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2017年秋アニメ『魔法使いの嫁』の凱旋上映会で語られる作品の魅力 - 「愛」と「帰れる場所」に込められる想いとは

2017/9/10


 2017年10月より放送が開始するTVアニメ『魔法使いの嫁』の凱旋上映会舞台挨拶が、2017年9月9日(土)に丸の内ピカデリーにて行われた。超! アニメディアでは本舞台挨拶の模様をレポートする。

 『魔法使いの嫁』は、月刊コミックガーデンにて連載するヤマザキコレ原作の正道ファンタジー漫画。「このマンガがすごい!2015(宝島社)」や「次にくるマンガ大賞 2015」、「全国書店員が選んだオススメコミック 2015(日本出版販売)」などにも取り上げられ、単行本も累計250万部を超えるというヒット作である。

maho_B5_omo_TVアニメ『魔法使いの嫁』第3弾キービジュアル

 今回のイベントが「凱旋上映会」と銘打たれたのは、2017年7月にアメリカ・ロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2017」と、フランス・パリで開催された「Japan Expo 2017」にて実施されたワールドプレミアを経て日本で行われたため。舞台挨拶は一部と二部に分けて行われ、一部の舞台挨拶には、チセ役の種崎敦美、エリアス役の竹内良太、ルツ役の内山昂輝、シルキー役の遠藤綾、アンジェリカ役の甲斐田裕子が登壇した。

mahoyome01左から甲斐田裕子、遠藤綾、種崎敦美、竹内良太、内山昂輝。舞台挨拶には来日したエリアスとシルキーも駆け付けた

 舞台挨拶では、まず種崎と竹内が凱旋上映会を迎えたいまの心境を吐露。これまで全3部作のオリジナルアニメ『魔法使いの嫁 星待つひと』の劇場上映では、竹内と二人で舞台挨拶をすることが多かった種崎は「竹内さんの奥に人がいる感じがうれしくてうれしくて」と、登壇してわずか数分ではあったが、喜びを全面に露わにする。

 また、竹内も「本当にこの時を待っていた」と、他キャストとの登壇を待ち望んだいた心境を述べた。

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 続く演じるうえで意識していることについてのトークでは内山、遠藤、甲斐田がコメント。まず内山は「(演じるルツが)登場時とチセと出会って暮らし始めてからの容姿が違うので、そこをどう演じるのかも工夫してやっています」と、キャラクターの変化を演じ分ける工夫について話した。

 また、遠藤は「(見てくださった方は)随分省エネだなと思っていらっしゃると思いますが(笑)」と前置きしつつ、「息だけって、こんなにも神経使うんだというのを改めて感じて。(相槌の)『ん』が、一か八かみたいなところがあるんです」と演じる難しさを語る。さらに「無口だけど、感情がないわけでもクールというわけでもないので、血の通った温かいキャラクターというのがちゃんと出ればと思っています」と、演じるうえで意識している点についても述べた。

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 甲斐田も「お母さんらしいお母さん役ということで、独特の娘との距離感をどう演じようかと考えました」と、演じるうえで気を付けている点について語る。さらに、娘や他キャラクターとの接し方の違いについては「相手役の人に助けられているなと感じています。ヒューゴ役の久野美咲ちゃんも独特のお芝居で可愛らしくて」と、アフレコ現場の様子もうかがえるエピソードを交えてコメントした。

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 続いて行われた『魔法使いの嫁』の魅力についてのトークでは、甲斐田の「スタジオへ行っても、作品を見ても愛が溢れているんです。スタッフ、キャスト、そして視聴者の方の愛もあるので、一言で言うと『愛に満ちた作品』だなと思います」という話にキャスト一同が頷き、同意する。

 また、遠藤は「『魔法使いの嫁』は作品の見せたいところや伝えたい魅力を、作っているみんなが同じ気持ちでいる。そんな作品をお客さんと一緒に育てていきたいと思います」と、製作陣が一丸となって作品に打ち込んでいることが分かるエピソードを披露した。

 対する内山は作品のクオリティの高さについて言及。「ここでいくらハードルを上げても大丈夫なくらい、映像がすごい。風景描写が本当にすごくて、風や葉っぱの動きなど、風景の移ろいがとても美しい」と、映像美について熱く語っていた。

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 キャスト全員の挨拶が終わると、アニメ第1~3話が上映され、上映後には再び種崎、竹内と『魔法使いの嫁』で監督を務める長沼範裕が登場し、舞台挨拶の第二部がスタート。第二部では来場者から事前に集めたアンケートを元にトークが行われた。

  まず「『魔法使いの嫁』を初めて見る人にオススメのシーンやポイントがあれば教えてください」という質問では、竹内が「デフォルメシーン」を挙げる。その理由として、デフォルメキャラクターが可愛いのはもちろん、シリアスな話の合間に「デフォルメシーン」が入ることでよりシリアスシーンが引き立つから、と述べた。

 これを受けた長沼監督は「3話以降もギャグシーンが入り、そこでの役者の方のお芝居も一つの楽しみ。アフレコ現場でもブース側の人がクスッと笑わないとOKしていない」と、アフレコ時の裏話を披露した。

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  続く「最新キービジュアルでチセがセーラー服を着ている意味のヒントが知りたい」という質問では、長沼監督が「ドラマCDから『星待つ人』、そしてテレビアニメへと繋がりますが、その中で唯一描いていないのが制服姿の学生時代。今後もしかしたら……という気持ちも含めた意味で、このキービジュアルになっています」と、言葉を選びながらも気になる回答を残す。

 さらに、「『まほよめラジオ』はCD化の予定は?」という質問では、YouTubeの松竹チャンネルにて放送中の「『魔法使いの嫁』同人WEBラジオ」の話に展開。実は同人ラジオの収録をこの上映会の合間に行っていたという。ラジオで論争になっていた公式にするのか同人のままいくのかの議論の決着がつくとのことなので、興味のある方はぜひご視聴いただきたい。

 なお、イベントでは、Blu-rayのパッケージや法人別特典の紹介に加えて、発売記念イベントが実施されることも発表された。さらにデフォルメキャラクターで展開されるショートアニメ『まほよめ』が、10月よりTVアニメ公式Twitterにて配信されること、同アニメが原作コミック9巻の特装版にDVDとして同梱されることも明らかとなる。竹内も見どころのひとつとして挙げていた「デフォルメキャラクター」で展開される『まほよめ』をぜひご覧いただきたい。

 本舞台挨拶の最後には竹内が、「始まってしまうと終わりがくるのは仕方ないのですが、悠久の時を生きているエリアスとしては、ずっとチセや周りの人との関わり合いを続けることができればなと勝手に思っています。しっかりとエリアスを演じますので、チセとエリアスの成長を見守っていきつつ、癒されていただきたいなと思います」と、作品への素直な「愛」と意気込みを口にする。

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 続く種崎は「音楽はその音ひとつで場所の広さまで伝わるようにこだわり、また、絵も100%以上のものを作っているとのことです。こういった話を聞いていると、こだわっている絵や音は当たり前にあるものじゃなくて、この作品をいいものにしたいと思ってくださっている方々が愛をこめて作ってくださっているからだと感じます。そんなみなさんと一緒に私たちも命がけで好きな作品を作っていきます。なので、『こんな素敵な作品があるんだ』ということを色々な方に広めてもらえたら嬉しいです」と、万感の想いを言葉にし、舞台を後にした。

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  いよいよ2017年10月7日(土)よりTOKYO MX、MBSほかにて放送がスタートする『魔法使いの嫁』。本舞台挨拶中、種崎は「『魔法使いの嫁』は家だよ、みんな帰ろう! 一緒に帰ろう」、「作品中に『一緒に帰ろう』という言葉がいっぱい出てくるじゃないですか。素敵じゃないですか」という言葉を残していた。

 ふと思い返してみると、これまでも、また本舞台挨拶でも種崎、竹内は「愛」や「家に帰ってくる」、「ホーム」といった言葉をよく口にしていた。これらは、作品を見る上で大切なキーワードのひとつのようにも感じる。

 アニメ第1~3話のなかには、「ただ、帰れる場所がほしい」「僕らの家に」といったニュアンスの言葉が登場した。身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ少女・羽鳥チセ、その彼女を弟子として、花嫁として迎え入れたエリアスにとって、これらの言葉はどのような意味を持つのだろうか。登壇者がコメントしていたように、成長していくチセやエリアスの姿を一ファンとしても、作品を見続けることで見守っていきたい。 

<TVアニメ『魔法使いの嫁』情報>

◆放送局情報
TOKYO MX 10月7日より毎週土曜深夜予定
MBS 10月7日より毎週土曜深夜予定
AT-X 10月8日より毎週日曜深夜予定
テレビ愛知 10月9日より毎週月曜深夜予定
テレ玉 10月11日より毎週水曜深夜予定
チバテレ 10月11日より毎週水曜深夜予定
北海道放送 10月11日より毎週水曜深夜予定
BS11 10月11日より毎週水曜深夜予定
※放送日時は変更になる可能性があります。
※詳しい放送時間は後日告知致します。

◆ストーリー
羽鳥チセは15歳の少女。彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、異形の魔法使い・エリアス。自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。これは、世界の美しさを識る為の物語。

◆CAST
羽鳥チセ:種崎敦美
エリアス:竹内良太
ルツ:内山昂輝
シルキー:遠藤綾
アンジェリカ:甲斐田裕子
サイモン:森川智之
セス:諏訪部順一
リンデル:浪川大輔
レンフレッド:日野聡
アリス:田村睦心
ティターニア:大原さやか
オベロン:山口勝平
カルタフィルス:村瀬歩

◆STAFF
原作:ヤマザキコレ(マッグガーデン刊)
シリーズ構成/監督:長沼範裕
脚本:高羽彩
キャラクターデザイン:加藤寛崇
色彩設計:小針裕子
美術監督:竹田悠介
撮影監督:鈴木麻予
CGIディレクター:須貝真也
2Dワークス:西谷知恵
特効監修:谷口久美子
特殊効果:荒畑歩美
編集:今井大介
音楽:松本淳一
音楽制作:フライングドッグ
音楽制作協力:BASiLiCA
オープニングテーマ:JUNNA「Here」
エンディングテーマ:糸奇はな「環-cycle-」
音響監督:はた しょう二
音響効果:出雲範子
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
アニメーション制作:WIT STUDIO
製作:魔法使いの嫁製作委員会

※種崎敦美の崎は立つ崎(たつさき)が正しい表記

TVアニメ『魔法使いの嫁』公式HP

http://mahoyome.jp

TVアニメ『魔法使いの嫁』公式Twitter
@mahoyome_project

 

(C)2017ヤマザキコレ/マッグガーデン・魔法使いの嫁製作委員会 (C)ヤマザキコレ/マッグガーデン



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