ゲームブランド・TYPE-MOONによるビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』のスピンアウトとして人気の小説『Fate/Apocrypha』(著者:東出祐一郎/イラスト:近衛乙嗣)のTVアニメ化が決定し、ティザービジュアル、ティザーPV、メインスタッフが公開された。
どんな願いも叶えると言われる聖杯を手に入れるため、魔術師(マスター)が、神話や歴史の英雄の霊を召喚し、自身の使い魔(サーヴァント)として従え、行う「聖杯戦争」。『Fate/stay night』では、7人のマスターがそれぞれ1体ずつ従えたサーヴァント=7体のサーヴァントとともに戦いに挑んでいくが、『Fate/Apocrypha』は、『Fate/stay night』の60年前、第二次世界大戦前夜に、東欧で行われたという「聖杯大戦」を描いたものだ。「聖杯戦争」のシステムもこれまでとは異なる。
TVアニメのシリーズ構成は原作者である東出さんが自らが手掛け、監督は浅井義之さん(TVアニメ『Charlotte』監督)が、アニメーション制作は数々の人気作品を送り出してきたA-1 Picturesが務めるという。
今回の発表にあわせて、キャラクターデザイン・山田有慶さんによる、総勢十四騎のサーヴァントが勢ぞろいしたティザービジュアル、浅井監督のコンテ・演出による迫力のティザーPVも公開された。 今後の続報に期待したい。
▼ティザーPVカット
<TVアニメ『Fate/Apocrypha』概要>
2017年放送予定
【INTRODUCTION】
かつて、冬木と呼ばれる街で執り行われていた、七人の魔術師と英霊たちによる「聖杯戦争」。
しかし第二次世界大戦の混乱に乗じて、「とある魔術師」が聖杯を強奪する。
数十年が経ち、その聖杯を象徴に掲げたユグドミレニア一族は、魔術協会からの離反、独立を宣言。
怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。
――サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。
「聖杯戦争」のシステムが変更され、七騎対七騎というかつてない規模の戦争が勃発。
かくして、ルーマニア・トゥリファスを舞台に空前絶後の規模の戦争――「聖杯大戦」が幕を開ける。
【スタッフ】
原作:東出祐一郎/TYPE-MOON
キャラクター原案:近衛乙嗣
監督:浅井義之
シリーズ構成:東出祐一郎
キャラクターデザイン:山田有慶
音楽:横山克
制作:A-1 Pictures
TVアニメ『Fate/Apocrypha』公式サイト
http://fate-apocrypha.com/
(C)東出祐一郎・TYPE-MOON / FAPC