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【インタビュー】『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』界堂笑役の茅野愛衣の理想のヒーローとは?

2018/2/27


 2018年2月24日(土)より公開がスタートする『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』。TVシリーズの続編として制作された本作では、TVシリーズに続きガッチャマン、テッカマン、ポリマー、キャシャーンが活躍。加えて、科学忍者隊の創設者の南部博士やコンドルのジョーが登場するということでも話題を呼んでいる。今回は、TVシリーズのキーキャラクターでもあった界堂笑役の茅野愛衣にインタビューを敢行。劇場版の魅力やアフレコ時のエピソード、TVシリーズを経て変化した笑について話を聞いた。

界堂笑役の茅野愛衣さん

笑の成長を意識したアフレコ

――いよいよ『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』が公開されますが、今の心境はいかがですか?

TVシリーズのときから3DCGアニメーションってこんなにも綺麗なんだと感じていましたが、それをスクリーンで見ることができるなんて、とても贅沢なことだと思いました。そういう綺麗な映像をやっと皆さんに見ていただけると思うと、とても楽しみだなというのが今の率直な気持ちです。

――TVシリーズを経ての劇場版となりましたね。改めて、TVシリーズを振り返ってみるとどのような作品だったと感じますか?

表情の動きが細やかだったり、一度見ただけでは見逃してしまうところがあったり……。この作品は見た時々で気づくところが毎回違うんですよね。だから、何度も見たくなる作品だと思っています。また、本作はモーションキャプチャが採用されているため、キャラクターの動きを演じるアクターさんもいらっしゃったんです。そのアクターさんがお芝居されているものに私たちが声を付けて、さらに絵を付けるという形で製作しているので、一人で演じているというよりもアクターさんと一緒にキャラクターを作っていったという感じが強いです。

――二人三脚のような?

そうですね。実際にお会いしたことはありませんが、TVシリーズの1クールを通じて一緒にやっていると、何となくアクターさんの癖も分かってきて、それが面白くもありました。また、私たちが声を入れる前にアクターさんが実際にセリフを喋っていらっしゃったので、それを聞いてからアフレコをしました。アクターさん同士で掛け合っているお芝居も聞かせていただき、それを参考にすることもありましたね。一人でリハーサルしているときは、(鷲尾)健のアクターさんのお芝居を聞きながら練習していたのですが、実際のアフレコでは関(智一)さんと掛け合うので、現場では練習と違ったものが生まれるんです。それがとても面白かったです。今回は何だか不思議なアフレコでした。

――こういうアフレコ形式はあまりないですよね。

監督さんが事前に声を入れて、それを目印にするということはありましたが、今回のようにアクターさんが動きもやって、お芝居もやっているところに声を入れていくという経験は初めてでした。自分で台本をチェックしていく前に、まずはアクターさんのお芝居を観てから始まるのが新鮮でしたね。

――先ほどお芝居のお話がありましたが、TVシリーズの続編である本作で笑を演じるうえで意識したことは?

TVシリーズは笑の成長物語でもあったので、まずは成長した彼女の姿を本作で見ることができて嬉しかったです。また、そういう成長したところを演じるうえで意識しました。

――TVシリーズの序盤では笑は冷めている感じでしたよね。

無気力と言いますか、いつ自分がいなくなってもいいという考え方でした。しかし、その考え方は健をはじめとするヒーローや敵のチームのメンバーとも話すことによって変化していったんです。きっと、その中の誰か一人でも欠けていたら、笑はここまで成長しなかったと思います。

――そういう笑の成長した姿も劇場版では注目ポイントになりそうです。

TVシリーズでは思いやるという心を持てていなかった彼女が、本作ではみんなのことを考えて動いています。健に助けてもらってばかりだった笑が、劇場版では健のために何ができるのかという気持ちで行動しようとしている。成長した彼女を見て嬉しくなったと共に、そういう強い気持ちを意識して演じないと!と、思いました。彼女はヒーローのように強くはないですが、ヒーローに負けないくらいの心の強さを手に入れたと思います。これまでとは違い、何だか一緒に「バード・ゴー!」と言いたくなる気持ちになりました。

――笑の成長は健の説教の賜物でもあると思います。

そうですね。TVシリーズでは「友達は大事にしろ」など色々と言われていましたから(笑)。

今の友人が一番だと思っています

――ここまでお芝居の話を中心におうかがいしてきましたが、収録はどのような感じで行われましたか?

TVシリーズのメンバーは揃って収録ができたのですが、南部博士(船越英一郎さん)とコンドルのジョー(鈴木一真さん)は一緒に録ることができなかったんです。なので、南部博士と話しているシーンは船越さんが出演されている様々な作品を見て「船越さんの声はこんな感じかな?」と、想像しながらアフレコしていました。

――そうだったんですね!

実際に出来上がった映像で初めてお芝居を聞かせていただいたのですが、想像以上に渋くて素敵な南部博士でしたね! コンドルのジョーも男らしさが滲み出ていました。船越さんと鈴木さんとはアフレコでお会いできませんでしたが、完成披露試写会でお会いして、人柄が南部博士にもコンドルのジョーにも表れているなと感じました。今回二人は敵として登場しますが、本当はそれぞれ自分の正義を持っているので、素敵だなと思いました。

――TVシリーズの皆さんとは一緒にアフレコされたというお話でしたが、どれくらいぶりに集まっての収録だったのでしょうか?

どれくらいかな? 3DCGアニメーションの作品は早めに声を録って、映像を作っていくので、相当久しぶりに集まった気がします。

――早めに録る分、本作ではキャラクターの口の動きも後から入れているんですよね。

そうですね。基本的にアニメではセリフの尺が決まっているのですが、後から絵を併せて作っていく形式だったので、今回は自由に演じられた気がします。口は全部リップシンクするというお話だったので、自由な掛け合いができました。

――それがナチュラルな演技にも繋がった?

そうかもしれません。それに久しぶりとは言えTVシリーズで一緒にやってきたメンバー、更には信頼できる先輩方ばかりなので、その場にいなかった南部博士やジョーもみんなで想像しながら演じていくことができました。

――そんな先輩方もたくさんいるアフレコ現場。雰囲気はいかがでしたか? TVシリーズのときはヒーロー談義に花を咲かせたというお話もありましたが……。

劇場版は一日で収録したのですが、ヒーローの皆さん……いや、ヒーローの先輩方……? 何て言えばいいんでしょう (笑)。とにかく、現場にいる方々の多くが“世代”ということもあって、今回もヒーロー話で盛り上がっていました。完成披露試写会でお会いした船越さんと鈴木さんもタツノコ世代だとおっしゃっていて、その場で色々な作品名を挙げていました。私は再放送でしか見ていなかったので、「昔はこんなのがあったんだよ」とお話されているのを聞きながら楽しんでいました。

――引き続きヒーロートークはされていたんですね。

そこは変わらずでした。一方で劇場版は尺が長いので、本番は集中して、本番以外はゆるっとしている方がいたり、コーヒーを飲んでいる方がいたりと自由な感じでした。作中では笑とヒーローたちが一緒に住んでいましたが、まさにそんな雰囲気で。それぞれ自由にしつつも、ヒーロートークで盛り上がるときはワッと湧いていました。

――ヒーロートークのお話がありましたが、本作は往年のタツノコヒーローたちが活躍する作品です。茅野さんが考える理想のヒーロー像とはどういったものでしょうか?

完成披露試写会でもヒーローについて色々と話していましたが、ちょっとした勇気がいることを考える間もなく行動に移せる人がヒーローだと思います。この前、女性の方が毛皮のマフラーを落とした瞬間に、後ろの男性が急にきりっとした顔になって、小走りでそのマフラーを取って、女性の元に届けたという場面を街中で見たんです。その姿が異様にカッコよく見えて、「ヒーローだ!」と感じたんです。本当にちょっとしたことかもしれませんが、そういう行動は見習っていきたいですね。

――もしかするとヒーローは意外と身近にいるのかもしれませんね。

そうですね。ヒーローは「こうじゃないといけない!」というものではないのかもしれません。私には先ほどの方がヒーローに見えますが、全く違うものを見てヒーローだと感じる方もいらっしゃると思います。

――腕っぷしが強いからヒーローという訳でもないですよね。

この作品の話をすると、私はだいたい筋肉が素晴らしいと言ってしまいますが、別に筋肉だけがヒーローであるという証ではないと思います(笑)。腹筋がシックスパックに割れていないとヒーローじゃないということはないですし、見た目だけではなく、行動や心にヒーローは現れるのかなと思いました。

――本作はもうひとつのキーワードとして「友」というものがありますが、茅野さんが考える理想の友人像はありますか?

いつ会っても青春時代に戻れる友達は大切にしたいなと思っています。環境が変わって、仕事でなかなか会えなくなっても、久しぶりに会っても10代の頃に戻れるような友達はずっと大事にしていきたいです。私の友人に、結婚して旦那さんの転勤に伴い地方に行ってしまった方がいます。その友人とは前のようになかなか会うことができないのですが、それでもちょっとした連絡を取るだけで、10代に戻ったように盛り上がれたり楽しめたりするんです。なので、理想というよりは、今いる友人が一番だと思っています。

――素敵です。

これから運命的な友人に出会う可能性もありますけど(笑)。ただ仕事をする前から私のことを知ってくれている友人はこの先に出会う方より、きっと私のことを知ってくれている、と考えてしまいますね。

お気に入りはミニキャラのグッズ?

「超! アニメディア」の姉妹サイト「アニメディアSHOP」では、『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』のグッズを展開している。ヒーロー4人(鷲尾健、南城二、鎧武士、東鉄也)のラバーストラップのほか、月刊「ムー」特別監修のアクリルキーホルダー、ヒーローたちのミニキャラが描かれた折りたたみミラーなど、種類もさまざまだ。今回は茅野さんに実際にグッズを見て触っていただき、感想もいただいた。

――作品について色々とお話いただきありがとうございました。突然ですが、本日は「アニメディアSHOP」で展開しているグッズを色々とお持ちしました! ぜひ感想などおうかがいできればと思います。

可愛い! お父さんまでグッズになっているんですね。あっ、ラバーストラップはあのキャラクターがシークレットなんですね。

――そうです! 今回ならではということで……。

なるほど!  『Infini-T Force』関連のグッズは初めて見ました。こんなにあるんですね。

――お気に入りのグッズはありますか?

この折りたたみミラーのミニキャラが可愛いです。グッズ全体的に、みんな切羽詰まってない感じが出ていていいですね。鉄也も可愛い……。あっ、フレンダ―って、舌があるんですね! 知らなかった。とても細かく作ってありますね。

――細かいところまでみていただきありがとうございます!

Infini-T Force×『ムー』コラボアクリルキーホルダー(シークレット含む全9種。税込各756円)

Infini-T Force トレーディングラバーストラップ(シークレット含む全5種。税込各864円)

Infini-T Force折りたたみミラーA ミニキャラ(1,080円)

Infini-T Force折りたたみミラーB アイコン(1,080円)

 『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』は2018年2月24日(土)より全国の映画館で公開。笑の成長やヒーローたちの活躍をぜひその目に焼き付けてほしい。

プロフィール
茅野愛衣【かやのあい】。9月13日生まれ。東京都出身。大沢事務所所属。主な出演は『ノーゲーム・ノーライフ』白役、『りゅうおうのおしごと!』清滝桂香役、『重神機パンドーラ』セシル・スー役、『あまんちゅ!』大木双葉役ほか

■作品情報
タイトル:『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』
公開時期:2018年2月24日(土)
配給:松竹
出演:関 智一(ガッチャマン/鷲尾 健)、櫻井孝宏(テッカマン/南 城二)、鈴村健一(ポリマー/鎧 武士)、斉藤壮馬(キャシャーン/東 鉄也)、茅野愛衣(界堂 笑)、遠藤 綾(佐々岡)、鈴木一真(コンドルのジョー/ジョージ浅倉)、船越英一郎(南部博士)
監督:松本 淳(『閃光のナイトレイド』『PERSONA -trinity soul-』監督)
脚本:熊谷 純(『PSYCHO-PASS サイコパス 2』脚本、『アクエリオンロゴス』シリーズ構成)

■作品あらすじ
戦いの末に自分たちの世界を取り戻し、それぞれが生きるべき場所へと戻ったガッチャマン=健、テッカマン=城二、ポリマー=武士、キャシャーン=鉄也の四人。しかし彼らはある目的のため、笑と共に再び時空を超えて一つの世界へと降り立った。そこは平和を脅かす人類の敵「ギャラクター」が猛威を振るい、それに対抗するガッチャマン率いる「科学忍者隊」が戦い続けた世界。だが、その世界の様子に違和感を覚える彼らの前に、一人の男が姿を現す。それは科学忍者隊の創設者、南部博士。見知ったはずの健に不審な表情を向ける南部は、ヒーローたちに思わぬ言葉を告げる。「どうやら君たちは私の敵らしい」と……。そして、その様子をビルの上から見つめる一つの影があった。それは健と共にギャラクターと戦い続けた、科学忍者隊のナンバー2。その名を“コンドルのジョー”。4大ヒーローの新たなる激闘が、スクリーンで幕を開ける!

公式HP
http://www.infini-tforce.com

公式Twitter
https://twitter.com/Infini_TForce

 (c)タツノコプロ/Infini-T Force 製作委員会



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