中井和哉が文豪・司馬遼太郎の「絢爛たる犬」を朗読!ラジオの配信がスタート | 超!アニメディア

中井和哉が文豪・司馬遼太郎の「絢爛たる犬」を朗読!ラジオの配信がスタート

人気男性声優が文豪・司馬遼太郎の作品朗読に挑む「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」。本番組にて中井和哉が「絢爛たる犬」を朗読する。

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 人気男性声優が文豪・司馬遼太郎の作品朗読に挑む「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」。本番組にて中井和哉が「絢爛たる犬」を朗読することが明らかとなった。

「川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選」は2012年10月からOBCラジオ大阪をキーステーションに、TBSラジオとの同時放送でスタートした番組。2021年10月から第10期(SEASON 10)を迎え、総勢8名の役者がひとり1作品ずつ、計8作品の朗読に挑戦。今期も初参戦を含む様々な男性声優が出演予定だ。

 第10期1作目の鈴村健一に続き、2作目は、10期連続出演となる中井和哉の朗読をお届け。朗読作品は「絢爛たる犬」で、放送は11月20日(土)~2022年1月1日(土)までの全7回となる。

 この度、中井和哉からコメントが到着したので紹介する。

中井和哉コメント:
作品について感じたこと
最初は明朗なお話がころころと展開していき、司馬作品にはこういった軽い風合いのものもあるんだなと思いました。
しかし読み進めるにつれ、世の中の仕組みにぶつかり、それを器用にいなすことができない主人公の苦悩が生々しく迫ってきて、最後にはずんと重い印象が残りました。

朗読して感じたこと
主人公本人は真剣に思い詰めていても、形として口に出るのは「お菓子」だとか「糞の始末」だとかの緊張感に欠ける言葉で、可笑しみと哀しみが入り混じる不思議な感覚でした。

リスナーへのメッセージ
仕事とは何だろう。信念とは、誇りとは。 といった問いかけが、一見ユーモラスなお話の中から浮かび上がってきます。「こういう事あるよな」と、思わず自分の生き方を振り返ってしまうような作品。どうぞお楽しみください。

中井和哉(なかい・かずや)Profile :
11月25日生。兵庫県出身。A型。青二プロダクション所属。主なアニメ出演作に『ONE PIECE(ワンピース)』(ゾロ役)、『銀魂』(土方十四郎役)、『戦国BASARA』シリーズ(伊達政宗役)、『血界戦線』(ザップ・レンフロ役)、『RobiHachi』(ロビー・ヤージ役)。テレビ報道・情報番組のナレーションも多く務め『スッキリ』(NTV系)、『アッコにおまかせ!』(TBS系)など多数。

川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選 SEASON 10概要
【放送日時】
毎週土曜18時~18時30分
【放送局】
OBCラジオ大阪、TBSラジオ2局同時放送
※radikoでも放送1週間後までタイムシフトで楽しめる。
【番組概要】
人気男性声優 VS 司馬遼太郎。第一線で活躍する男性声優が司馬作品の朗読に挑戦する。
番組の掟は唯ひとつ。与えられた作品をひとりで演じきること。時代を越えた声と筆の真剣勝負が今宵も幕を開ける。
【番組ナビゲーター】
竹下景子(女優)

【公式Twitterアカウント】
@masterpiece0919 ハッシュタグ #ガチシバ

SEASON 10第二作
中井和哉 VS 司馬遼太郎 「絢爛たる犬」
(放送期間: 11月20日~22年1月1日/全7回)

「絢爛たる犬」あらすじ
舞台は江戸時代後期。主人公は御家人の三男、吉沢長次郎。
次男以下の立身出世は剣客か医者しか途のない時代、長次郎は剣術の心形刀流宗家である伊庭軍兵衛に誘われて住み込みの弟子となる。軍兵衛の内弟子、広田大五郎も自分と同じく三男だった。
軍兵衛は白犬を溺愛しており、弟子の長次郎と大五郎には交代で食事を与える役目があった。当時犬は犬畜生など下等なものとされており「犬は飼い主には尻尾を振り、同族の犬となら吠えあい噛みあういやしむべきいきもの」と言う大五郎同様に長次郎も屈辱を感じていた。
ある日、いつものように犬の世話をする長次郎は、軍兵衛の下女の何気ない一言で、自分の知らない大五郎の姿を知ることになる――。

SEASON 10 放送スケジュール
第一作 10月2日~11月13日(出演: 鈴村健一 朗読作品:「若江堤の霧」)
第二作 11月20日~22年1月1日(出演: 中井和哉 朗読作品:「絢爛たる犬」)
第三作 22年1月8日~ (出演者と作品は後日発表)

《M.TOKU》
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