4月23日はシジミの日です。
「シ(4)ジミ(23)」の語呂合わせが由来となっています。
お味噌汁にすると美味しいシジミですが、アニメには貝のように口を閉ざして喋らない無口なキャラクターが数多く登場します。劇中で一度も声を発することがなかったり、言葉以外の方法で感情を伝えたり、心の中ではものすごく喋っていたりと、キャラのタイプもそれぞれです。
そこでアニメ!アニメ!では「“無口”なキャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。4月8日から4月13日までのアンケート期間中に715人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約55パーセント、無回答が約15パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代と30代がそれぞれ約10パーセントでした。
■無口だけど強いキャラクターがトップ3を独占!
第1位
1位は『鬼滅の刃』の冨岡義勇。支持率は約9パーセントで、3年連続トップでした。
「口数が少ない上に言葉足らずで、人とも関わろうとしないせいで誤解されることもしばしば。だからこそ第1話で“生殺与奪の権を他人に握らせるな!!”と炭治郎に語った言葉が心に響きます」や「必要なことはろくに言わず、珍しく口を開いたと思えば余計な一言が出てしまう。“俺は嫌われてない”と反論しますが、実は結構嫌われていました……。優しいところもあるんですけどね」と不器用な人物がランクイン。
8位には時透無一郎が登場。「第一印象は名前の通りの“無”。雲を見上げたり、ぼーっとしたりしていて、話し方も抑揚がなかったけれど、『刀鍛冶の里編』では最初からは想像できないぐらいの大きな声を出したり笑顔を見せたりして、より好きなキャラになりました」と変わっていく様子に惹かれたというコメントが寄せられました。『鬼滅の刃』は5月12日から『柱稽古編』の放送がスタートします。
第2位
2位は『銀魂』の斉藤終。支持率は約7パーセントで、こちらは2年連続の2位でした。
読者からは「基本は喋らなくて必要なときはスケッチブックに文字を書いてコミュニケーションを取っているので」や「手紙では饒舌なのに、いざ喋ると“Zzz...”だけというギャップがすごい」、「『さらば真選組篇』では言葉なんて交わさずともエリザベスや桂と共闘するシーンがカッコ良かった。行動で自らを示すところがまさに侍!」といざとなったときの活躍も鮮やか。
6位にはエリザベスがランクイン。「無口ながらも頼もしくて、外観に見合った厶ードメーカー」や「ほぼすべての会話がプラカードだから」とマスコットキャラとして愛されています。なお『銀魂』は『銀魂オンシアター2D 一国傾城篇』が6月21日から劇場上映されます。
第3位
3位は『文豪ストレイドッグス』の銀。支持率は約5パーセントで、昨年の同率8位からランクアップしました。
銀はポートマフィアの一員であり、芥川龍之介の妹です。「ポートマフィアの武闘派組織・黒蜥蜴のメンバー。暗殺者として任務をこなす銀は作中でもほとんど喋っていないから。兄の芥川も口数が多い方ではないけれど彼女はそれ以上です」や「滅多に口を開かないけれど喋ると声が可愛く、私服もキュート」とプライベートの姿に目を奪われたファンが。「『文豪ストレイドッグス わん!』では紙に文字を書いて気持ちを伝えてて可愛かった」とスピンオフでも無口キャラとして表現されていました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『山田くんとLv999の恋をする』山田秋斗には「普段は無口で無愛想だけど、茜ちゃんには不器用ながらも自分の気持ちを伝えているところが一途で推せる。たまに垣間見えるお茶目でSっ気のあるところもギャップ萌え」。
『魔法少女にあこがれて』杜乃こりす/ネロアリスには「悪の組織エノルミータの最年少で、ドールハウスのお人形遊びが得意。ほとんど“ん”しか喋らないが、エンディングテーマは歌っていて声が可愛かった」。
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』好本静には「人と喋るのが苦手で、つねに愛読書を持ち歩いてその文字を指し示して他人とコミュニケーションを取っているから。主人公の恋太郎のおかげでテキスト読み上げアプリで会話できるようになりました」。
『刀剣乱舞ONLINE』鳴狐には「非常に無口で、意思疎通はもっぱらお供の狐の仕事。それでも好きなどの感情表現は自分自身で喋るところがとっても魅力的です」と新作『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』が放送中のタイトルにも投票がありました。
今回のアンケートでは無口ではあるものの愛らしかったり面白かったりと意外な一面を持つキャラが複数ランクイン。2位の斉藤終や3位の銀のようにマスクなどで口元を隠していることが多いのも、無口キャラの特徴と言えるでしょう。
■ランキングトップ10
[“無口”なキャラといえば? 2024年版]
1位 冨岡義勇 『鬼滅の刃』
2位 斉藤終 『銀魂』
3位 銀 『文豪ストレイドッグス』
4位 水戸部凛之助 『黒子のバスケ』
5位 狗巻棘 『呪術廻戦』
6位 エリザベス 『銀魂』
7位 青根高伸 『ハイキュー!!』
8位 時透無一郎 『鬼滅の刃』
9位 稀神サグメ 『東方Project』
10位 越谷卓 『のんのんびより』
(回答期間:2024年4月85日~4月13日)