TVアニメ『デート・ア・ライブ』真野あゆみ&野水伊織に聞いた作品の見どころ&理想のバレンタインデート【インタビュー】 | 超!アニメディア

TVアニメ『デート・ア・ライブ』真野あゆみ&野水伊織に聞いた作品の見どころ&理想のバレンタインデート【インタビュー】

2015年の映画『劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント』から、約3年ぶりに帰ってきた『デート・ア・ライブ』より、七罪役の真野あゆみと、四糸乃役で、OPテーマ「I swear」を歌うsweet ARMSのメン …

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 2015年の映画『劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント』から、約3年ぶりに帰ってきた『デート・ア・ライブⅢ』より、七罪役の真野あゆみと、四糸乃役で、OPテーマ「I swear」を歌うsweet ARMSのメンバーでもある野水伊織が登場。作品に寄せる気持ちやOPテーマ「I swear」、バレンタインデーにまつわるエピソードを語ったインタビューは、「アニメディア2月号」に掲載中。超!アニメディアでは、掲載しきれなかったロング版をご紹介!

『デート・ア・ライブ』感を感じさせる壮大な曲が完成

ーー『デート・ア・ライブⅢ』が始まると聞いたときのご感想は?

野水 ファンの方がとても多い作品ですし、私自身も新シリーズを楽しみにしていました。『Ⅲ』が決まったときは「よっしゃー!」と喜びました。

真野 私は今作からの参加ですが、第1期、第2期をテレビで観ていたときは声優になるための勉強をしていた時期で、いち視聴者として楽しんでいました。オーディションを受けるときに改めて原作を読んだことで、七罪ちゃんを絶対演じたいって強く思うようになりました。キーとなる役なので、決まったときは、すごくうれしかったです。

ーー現場の雰囲気はいかがですか?

真野 とにかく緊張していました。ひとつのチームとして空気感ができ上がっているので、ひとりでどうやって入ったらいいか、と。でも実際には「こんなにも気さくに迎え入れてくださるんだな」と驚いたほど、みなさんやさしいです。助けていただきながら、回を重ねるごとに居心地のよさが増しています。

ーー七罪は、どんな子ですか?

真野 背が高くてきれいなお姉さんの見た目には秘密があり、あるときにその秘密を士道くんたちに知られてしまって、彼らを敵対視するようになります。

ーー四糸乃は、第1期、第2期から引き続きの登場となりますね。

野水 第1期、第2期を観て、原作を読んでくださっている方はご存知だと思いますけど、小さくて、かわいくて、けなげな女の子です。左手にいる親友の「よしのん」が、いつも四糸乃が言えないことまでズケズケ言ってしまうのですが、ムードメーカーであり、ほかのキャラクターにもツッコミを入れるなど、けっこう辛辣なことも言ってしまいます。そのふたりのギャップも魅力かな。

ーー四糸乃には第1期、第2期と今作とで変わった部分はありますか?

野水 士道さんと一緒にご飯を食べるシーンがありまして、そこでは意外と大胆なことをしてみせます。それで士道さんがドキッとして「これは四糸乃が本当にやってることなのか?」って、ドギマギしてしまうんですね。そういうところは、『Ⅲ』だからこその成長と言うか、少し大胆になったところですね。第1期、第2期の過程を経て、士道くんとの距離感が近づいたことによるものかなと思います。


ーーOPテーマを歌うのは、今回もsweet ARMS。約3年ぶりの活動になりますが、どんなお気持ちですか?

野水 「来たね!」「よっしゃやるぞ」みたいな(笑)。メンバーみんな気合が入っています。メンバーとはこの3年、ほかの現場で一緒になることもありましたし、たまに食事に行くこともありました。このメンバーはいい意味で変わらないので、そこがすごくいいところですね。

ーーメンバーそれぞれ、どこが変わらないと思いますか?

野水 佐土原かおりさんは、相変わらずフワフワしているし、おっとりして歌声もかわいい。味里さんもフワッとしているけど、宝塚歌劇団が好きで、「地球のみなさん、こんにちは」って宇宙人設定で挨拶したりとか、相変わらず面白いです。富樫(美鈴)もサバサバしているので、何を言ってもスッと返事が返ってきて。いつもどおりで安心しました。

真野 私が七罪役だと発表されたときに、同時にsweet ARMSさんがOPテーマを担当されることも発表されて、私はそこで知って「わ〜!」って、自分のこと以上にうれしかったです。

野水 ありがたいです。

ーーOP「I swear」は、スケールの大きな曲になりましたね。

野水 主題歌を担当するごとに、曲のスケールが大きくなっていきます。「I swear」は「私は誓う」という、意味深なタイトルです。歌詞には、原作を読んだことのある方なら「ここは、こういう意味かも」と考察できるようなワードがたくさんあります。編曲がすごく壮大で、クワイア(合唱)も入ってくるので、このスケール感の大きさに負けないように頑張って歌いました。

ーー真野さんは曲を聴いて、どんな印象を持ちましたか?

真野 第1期、第2期のテーマソングもそうでしたけど、すごく耳に残る曲で、イントロの響きから「あ、『デート・ア・ライブ』がきたな!」って思わせてくれます。あの『デート・ア・ライブ』感って、何なんでしょうね(笑)。

野水 作詞の渡部紫緒さん、作曲・編曲の坂部剛さんは、第1期からのタッグです。熟練のスタッフが携わっているからこそでしょうね。曲中には<私達のデート始めましょう>とか、ストレートな言葉がたくさん入っています。そういう意味では、昔のアニメのOPテーマ曲みたいな懐かしい感じがありますね。昔のアニメのテーマソングって、タイトルが入ったりするじゃないですか。そういうキャッチーさがありながらおしゃれさもあるところは、『デート・ア・ライブ』の楽曲らしいなって思います。

ーーカラオケで歌おうとすると、難しいんですよね。

野水 キャッチーなのでサラッと歌えそうかなと思うんですけど、毎回すごく難しくて、今回は特にサビが難しいです。リズムをきっちり取りたいなと思って歌うんですけど、どうしてもテンポが先走ってしまって、そこはすごく練習しました。サラッと歌えそうでいて歌えない難しさがある、それもまた『デート・ア・ライブ』楽曲の魅力ですね。

ーー振り付けはすごく激しいとのことですが。

野水 今までのsweet ARMSにはなかったというほど動いていますね。サビの振り付けが特徴的で、個々で動くんですけど、4人の動きがバチッとはまると、すごくかっこいいです。フォーメーションダンス的なところを楽しみにしていてほしいです。

ーーちなみに真野さんは、ダンスは経験はありますか?

真野 じつは、小中高とダンスを習っていたのでけっこう得意です。披露する機会は一切ないですけど(笑)。

野水 今後はキャラソンで歌って踊ることがあるかもよ?

ーーこれまでの主題歌やキャラソンを収録したアルバム『選んでデート・ア・ライブ ~DATE A LIVE BEST SELECTION~』も発売中ですしね。

真野 あったらうれしいです。スタッフさんから「やりたいことはありますか?」と聞かれたんですけど……四糸乃とのデュエットのキャラソンを出したいと希望を伝えました。

野水 いいね。私も一緒に歌いたいです!

真野 ただ七罪と四糸乃なので、ダンサブルにはならないと思いますけど。

野水 フワフワしてそうだよね。ぜひ、かわいく踊れる曲を作ってもらいましょう。

ーーsweet ARMSの今後についてはどのようにお考えですか?

野水 メンバーとは「アニサマに出れたら良いよね」って言っています。それもみなさんの応援があれば実現できるかもしれないので、ぜひに!これは味里さんが言っていたのですが「待っていただいた3年分、CDを買ってください」と(笑)。

真野 私は3年と言わず、10年分くらい買います(笑)!

ーーさて、七罪や四糸乃がバレンタインデートするなら、どんなデートになると思いますか?

真野 七罪は魔法で部屋をかわいく飾り付けして、一気にパーティー会場みたいにして、みんなで楽しむとか。

野水 七罪は、大人っぽく士道くんにチョコを食べさせてあげるみたいなことをやって、士道くんがドキッとする、みたいな。四糸乃は、粉やチョコレートが飛び散ってチョコまみれになりつつ、不器用ながら一生懸命チョコレートを作って、「食べてください」って渡す。そこで、よしのんが「四糸乃は、裸エプロンぐらいしなよ」と言って、あおっているみたいな感じでしょうか(笑)。

ーーご自身では?

真野 デートっぽいデートをしてみたいですね。イルミネーションを見に行くとか、映画館に行くでもいいし。恋愛シミュレーションゲームみたいな、王道のデートがいいです。

野水 私はドライブデートで、大黒ふ頭にある首都高速のジャンクションを観に行きたいです(笑)。写真でしか観たことがないんですけど、入り組んだ大黒ふ頭の夜のジャンクションの写真を観て、「うわ~、なんてきれいなんだ」と思ったので、車の運転ができる人に連れて行ってほしいです。夜の工場もきれいなので、「工場を観に行くツアー」に参加するのもいいですし。

真野 工場萌えというやつですね(笑)。

野水 バレンタインに限定するなら、ホテルで開催しているハロウィンビュッフェとかデザートバイキングとかの、バレンタインバージョンに行ってみたいです。チョコレートファウンテンとかあったら楽しそう。

真野 私は、季節ごとに行くんですよ。いちごフェアとか。今度は北海道フェアに行く予定です(笑)!

ーーでは最後に、読者にメッセージをお願いします。

野水 『Ⅲ』では、新キャラクターの七罪ちゃんの登場だけでは終わらない展開が待っています。sweet ARMSの曲が壮大になっているように、物語もより壮大になっていきます。ぜひ楽しんでもらえたらと思います。

真野 七罪は、強がっちゃうけど応援したくなるキャラクターです。私も七罪として一生懸命演じました。みなさんも『Ⅲ』を観ながら、七罪の成長を見守ってください!

取材・文/榑林史章

〈RELEASE INFORMATION〉
「I swear」
sweet ARMS
1月30日発売 
発売元/ 日本コロムビア 
初回限定盤:1,944円 
通常盤:1,296円(各税込)

〈TVアニメ『デート・ア・ライブIII』情報〉
AT-X :毎週金曜21時30分放送
    リピート放送:毎週(日)深夜2時/毎週(月)13時30分/毎週(水)朝5時30分
TOKYO MX :毎週金曜深夜1時40分放送
テレビ愛知 :毎週土曜深夜1時50分放送
KBS京都 :毎週金曜深夜1時40分放送
サンテレビ :毎週日曜深夜0時30分放送
TVQ九州放送 :毎週日曜深夜2時35分放送
BS11 :毎週土曜深夜3時放送

dアニメストア :毎週金曜22時配信
AbemaTV :毎週金曜22時配信
ほか配信サイトにて配信予定

INTRODUCTION
人類は『空間震』と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。
空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその災厄は、精霊と呼ばれる存在が隣界から顕現することにより発生するものだった。空間震を止め、災厄を人類から退けるために必要とされる措置は、武力をもって精霊を殲滅する、もしくは——
『デートしてデレさせる』!

精霊をデレさせ、更に『キス』をすることでその力を封印できる——そんな能力を持っている高校生・五河士道。人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため——士道は彼女たちとの『デート』に奔走する。
士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。
精霊を殲滅するべく動く<AST>。精霊を利用せんとする<DEM>。精霊との対話を試みる<ラタトスク>。
そして、デレさせるべき新たな精霊——すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる——

STAFF
原作:橘公司(ドラゴンマガジン連載:ファンタジア文庫刊)
原作イラスト:つなこ
監督:元永慶太郎
シリーズ構成:白根秀樹
キャラクターデザイン:渡辺浩二
総作画監督:渡辺浩二・山川宏治
美術監督:備前光一郎
色彩設計:日野亜朱佳
撮影監督:大河内喜夫
編集:木村祥明
音響監督:えびなやすのり
音響効果:川田清貴
音楽:坂部剛
音楽制作:日本コロムビア
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:「デート・ア・ライブⅢ」製作委員会

CAST
五河士道:島﨑信長
夜刀神十香:井上麻里奈
鳶一折紙:富樫美鈴
五河琴里:竹達彩奈
四糸乃:野水伊織
時崎狂三:真田アサミ
八舞耶倶矢:内田真礼
八舞夕弦:ブリドカット セーラ 恵美
誘宵美九:茅原実里
七罪:真野あゆみ

TVアニメ『デート・ア・ライブIII』公式サイト
http://date-a-live-anime.com

TVアニメ『デート・ア・ライブIII』公式Twitter
@date_a_info

©2019 橘公司・つなこ/KADOKAWA/「デート・ア・ライブⅢ」製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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