「囚われのパルマ」は、ある孤島で一人の記憶喪失の青年と交流し、心と記憶を紐解きながら、深い恋愛体験が味わえる大人気ゲームで、これまでになかった世界観やキャラクター表現が評価され、話題になった。Google Play 2016年ベストゲーム ベストイノベーティブゲーム部門、 CEDEC AWARDS 2018 ゲームデザイン部門優秀賞などを受賞。現在までに「ハルト編」と「アオイ編」、昨年12月には最新作『囚われのパルマ Refrain』が配信された。

 主人公・ハルトを演じる太田は「今回の物語は、ゲームのビハインドストーリーとなっており、ハルトという人物がどのような環境で、どのような人生を歩んできたのか、そういった部分にスポットを当てながら進んでいきます。ゲームをやったことがない方にも、ぜひやってみたいと思っていただけるようにがんばっていきたいと思います」と見どころを語った。また、もともと周りに原作ファンがいるという前島は「原作の物語もとても繊細で美しいですが、舞台も細かく丁寧にお芝居を作れた現場でした。ファンの方は、どう舞台化するんだろう?思われたかもしれませんが、初めて見る方にも、原作ファンの方にも楽しんでいただける舞台になったんじゃないかと思います。それから、製薬会社の話なので、実験や開発をする時の動きも、ひとつひとつ考えて作ってきました。ぜひ、細かな手の動きなどにも注目してほしいです」とコメント。

 一方の悠未は「ゲームという平面のものを、生身の人間が演じることで立体化させていく作業が、難しくもあり、楽しくもある稽古でした。台本上だけでは読み込めない部分もたくさんあり、キャスト同士で話し合い、芝居をぶつけ合って、みんなで助け合いながらセッションする濃い稽古場でした」と、稽古期間を振り返った。

 また、舞台のオリジナルキャラクターの研究員を演じる村上は「原作のファンの方にも愛してもらえるように、空気感を壊さぬように、かつ、良いスパイスになれたらいいなと思っております。稽古の中では、製薬会社での動きをなるべくリアルに見せようと時間をかけてきました。しゃべっている人の後ろにも、注目していただけたらと思います」と明かし、同じこオリジナrキャラクターの政治家役の間は「ものすごく出世欲の強い政治家の役なんですが、本当の僕とは真逆です(笑)。演出のカリニカさんと、とにかく悪く、とにかく強く、ということを追求してきました。お客様が見て『こいつすごいな、なんちゅうバイタリティや!』と思ってもらえるように稽古をしてきましたので、そこをぜひ見てください」とコメント。

 さらに石橋は「ビハインドストーリーの中には、ハルトだけでなく、ハルトの周りにいる人間の物語もたくさん絡んできます。それによって、ハルトというキャラクターがより人間味を増しているのではと思います。人間の身体を通すことで伝わる熱、生まれる感情があり、ゲームの登場人物が間違いなく“ここに実在する”ことを僕らが伝えることで、よりゲームを身近に感じてもらえる舞台にしたい。見に来てくださる皆さんに、それが少しでも伝わって、一緒に劇場で楽しんでいただけることを願っています」と語った。

 このほか会見では、太田がかっこいいと思った「悠未さんのスマホの扱い方」をマイムで再現するなど、緊張感を持って作りこむなかでも和やかだった稽古場の様子が語られた。

 最後に、太田は「非常に濃い稽古期間を過ごしてきたので、本番でどうお客様の元に届くのか、どう感じてもらえるか。舞台は、お客様に来ていただいて成立するものだと思っています。毎公演、来てくださるお客様に感謝しながら、板の上で、誠意を持ってがんばっていきたいと思います。大阪の初日から東京の千秋楽まで、キャスト一同がんばっていきます」と語った。

 ゲームの主人公、記憶喪失の青年「ハルト」。彼はなぜ、孤島の収容施設に囚われているのか。舞台は、ゲーム本編のビハインドストーリーとなっており、ゲーム本編でも描かれていない物語が展開する。ゲームを彷彿とさせる冒頭シーンから、物語の舞台は、記憶を無くす前のハルトが務めていた大手製薬メーカー「シーハイブ」製薬へ。ハルト役の太田、ハルトの先輩研究員・久保田役の村上らが、研究室の日常を細やかに表現。研究員たちとのやりとりから、記憶を無くす前のハルトの姿が浮かび上がる。そこへ、前島演じる篠木という女性研究員が派遣されてくることで、裏でうごめいていた思惑が、徐々に明らかに……。政治家・八木沼の目的は? ゲームにも登場する看守・狩谷(悠未)、シーハイブ製薬の研究所所長・政木(石橋)の過去に、何があったのか。ゲームの世界観そのままに、美しく繊細な「囚われのパルマ」の世界に血が通う瞬間をお見逃しなく。

画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

写真:岸隆子

【公演概要】
タイトル:舞台『囚われのパルマ ―失われた記憶―』
<大阪公演>6月22日(土)~23日(日) サンケイホールブリーゼ
<東京公演>6月27日(木)~30日(日) シアター1010 
※大阪公演23日(日)、 東京公演30日(日)は、 公演終了後にトークショーを実施

<ストーリー>
閑静な場所にある大手製薬メーカー「シーハイブ製薬」の開発研究所。
そこで日々研究に勤しむ研究員、ハルト。
研究所には先輩の久保田や郷田、同僚の山辺、後輩の島本など数名の研究員が働いているが、
ある日海外の製薬会社から女性研究員、篠木が派遣されてくる。

新たなメンバーが加わった数日後、研究所所長である政木から新薬プロジェクトを立ち上げることが発表されたが……。

ハルトの周辺に突然現れる謎の男をはじめ、
新薬プロジェクトをきっかけに、ハルトを待ち受ける運命の歯車が、少しずつ動き始める……。
ハルトが「あなた」に出会うまでを描いたビハインドストーリー。

キャスト:
太田基裕

前島亜美

悠未ひろ
村上幸平
頼経明子(文学座)
清水一希
瑛(あきら)
青地洋
愛純もえり

間慎太郎
山岸拓生

石橋徹郎(文学座)

原作・監修:カプコン
脚色・演出:カニリカ

主催:舞台「囚われのパルマ」製作委員会、 足立区シアター1010指定管理者(東京公演)
制作:キョードーファクトリー
制作協力:SANETTY Produce
協力:キョードー大阪(大阪公演)、 サンケイホールブリーゼ(大阪公演)

公式サイト
http://palm-stage.com/
 
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《超!アニメディア編集部》
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