小説『こちら妖怪新聞社!』シリーズなどで知られる作家・藤木稟氏によるミステリ小説『バチカン奇跡調査官』がアニメ化企画進行中であることが明らかになった。
『バチカン奇跡調査官』は、美貌の天才科学者で真理究明の申し子・平賀と、古文書や暗号解読のエキスパート・ロベルトという2人の若き「天才神父コンビ」が、世界中からバチカンに寄せられる「奇跡の申告」の真偽を調査・判断する「奇跡調査官」として、「奇跡」の裏に隠された事件や謎を解き明かしていくというミステリ作品。
ミステリファンに支持され、シリーズ累計95万部を数える本作が、アニメ化企画進行中であることが発表された。本作は角川ホラー文庫から原作小説13巻が発売中となっており、2016年12月22日には最新14巻の発売が決定している。
さらに、月刊誌「月刊コミックジーン」では本作のコミカライズが連載中。アニメの詳細については今後発表となるとのことだ。原作やコミカライズで本作を予習しながら、続報を待とう。
<『バチカン奇跡調査官』作品概要>
著:藤木稟
カバーイラスト:THORES柴本
【あらすじ】
美貌の天才科学者にして真理究明の申し子、平賀・ヨゼフ・庚と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト・ニコラス。二人は良き相棒にしてバチカン所属の「奇跡調査官」──バチカンに世界中から寄せられる奇跡の真偽を調査し判別する秘密調査官――である。
世界の難解な謎と事件に挑む、天才神父コンビの事件簿!
原作公式サイト:http://shoten.kadokawa.co.jp/sp/201105-02/
★2016年12月22日 最新14巻発売予定
【コミカライズ情報】
『バチカン奇跡調査官』(月刊コミックジーン連載中)
漫画:日野杏寿
原作:藤木稟(角川ホラー文庫)
キャラクター原案:THORES柴本
月刊コミックジーン公式サイト
http://www.comic-gene.com/
■著者プロフィール
藤木 稟(ふじき・りん)
大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。著書に、「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。