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『映像研には手を出すな!』原作者から視聴者へのメッセージ『「無理に大人になろうとする必要はない」、それを思い出してもらえれば』【インタビュー】

2020/2/29


『月刊!スピリッツ』にて連載中の漫画『映像研には手を出すな!』がTVアニメ化。2020年1月よりNHK総合テレビにて放送されている。本作は、脳内にある“最強の世界”を表現すべく映像研を設立した女子高生の浅草みどり、金森さやか、水崎ツバメの3人組が、アニメ制作に挑む。いわば、アニメづくりをアニメで描く、青春冒険部活ストーリーだ。今回は、原作者・大童澄瞳にインタビュー。アニメ放送後の反響のほか、自身のアニメ作品のルーツなどについてお話をうかがった。

――“アニメ制作”が題材となっている本作。先生自身はどのようなアニメをご覧になってきましたか? ルーツになった作品などについて教えてください。

 今後のインタビューで過去を思い出すにつれて言うことが変わるかもしれませんが、今パッと思い浮かぶのは『未来少年コナン』ですね。

――先生の年齢からすると、リアルタイムでご視聴されていた世代ではないかと思いますが、作品とはどうやって出会ったのでしょうか?

 親の教育ですね。私の家族って熱中するとそっちに向いてしまう人が多くって。それ故に、家でテレビが点いていると誰も何もやらなくなってしまう……そういう恐れがあったからなのか、我が家ではテレビのアンテナを接続していなかったんです。子供の頃は『メダロット』のアニメが放送されていて興味もありましたが、リアルタイムで観る機会はあまりありませんでした。そんな環境下でもビデオを借りて観ることは大丈夫だったんです。そこで母からオススメされたのが『未来少年コナン』や『宇宙戦艦ヤマト』、あとは『世界名作劇場』や『ドラえもん』などでした。

――教育の一環としてアニメをご覧になっていたんですね。

 そうですね。私の親はいわゆるオタク第一世代なんですよ。大友克洋さんの名前が世間でほとんど浸透していないとき、「私は大友作品を買っていたんだ」ということを自慢する、そんな親だったんです。あとは、姉もオタク気質で、『攻殻機動隊』や『あずまんが大王』を観ていたので、僕もその影響を受けて観るようになりました。

――家族の影響が大きかったんですね。その後、独学でアニメーションについて学ばれます。ちょっと変な話かもしれませんが、『映像研には手を出すな!』をご自身でアニメ化しようとは思わなかったのでしょうか。

 僕はひとつの仕事に絞って生きていきたいタイプではないので、漫画も描くしアニメも作る、もちろん実写にも挑戦してみたいと思っています。だから自分で作るという選択肢ももちろんありました。ただ、必ずしも自分でということでもなく、自分でやれと言われるのならばやるし、誰かが制作してくださるのならばそういう作品として観たい、というマインドだったんですよね。

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