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【インタビュー】代永翼&佐藤拓也が歌うキャラソンがED曲に!その理由は「『カードファイト‼︎ヴァンガード』の世界を守るため」

2018/6/4



 7年を経て新作として生まれ変わった『カードファイト!! ヴァンガード』(以下『ヴァンガード』)のメインキャラクターのふたり、先導アイチと櫂トシキが歌うEDテーマ「GIFT from THE FIGHT!!」を紹介。シリーズを通して長年演じてきた、先導アイチ役の代永翼と櫂トシキ役の佐藤拓也が、今再び中学生時代のふたりを演じる気持ちや作品における7年前との違いとは? ふたりがデュエットで歌う「GIFT」に込めた気持ちや、歌うにあたっての苦労など、コンビネーションばっちりのふたりがたっぷりと語ってくれたインタビューが、発売中の「アニメディア」6月号に掲載中。超!アニメディアでは、誌面で紹介しきれなかったロング版のインタビューをお届けする。

アイチと櫂が新たな関係を紡ぐ
熱い友情が溢れ出すEDテーマ

──本作は完全新作ということで、そこはどんな風に受け止めていますか?

代永 僕らとしては『カードファイト!! ヴァンガードG』で大人の櫂トシキと先導アイチを演じて、再び中学生時代を演じるのが不思議な感覚です。ただ現場でもよく話すのですが、あれはあれとして、今回は同シリーズの別モノという気持ちで楽しみながら取り組んでいます。

──役作り的には、かつて演じた役と同じという感覚ですか?

代永 僕は基本的にそうですけど、櫂くんはだいぶ違うよね。

佐藤 僕は完全にいちから作り直していますね。名前と見た目が同じだけで、別のキャラクターという気持ちで演じています。世界観も、違ったものになっていますからね。

──ストーリー的にも違うものに?

佐藤 7年前の第1シリーズとは違うものになっていくであろう、と思います。我々もどうなっていくのか、全容を知らされていないので。

代永 基本的には原作通りに進みますけど、そこにどういうオリジナル展開が加わっていくのか、そこは僕らも楽しみにしています。

──観てくれる世代も、1周回ってより幅広くなると思うので、そのうえでどんな作品になったらいいなと思いますか?

代永 第1シリーズが7年前ですから、当時観ていた方が結婚して子どもが生まれている場合があるかもしれないし、高校生だった方は社会人になっていて、自分で貯めたお金でカードが買えるようになっているだろうし。そういう意味では、その方たちがカードの楽しさや作品の面白さを次の世代に繋げていってくれたらいいなと思います。発表会のときにも、「一旦カードを離れていた方から、これを機会にまた始めてみようと思っている」と、お声をたくさんいただきました。カードゲームとしても、当時とはルールが変更されている点もあるので、一度で二度楽しめるじゃないけど、また違った楽しみ方をしてもらえると思いますね。

佐藤 放送時間帯も第1シーズンは朝の時間帯だったのに対し、今回は夜なので、表現の幅が以前とは違うんじゃないかと思って楽しみにしています。

──第1シリーズにはなかった、新しさを感じるのはどんなところですか?

佐藤 ファイトの最中に、ユニットと呼ばれるキャラクターたちと会話ができることですね。「攻撃してくれ」とか「守ってくれ」という言葉に対して、ユニットが応えてくれるんです。そこでより『ヴァンガード』世界への没入感が楽しめると思います。

──逆に当時のままだと感じるものは?

佐藤 それはやっぱりアイチくんであれば「ブラスター・ブレード」とか、櫂くんであれば「ドラゴニック・オーバーロード」とか、使っているカードは基本的に当時と同じなので、そこはなつかしく感じていただけると思います。ただそのうえで、ルールの違いもあるし、ファイトシーンはより派手さが生まれていると思いますね。

代永 アイチとしては、カードショップで櫂くんと出会ってファイトをするという、その出会いのシーンは変わらず描かれていて。「ずっとファイトしたかったんだ」という根底の気持ちは、今作でもキーになっています。ただカードの効果が当時と今回では少し違うので、なぜあのときにグレード2のカードが3のカードに勝つことができたのか? その部分では、「こういう効果が発動しから勝つことができた」と、補足でもないけど以前よりもていねいに描かれているので、第1シリーズと見比べて「なるほど!」と思ってもらえると思います。それと第1シリーズでは、アイチの櫂くんへの思いがとても強かったけど、櫂くんへの執着みたいなものはなくて。櫂くんのキャラクターの違いもあって、よりフレンドリーに描かれていて、その部分でも新鮮に楽しんでいただけると思います。

──そんなおふたりが歌うEDの「GIFT from THE FIGHT!!」は、疾走感があってとてもさわやかな楽曲ですね。最初におふたりで歌うと話を聞いたときは、どんな気持ちでしたか?

佐藤 正直な話をすると、本当に驚きました。と言うのも、物語ではまた一からふたりの関係性を紡いでいくのに、歌詞ではすでにライバルというか友達としての関係性ができあがっていて。「はて、これをどの立場で歌えばいいのだろう?」と思ったのが最初でした。出会ったころの気持ちか、ストーリーが進んだうえでの気持ちか、はたまた過去の記憶を持ったまま歌ってしまっていいのか?

代永 過去にふたりでキャラソンを歌ったことはありましたが、それがEDになることはなくて、必ずアーティストさんが歌ってきたんです。それはきっと佐藤くんが言ったようなことによる違和感をなくすこと、つまり『ヴァンガード』の世界を守ることだったと思うんです。だから最初に話をいただいたときは、「僕らでいいのかな?」って、正直思いました。でも今回は「イマジナリーギフト」というカード効果も出てきますし、櫂くんからもらった思いやアイチからもらった思いとかかっている曲でもあるので、そういう意味では、とても彼ららしい曲だと思います。ただ僕は、当時と変わらずアイチはアイチとしてそのままやっているので問題はないのですが、櫂くんの気持ちを歌うのは大変だろうなっていました。

──最終的に櫂は、どんな気持ちで?

佐藤 最初に僕のなかで何が違和感をもたらせていたのかというのを考えました。結論としては、結局過去のシリーズの櫂トシキとの付き合いが長かったので、本作でいちから作っている櫂とのバランスが、僕のなかで取れていなかったからということが違和感の原因だったんです。だから、改めて別の人物の櫂トシキとして、この櫂は最初からここまでアイチを受け入れ尊重できる人なんだととらえるようにして。あくまでも新しいキャラクターとして受け入れることで、すごく気持ちとして落ち着きましたね。

代永 この歌は、本当に気持ちに対して素直だよね。

佐藤 前の櫂くんが、あまりにも自分の気持ちを言葉にしない人だったから余計にですね。本線の収録が始まる前にこの曲の収録があったので、そういう意味ではいい形で本線の収録に臨めたので、それはすごくよかったと思っています。

──掛け合いも多くて、それがお互いの攻撃ターンを繰り返しているようにも感じられるし、ふたりの仲のよさも表れている曲ですね。

佐藤 そうですね。『ヴァンガード』を通じて友情を築くことができたふたりということを感じていただけるはずです。それにメロディーもシンプルですごく心地いいと思います。

代永 すぐに覚えてもらえるんじゃないかな。

──実際に歌ってどうでしたか?

佐藤 僕は代永さんが歌ったあとで、見本があったので歌いやすかったですけど。

代永 僕はさっき佐藤くんが話したようなことで、中学生編のアイチの気持ちで歌ったらいいのか、高校生編で少し凜々しくなったアイチで歌ったほうがいいのか、すごく相談しました。それで、「中学生のころの最初のアイチでいい」ということだったので、そこに合わせて歌ったんです。ただ僕はキーが高いので「声の低い佐藤くんが櫂くんとして、それに合わせるときに大丈夫なのか?」とか、いろいろ相談させていただきました。

佐藤 結果的に新キャラとして櫂くんと受け入れた時点で、代永さんのキーで大丈夫だろうと思って。

──メロディーが難しいとか簡単だとかいうことよりも、そこにおける気持ち作りや声が大事だったわけですね。ほかのキャストさんの反応はいかがでしたか?

佐藤 現場でも先導エミ役の榎本温子さんが、さっそく「カラオケで歌う」と言ってくださって。

代永 でも女性陣からは「キーが高いよ」って。自分ではそんなに高いつもりはないけど、キャラクターが中学生なのでよりトーンが高く聴こえるのかなと思います。

──歌詞を読んだうえで、おふたりの胸に響いた言葉は?

佐藤 「めくるたび巡り会う新しい夢」というのは、まさしく今回の新作アニメ化のことを言っているんじゃないかと思います。知ってるはずだったけど、まったく違う新しい世界だったということを感じて、今作のことを言い表しているなと思いました。

代永 「肩並べ語り合う重なった夢」という言葉は、自分たちが一番最初に携わったときのことを思い出させてくれますね。第1シリーズが始まったときに、ふたりで一緒に帰りながらいろんなことを話していたことがよみがえりますね。それにタイトルにもなっている「ギフト」という言葉は、櫂とアイチがお互いに贈り合っている気持ちであると同時に、観てくれるファンへの思いも重ねていると感じました。ずっと応援してきてくれて、こうしてまた出会うことができたみんなに向けて、感謝の気持ちを表しているとも思います。

──新作のEDテーマではあるけど、7年の積み重ねも奥底には流れているということですね。ちなみに、7年前にそれぞれ演じたときのことは覚えていますか?

代永 どうですか?

佐藤 僕は地上波のアニメでメインキャストのひとりを演じたのが初めてでしたから、毎週の収録でめちゃめちゃ緊張していた覚えがあります。それに第1話と2話で、できたばかりで誰も知らないカードゲームの説明を、さもそのゲームのベテランプレーヤーであるかのように話さないといけないのが試練でした。用語の言い方も決まってないような段階で、「お前は初心者だから俺が説明してやる」って。でも心のなかで「俺も初心者なんだけど」って(笑)。今作でも同じように説明シーンがあったんですけど、7年の積み重ねでルールにも詳しくなっていたので、おだやかな気持ちで収録することができました(笑)!

代永 そこは、本作では逆に僕が大変です。初心者に戻らないといけなかったので。「ツインドライブ」だったり「ドライブチェック」とか「クリティカルトリガー」とかヴァンガード用語を知っているわけだけど、櫂くんが話すヴァンガード用語に、さも初めて聞いた言葉のように反応しなくちゃいけなくて(笑)。でも佐藤くんとは同じ事務所でもあるので、当時のオーディション後に結果を連絡し合って、喜び合ったことを鮮明に覚えていますね。それに佐藤くんは海外作品の吹き替えの仕事が多かったから、ほとんど初めてのアニメの現場ですごく緊張していて。自分もまだまだだったけど先輩として動揺していてはいけないと思って、頑張って気を張っていました。佐藤くんの緊張をほぐすためにも、「ふたりで主人公。ふたりで『ヴァンガード』を作っていこう」と口癖のようにいつも話していました。

──『ヴァンガード』と一緒に成長してきて、この7年でおふたりのの間には固い絆が結ばれているだと思いますが、今はどんなところで絆を感じますか?

代永 どんなときに感じてる?

佐藤 そうですね〜。僕がどんなにくだらないことを言っても、とりあえず全部拾ってくれるところですね。結局最後には代永さんが全部拾ってくれるので。“すごくいい奴”ですよ(笑)!

代永 おい! 先輩だぞ(笑)!

佐藤 こういうことを言っても許してくれるのがいいです。

代永 まあ、こんな奴でもいないとさびしいですよね。

佐藤 そうでしょうね!

代永 また上から(笑)! でも本当に、前シリーズで佐藤くんがいなかったときは、片割れを失ったようなさびしさがありました。

佐藤 ありがとうございます。

代永 そう素直に言えばいいんだよ(笑)。でも、森久保祥太郎さんや杉山紀彰さんといった先輩方の背中を観てきていたので、同じ事務所で、僕もああいった先輩になれたらいいなと思っていたし。『ヴァンガード』の現場では周りにも恵まれて、ふたりで成長することができたかなって思います。

──では聴く人に向けては、どんな風に楽しんでほしいですか?

佐藤 まずは聴いたみなさんが、どんな風に感じるのかすごく興味があります。

代永 歌詞は、アイチと櫂の気持ちをすごく代弁していて、ふたりが築いてきたものがすごく表わされています。そういう意味では、この歌のなかで彼らが思いをぶつけ合っている様子を浮かべながら聴いてもらえたらうれしいです。また、第1シーズンを見返したあとでこの曲を聴くと、違ったものが見えてくると思います。そしてこの曲で、新たな『ヴァンガード』を盛り上げていきたいですね。

■プロフィール
【よなが・つばさ】1月15日生まれ。神奈川県出身。賢プロダクション所属。
【さとう・たくや】5月19日生まれ。宮城県出身。賢プロダクション所属。

〈音楽情報〉
エンディングテーマ
GIFT from THE FIGHT
先導アイチ(声/代永翼)、櫂トシキ(声/佐藤拓也)

配信中
配信サイト:Tunes他各音楽配信サイト
歌入り、インストゥルメンタル 各250円
※セットで購入の場合、300円になります。

 先導アイチと櫂トシキのふたりが歌うキャラソンが、シリーズでは初めてEDテーマに! ふたりのかけ合いによるサビから始まる壮快な楽曲で、まるでお互いにカードを繰り出すような細かいかけ合いが聴きどころ。歌詞のことば一つひとつからふたりの気持ちがにじみ溢れていて、ライバルであり親友であるふたりの関係性に聴いているほうも胸が熱くなる。世界観が変わるDメロから最後のサビにかけた広がりは感動的だ。メロディーはシンプルで覚えやすく、口ずさみやすいので、きっとどんな世代でもカラオケなどで楽しんでもらえるだろう。

〈『カードファイト!! ヴァンガード』情報〉
毎週土曜21時よりAbemaTV「みんなのアニメチャンネル」ほかで放送中

■ストーリー
後江中学に通う気弱な少年・先導アイチは、大切なカードである「ブラスター・ブレード」をクラスメイトの森川カツミに奪われてしまう。アイチは森川を追いかけ、カードキャピタルというカードショップへと向かう。そこで、過去にアイチに「ヴァンガード」の遊び方を教え、「ブラスター・ブレード」をくれた少年である櫂トシキと再会する。さらに、森川が櫂とのファイトに負けたことで、「ブラスター・ブレード」は櫂の手に渡ってしまった。アイチは、大切なカードを取り返すために櫂と勝負をすることになる。

アニメ公式サイト
https://anime.cf-vanguard.com/

公式Twitter
@cfvanguard_PR

©Project Vanguard2018



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