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石川界人、梶裕貴が作品をアツくトーク! TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の“VSヒーロー殺し編”一挙放映&トークイベントレポート

2017/9/13


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 8月26日(土)に東京・新宿でTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の“VSヒーロー殺し編”一挙放映&トークイベントが行われ、飯田天哉役の石川界人、轟焦凍役の梶裕貴が登壇した。

 本作の“VSヒーロー殺し編”は、“ヒーロー殺し”の異名を持つ敵(ヴィラン)、ステインに兄を再起不能にされた飯田天哉の復讐心が発端となり、ヒーローの本質を見失った飯田と、そんな彼を救うために駆けつける主人公の緑谷出久と轟焦凍の3人がステインとの壮絶な戦いを展開するストーリー。本当のヒーローとは何かを問いかける高いテーマ性、迫力のバトルアクションシーンで、放送時に大きな反響を呼んだエピソードだ。上映後のトークショーということで「いかがだったでしょうか?」というMCの問いかけに、会場からは大きな拍手が。その後、石川と梶が登場すると、さらに大きな拍手が起こった。

 キャストであり、視聴者であり、原作のファンである2人。まず、本作の魅力について聞かれると、石川は「ヒーローとはなんたるかをかなり現実的に描いているところなんじゃないかなと思います。もちろんマンガなので、ファンタジー的なところとか、ドラマチックなところもたくさんあるんですけど、それ以上に『ヒーローとはどうあるべきか』とか、商業ヒーローになったときにはどういう弊害が生まれてくるのかみたいな、現実的なところにもフォーカスしているのが魅力的だなと思います」と本作の持つリアリティな面を挙げた。続く梶は「まさにそうだと僕も思います。タイトルに『ヒーロー』とついているぐらいです。王道である青春や友情、バトルが描かれていて、誰もがアツい気持ちになれる作品だと思います。同時に、何が悪で何が正義なのかというのが、自分の意見だけでは決められないようなキャラクターが登場していて、いろんなことを考えさせられるところが、この作品の新しくもあり面白い所だなと思います。現実を叩きつけられますからね。まっすぐな思いとやる気だけじゃどうにもならないところに彼らが直面して、どうあがいていくのかというところに美学を感じます」と語った。

 2人ともアニメにキャスティングされる前から原作を読んでいたそうで、キャスティングされる前とされた後で原作の印象は変わったのかという質問に、石川は「僕はすごく変わりました。もともとアメコミみたいなヒーローものが好きだったので、タイトルだけ見たらすごく楽しそうなイメージだったんですけど、読んでいくうちに、現実的な部分が見えてくる。一番衝撃的だったのが、大人の事情っていうのが関わってくるところ。ステインを倒した飯田とデクと轟の3人を英雄として讃えることもできるけど、ただ個性を無断で使ったことは法律違反だった。だからそれを伏せるんです。現実でありうる問題が起こって、そういうときはこうしなければならないみたいな、現実的な対応といったところが描かれている。そういうところを見ると、演じていく上でも心構えが変わってきます。単純に分かりやすいお芝居を皆さんに提示するのではなく、ストーリーとしてきちんと皆さんの身近に感じてもらわなければいけない作品なんだなという意味でいち読者のときとはだいぶ感覚が変わったなーと思います」と今回の“VSヒーロー殺し編”でのエピソードを交えながら、原作に対する印象が大きく変わったことを明かした。

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 また、今回の“VSヒーロー殺し編”は、これまで品行方正なキャラだった飯田が、兄を傷つけられた復讐心に燃える姿が描かれ、そのギャップがすごいという話に。演じた石川は、演じる上で大変だったことを聞かれると、怒りと悲しみの感情の表し方が難しかったとコメント。「僕個人としては自分の身近な人が命に関わる何かに直面したときに悲しみが強い。でも、飯田くんは、そういう状況に陥れた相手に対する怒りが先にくるんです。自分の感情と彼の感情に差があったので、そこに近付けるのが大変でした」と話し、監督ともいろいろ話したが、理屈では分かっていても感情がなかなか追いつかなくて苦労したというエピソードを披露した。

 そんな石川をアフレコ現場で間近で見ていた梶は「ディスカッションが多い現場。監督をはじめ、スタッフさんと話し合いコミュニケーションをとって、細かいところまで突き詰めていってくださる現場なので、我々としてもとてもありがたいです」といいものを作り上げるために、キャストとスタッフが一丸となって取り組んでいる現場の様子が伝えられた。

 また、ギャップという面では、梶が演じる轟も第1クールの体育祭編から今回のVSヒーロー殺し編にかけて変わった印象があるという話になると、梶は「体育祭で本気で緑谷とぶつかって、やっとスタートラインに立てたんじゃないのかなと僕は思っていて、“体育祭で変わった”というよりは“体育祭から変化が起こっていく”という印象でした。演技も意図的に変えよう、変わろうというよりも、原作が持っているストーリーを引っ張る力や轟の表情を見ていると、自然と変わっていきましたね。今までの轟と違うように見えても構わないという意気で、感情があふれるシーンは演じさせていただきました。声質などはあえて深く考えずに、お芝居の空気感や他の役者さんとのかけあいを大事にした結果、流れの中で自然と今の轟が出ていきました」と轟の内面の変化を演技としてどのように表現しようと考えていたのかを明かした。

 また、復讐のために憎悪に満ちていた飯田が、出久と轟が身を挺して戦っているのを見て、心情的に変わっていくところについての演技について、石川がなぜか「轟さんにかけていただいた言葉が…」と敬語でコメントを始め、すかさず梶から「何で敬語なんだよ(笑)!」とツッコミが入るひと幕も。しかし、そういう言い方になったのにも理由があったようで、「『やめてほしけりゃ、立て! なりてえもんちゃんと見ろ!』と飯田が轟に言われたことは彼が変わるきっかけにはなってるんですけど、言い方がよくないかもですが、きっかけでしかなかったというか。彼の中でやっぱり思い浮かぶのは兄さんで、誰にその言葉をかけられたことよりもその言葉自体をかけられることが重要だったんだと思っています。でも、その時点では轟とデクに対する意識の変化ははっきりとはなかったんです。その後の病室のシーンで2人のすごさを自覚して、その後に2人の見え方が変わっていると思います。今までただの同級生だったのが、ヒーローとしての心構えが一歩先んじているものなんだという一種の尊敬が生まれたなと思いました」と戦いの前後における細かな心境の変化があったと話した。

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 さらに、9月2日から新章“期末試験編”がスタートしている本作。見どころについて聞かれると、石川は「アニメでは時間軸の整理がよりきっちりされているので、構成が分かりやすくなっていると思います。一つ一つの試験に対して、皆さんが入りこみやすい構成になっていると思うので、自分の好きな試験を見つけていただけたらと思います」、梶は「わかりやすく、新章に突入しているな!という印象です。体育祭で、それぞれがどういう個性を持っていて、どういう人間性なのかを理解していただいた上で、彼らが成長し始め、次にどうやって困難に立ち向かっていくのか…それが描かれていると思います」とさらなる生徒たちの活躍と成長が描かれていることを示唆した。

 また、本作では、Twitter上で「輝け!MVヒーロー」という各回で印象に残っているキャラクターを視聴者に投票して決めてもらうキャンペーン企画を実施。わかりやすくその回で活躍していた人だけではなく、一言だけでも印象に残れば選ばれることもあるので、「本当に毎回ちゃんと見てもらって投票してもらっている」と2人も感動していた。そんな企画の9月2日放送回「そなえろ期末テスト」で誰が選ばれるのかを石川と梶が予想することに。なぜその人を選んだのか30秒のプレゼンでアピールし、本イベントが中継されているニコニコ生放送の視聴者にどちらが当たりそうかジャッジしてもらうこととなった。

 石川は「峰田実」、梶は「八百万百」をチョイス。「なんといっても可愛らしい、秀才、性格もいい!完璧に見える彼女ですけど、完璧じゃないところがいいんです!完璧じゃないところを支えたくなるヒーロー、そんな八百万のすごくいい家が(9月2日放送回では)見られます!」とMVヒーローというより、推しキャラである八百万自身のプレゼンになり、本人も反省!? そんな梶に対し、石川は「皆さん、技術の発展を支えてきたのは何でしょうか? 人類の下心です。峰田くんはそんな下心に支配されやすいところがございます。今回の話、彼の下心が前面に出ている話となっております。その下心をもって、彼がヒーローとしての発展をとげるところを見てください!」と堂々とアピール。その自信に満ちたプレゼンの様子から、石川優勢かと思われたが、集計の結果、梶に軍配が上がった。

 エンディングでは、「飯田はここから轟くんのようなスタートを切れるのだと思います。ただ、轟くんとデクのような根っからのヒーローなれるかというと、ちょっと違うと思うんです。まだまだ子供ですし、私欲が少し出てしまうところもあるのではないかと思うんですけど、彼は今回そういうところに気付いた。気付いた上で今後ヒーローとどう向き合っていくのかを見守っていただけたらと思います。また、他のヒーローたちも今後各々の壁にぶちあたって、彼らがどう乗り越えていくのか、乗り越えた先に何があるのかも見守っていただきたいです」(石川)、「轟は体育祭、そしてステインとの戦いを経て、大きく変化しました。今後、今まで通り彼のかっこいいところもたくさん見られると思いますし、逆にかわいらしい天然なところも見え始めて、彼の人間としての魅力もご理解いただけるお話も待っていると思います。今回ステインが引き起こしたことは、今後のストーリーにも長く尾を引いていきます。今後もぜひ毎週欠かさずご覧ください。そして原作とあわせて、これからも応援していただけたらと思います」(梶)と今後の展開を楽しみにしている人にメッセージを送った。

 トークショーの最後には、「プルスウルトラ!」と本作でのお決まりの掛け声をキャストと会場で叫び、大きな拍手に包まれる中、イベントは幕を閉じた。

<TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』情報>
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット
毎週土曜夕方5時30分放送!※一部地域を除く

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アニメ公式サイト
http://heroaca.com/  

アニメ公式twitter
http://twitter.com/heroaca_anime

アニメ公式Instagram
http://instagram.com/heroaca_insta

(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会



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