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【インタビュー】“ひふみん”こと加藤一二三が声優初挑戦! 『レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~』アフレコ後を直撃!

2018/4/27



 現在放送中のTVアニメ『レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~』。4月29日放送の第4話に、“ひふみん”の愛称で親しまれる加藤一二三がゲストキャストとして登場する。本人たっての希望で実現したという初めての声優業への挑戦。ロンドン中の宝石を盗む怪盗セーヌを捕まえて欲しいと頼まれた主人公・カトリーの助手・ノアが通う大学にある、高性能な巨大コンピューターの役を演じた“ひふみん”に、アフレコをした感想、棋士と声優の仕事の共通点などを聞いた。


――お疲れさまでした。アフレコをされた感想をお願いします。
 ストーリーも魅力的ですし、セリフも楽しくて胸がワクワクしながらやりました。もともとアニメーションは長年にわたって家族と一緒によく観ていたんです。『赤毛のアン』とか『ニルスのふしぎな旅』とか『名犬ジョリィ』とかいろいろ観てましたね。今回まわりのスタッフの方から「何か新しくやってみたいものはありますか?」と聞いていただいたので、「アニメーションの声優をやってみたい」とお話したんですね。率直に言いますと、あくまで夢を言っただけのつもりで、まさかこんなにすぐに実現するとはまったく思っていませんでした。非常にうれしいことでしたね。

――手ごたえとしてはいかがでしたか?
 『アウト×デラックス』という番組で、クラシック音楽に挑戦させていただいたことがあるのですが、そこで教えていただいた青島広志先生に「加藤さんの声はテノールで、とても声がよくて、音程がいい」と言われたんです。なので、声には少し自信があるということで、今回挑戦したいと手を挙げたわけなんです。アフレコは、監督さんからも親切に細かい指示をいただきながら、非常に楽しかったです。
 前に番組で古坂大魔王先生に「ひふみんアイ」という曲を作っていただいて、そのときにかれこれ5時間くらい収録をしたんです。そのときの雰囲気と今回のアフレコは同じだなと思いましたね。あと、コンピューターの役は初めてでしたが、将棋の世界にもコンピューター将棋というものがありまして、極めてレベルの高いところに達しているんですね。そういった将棋との関連もあるので、コンピューター役を演じることに対して違和感はなかったです。

――監督からは具体的にどういった指示があったのでしょうか?
 ひとつは、セリフとセリフの間ですね。それから、今回私が演じるのはコンピューターの役なので、人間らしい感情を入れた方がいいところと、場合によっては機械的な声になるところとのバランスのとり方も教えていただきました。

――印象に残っているシーンを教えてください。
 セリフが大変魅力的なんですよね。私の演じるコンピューターは、ベンガリー少年に対して心遣いを示して、彼に何とか幸せになってもらいたいと思っているわけで、そのへんがなんともいえない感じでいいなと思いました。

――将棋と声優の世界で似ているな、もしくはまったく違うなと感じたところはありますか?
 共通点がありまして、声優も将棋の対局もどちらも楽しい、ということです。将棋は対局をしていて、楽しいですし、面白いですし、深い。アニメーションも同じだなと思います。あと、私は、これまで将棋の対局を2000局以上戦ってきましたけど、戦いの前に負けると思ったことが一回もないんです。今回初めて挑戦した声優の仕事でしたが、「挑戦する以上はなんとしてでも成功したい」と向かっていく意気込みという面でも、将棋の対局と今回の挑戦は共通しているなと感じました。

――今回の経験を通して、声優の仕事の中で大切だと感じたことはありますか?
 まずは自分が精一杯いい表現をするということです。そして、共演者との掛け合いでの、バランスのとり方が大事だと思います。今回の場合、私にとって共演者の声優の皆さんは“達人”なわけですから、共演させていただくときに少しでもいい雰囲気をかもし出せるといいなと思ってやりました。達人の方たちと一緒に表現して、その場に違和感なく溶け込めていたらうれしいですね。

――本作は、ナゾトキであったり、頭を使う内容となっています。将棋の世界で“天才”と言われている加藤さんが、常に頭を動かしておくために大事にされていることを教えてください。
 基本的に何事も新しいことに対しては、将棋の対局と同じように“最善を尽くす”というのがスタンスとしてあります。自分が実際にその事柄を「よし!」と思って、心から楽しむということが大事だと思っています。自分のやっていることをつまんないと思ってしまってはいけないので、どんな仕事でも楽しく胸がわくわくするものだと思って臨んでいます。

――ちなみに作中には、探偵と怪盗の両方が登場しますが、もしなれるとしたらどっちになってみたいですか?
 昔からアガサ・クリスティーやコナン・ドイルなど探偵ものは好きでたくさん観ているのですが、探偵役がいいですね。逃げるのは嫌です(笑)。すばらしい頭の働きでナゾを解いていく、というのをやってみたいです。

――今後また声優のオファーがあった場合、どんな役や作品にチャレンジしたいですか?
 いろんな役柄がありますけれど、児童向けのアニメというのはあんまり根っからの悪役というのは出てこないですよね。悪役と言いながら少しズッコケているところがあったり、憎めないところがある役が多い。そういう役の依頼がもしあればやってみたいでですね。

――最後に放送を楽しみにしている人たちへメッセージをお願いします。
 私自身、もともとミステリーものが好きで、今回こちらの作品の中で声優を務めさせていただくことができました。非常に魅力的な作品ですので、自分が出演する回以外もずっと観ていこうと思いますし、ぜひ期待して観ていただけたらと思います。

◆プロフィール
【かとう・ひふみ】1940年1月1日生まれ。福岡県出身。棋士九段。「神武以来の天才」・「1分将棋の神様」などの異名を持ち、天才棋士としてその名を轟かせた。2017年に現役引退後は“ひふみん”の愛称でバラエティ番組等でも活躍。今回が声優初挑戦となる。


<TVアニメ「レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~」情報>
フジテレビほかにて毎週日曜8:30から放送中

◆スタッフ
クリエイティブディレクター/原案・シリーズ構成:日野晃博
原作:レベルファイブ
アニメーション制作:ライデンフィルム
監督:満仲勧
キャラクターデザイン原案:長野拓造
キャラクターデザイン:高田謡子
美術監督:中久木孝将
音楽:西浦智仁
3DCGI:FelixFilm

◆キャスト
カトリーエイル・レイトン:花澤香菜
シャーロ:小杉十郎太
ノア・モントール:池田恭祐
ダージリン・アスポワロ:多田野曜平
ジェラルディン・ロイヤー:山村響
エルシャール・レイトン:山寺宏一

サイモン・ライト(第1話ゲスト):今井翼
巨大コンピューター(第4話ゲスト):加藤一二三
ウーラ・ブレイムス(第6話ゲスト):宮司愛海

(c)LEVEL-5/レイトンミステリー探偵社



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