――まずは、クルージングイベントをやることになったきっかけを教えてください。
小野友樹さん(以下、敬称略):昨年の5月に「ゆーたく祭りin札幌」というイベントをやったんですが、そのときにゲストで来てくれた小野賢章くんと逢坂良太くんと楽屋で、「次にどんなイベントをする?」みたいな話をしていたんですよ。そのときに「クルージングイベントかな!」みたいな話がぽろっと出まして。彼らとの話から出た案なので、4人でイベントをやるはずが、現実問題、予算が足りなくて……(苦笑)。まずは僕と拓也だけでやることになりました。ですので、いつかは彼らを呼んで、クルージングイベントをやりたいですね。
――昨年の舞浜アンフィシアターでのイベントをはじめ、「アニミュージカル」などイベントの内容や場所、グッズなどのアイデアというのはお2人から生まれたものなんですか?
小野:拓也の一言とか周りの意見、ゆーたくメイト(ファン)からのお手紙やメールなど、さまざまなところから生まれてきました。僕はいただいた意見を拾い上げて、実現させていく立ち位置です。ですので、僕発案の会場とかグッズというのは意外と少なくて。季節外れですが、僕はみなさんの願いを叶えてあげるサンタさんみたいな感じです。永遠のサンタさん(笑)。「こういうグッズがほしいです!」とか「ここでイベントをやってほしいです!」とか、みなさんからお手紙や、最近ではツイッターでもいろいろなご意見をいただいて、「よし! 叶えよう!!」みたいな感じでやっています。今年5月に福岡でイベントをやるのですが、それも何年か前にゆーたくメイトさんから、「いつか福岡でイベントをやってください」というツイートをいただいて、僕が「いつか必ずやります」と返信させていただいていまして。それからいろいろと調整して、5月にようやくできることになったんです。福岡でイベントをする発表をしてから、当時、そのツイートをくれた方からまた返信が来まして、「うれしくて泣いています」みたいにおっしゃっていて。そう言ってもらえるとうれしいですよね。こうやって何年越しかでも叶えたいことを叶えていくのが「Teamゆーたく」なんです。
――自分のつぶやきを拾ってもらって、返事をもらえるというのはファンにとってはありがたいことだと思います。しかも言ったことを本当に叶えてくれるなんて。
小野:僕たちもゆーたくメイトさんにはそういう距離感でいいよ、そういうノリでいいよ~と言っているので、ルールをしっかり守ったうえでみなさんがそれに応えてくれているのかなと思います。
――今回のクルージングイベントでもパンフレットを販売されるそうですが、その撮影の様子についてお聞かせいただけますか?
小野:パンフレットの撮影・販売は初回のイベントからやっていて、毎回衣装が違います。パンフレットとイベントのためだけに作っていただいていまして、衣装の最終確認とフィッティングは、じつは撮影当日にやるんですよ。だから、「こんな風に仕上がったのか~」というのは僕たちも撮影日に知るんです。これがすごく楽しみで。衣装のイメージはざっくり伝えていますが、完成形に出会えるのは撮影当日なので、今回もいい仕上がりでうれしかったですね。
江口拓也さん(以下、敬称略):詳しくは言えませんが、以前に着たことがある衣装を1着、着ましたし、見た瞬間から懐かしかったです。あれからまだちょっとしか経っていないのかと思いましたし、あっという間に時間が過ぎたなぁと(苦笑)。今回、新たに作っていただいた衣装もクルージングにぴったりのもので……。
小野:すごくおしゃれだよね。僕でさえ身体が締まって見える衣装でした(笑)。
――衣装のコンセプトは?
小野:秘密です! これはイベント当日に分かるものなので。昼と夜でコンセプトが違っています。イベントをやるのが船上ですから、そこにぴったりあう衣装です。みなさんのご想像にお任せしますよ。イベントにいらっしゃる方は「そういうことか!」と思うでしょうし、残念ながらいらっしゃることができないという方は、僕たちのツイッターやイベントレポートなどで確認していただければと思います。
――撮影中にはいろいろなポーズをとっていましたが、なかでもお気に入りのポーズを教えてください。
小野:きめきめなポーズから、拓也と一緒にふざけているポーズまでいろいろあります。どれをパンフレットに使うかはまだわかりませんが、見ていただいたらきっと楽しい気分になれると思います。
江口:僕は某雑誌の表紙みたいに、果物を持っているところです。小物の果物がベタベタすぎて、何か変なものを持っているかのようなポーズと表情になっているので(笑)。パンフレットにぜひ使用したいですね。
――お話は変わりますが、個人的に、そして「Teamゆーたく」として2016年を振り返ってみていかがでしたか?
小野:個人的には「鍛える1年」でした。朝早くの生放送番組がはじまったので、早寝早起きをするようになりましたし、後半はジムに通って身体を鍛えました。「Teamゆーたく」としては、活動をはじめて5年経ちましたが、気持ちは活動しはじめた頃と変わりません。ただ、あの頃と比べると協力してくださるスタッフさんも増えましたし、ゲストとして参加してくれる仲間も増えましたし。しかも地方にまで行くようになって。5年間もよく続いた、というよりも、これからも続くよねという感じです。日常感がある活動ですね。
――生活の一部みたいな感じということでしょうか。江口さんはいかがですか?
江口:個人的には20代最後の年だったので、自然体で、やりたいことをやっている1年でした。特に制約もせず、会える人には会って、睡眠時間を削って、どれだけやりたいことができるか、活動できるかみたいな挑戦をしました。
小野:僕もそうだった。拓也とはちょっと違う方法だけどね。それに活動の時間帯が……拓也が家に帰る時間に僕は起きて仕事に向かう感じだったしね(苦笑)。それぞれの時間の過ごし方があった1年だったと思うね。
江口:「Teamゆーたく」としては、特に変わることはなかったです。規模が大きくなっているだけで、やっていることは変わりませんし。彼が言ったみたいに、かかわってくれる人が増えたというのはあるので、スタッフさんにもゲストで来てくださるみなさんにも感謝しています。昨年9月のイベント(大ゆーたく祭2016)も、祭りとしては新規で参加していただく方もいましたし。これからも引き続きかかわってくださるなら、また一緒に楽しいことをしたいですね。
――それでは、今回のクルージングイベントではどのようなことをやる予定なのか、教えてください。
小野:秘密です!(笑) というか、現時点では内容があまり決まっていないので……。一応、「ランチ」と「ディナー」という言い方をしているので、ご飯は出ます。みなさんでおしゃれをして、船の上で会うという感じですね。内容としては普通のことをやると思います。ただ、来てよかった、楽しかったというイベントにはなります。
江口:船でイベントをしたら楽しそうという気持ちでクルージングイベントをやりますので、内容にかんしてはなるようになるかなと思っています。特に「これをやろう」みたいなことは本当に決めていません。場所だけが確定している感じです。
小野:そうそう。そこにみんなが来てくれたらうれしいし、楽しいしってことだもんね。
江口:あと、お値段が高いので……その分、おいしいご飯が出ます。ご飯のついでに僕たちがいるよと思っていただければ(笑)。
小野:(笑)。でもね、あのお値段も値下げしてもらったの。本当はもうちょっと高かったんだけどね。あのお値段でもがんばりましたので……。
江口:船のうえでランチやディナーを楽しめるという意味では悪くない値段ですし、最悪、僕たちがいなくても十分に楽しめると思います!(笑)
――チケットの倍率もかなり高かったそうですね。
小野:ありがたいことに先行の段階でかなりのご応募をいただきまして、倍率が今までで一番高くなりました。この金額設定にもかかわらず、来たいと思ってくださる方がそれだけいてくださるんだなと思いましたし、「Teamゆーたく」がそこまでの大きな企画になったんだなということに僕は驚きました。
――ありがとうございます。では、最後にファンへのメッセージをお願いいたします。
小野:2017年は6周年イヤーです(笑)。今年も相変わらずおもしろいことをやります。クルージングイベントを皮切りに、5月は福岡にも行きます。今年は何かしら、いろいろと「作っていくもの」があるかもしれませんので、2017年の後半まで楽しみにしていてください。
江口:今回はクルージングイベントということで、ひとまず船を楽しんでいただければそれで何よりです。船酔いには気を付けてください。と言っても、船酔いするほど揺れる船ではないですけどね。福岡でもイベントはありますが、何度も言いますが、気負って何かをやるわけではなく、いつも通りの空気感のなかで、やりたいことが見つかったらそれをやります。きっと毎年変わりません。引き続き、楽しんでいただければさいわいです。
Teamゆーたく Official web site
http://www.you-tak.com/