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上坂すみれが『ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡』をリリース「悲しい気持ちのときに聴いたら、きっと幸せな気持ちになります」【インタビュー】

2019/4/17


 4月17日にアニメ『なんでここに先生が!?』のOPテーマ「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」をリリースする上坂すみれ。その製作秘話を聞いたインタビューが、現在発売中の『アニメディア5月号』に掲載されている。「超!アニメディア」では、本誌記事内ではお届けしきれなかった部分も含めたインタビュー全文をご紹介する。


■清竜人さんがじきじきにディレクション

ーー上坂さんが児嶋先生を演じる『なんでここに先生が!?』は、けっこうきわどい作品で話題です。

 アニメは原作を忠実に再現しているんです。謎の光との戦いですが、絵コンテの段階からスタッフさんの女体への愛情が感じられました(笑)!

ーー原作漫画を読んだときは、どんな印象でしたか?

 ラッキースケベとも違って、“びっくりスケベ”とでも言うのでしょうか(笑)。冒頭からいきなりトイレのシーンで始まることにも驚きましたが、そのテンションが何巻にも渡って続くのがすごくて、シチュエーションの豊富さに可能性を感じました。

ーー主人公は、よく転んだり滑ったり。

 そのたびに下着がはじけがちです。「この先生たちは、どれだけホックのゆるい下着を着けているんだろう?」と思うほどです。でも実にいいはじけっぷりで、洋服がいい仕事をしていますよ。木の枝にいい具合に引っかかって、テコの原理でどうにかなるなどの物理的な技巧もあって、これは来年のセンター試験の数ⅡBの問題に出そうです(笑)。

ーー上坂さんが演じる児嶋先生は、“鬼の児嶋”と呼ばれています。

 鬼の児嶋と呼ばれながらも、漫画ではデレが多いんです。根はとってもかわいくて、頑張って鬼の児嶋をやっている感じがすごく愛らしいなと思いました。それを念頭に置いて、ギャップがくっきり出せればいいなと思いながら、見終えたときに「かわいかった!」と思ってもらえるように心がけて演じています。

ーーハプニングによって物語が展開するストーリーですが、ハプニングと言えばライブで起きることが多そうですけど。

 ライブでは、衣裳の一部が取れがちですね。本番では、私が想定外の動きをしてしまうので、衣裳が限界を超えてパーツが飛んで行くみたいです(笑)。腕を振りすぎてアクセサリーが飛ぶとか、物理的ハプニングは多々あります。

ーー完全に投げ込んでいるときもありますけどね(笑)。

 高揚感で己の衝動を制御できなくなって、勢いで手に付けていたシュシュを客席に投げてしまったりとか。

ーーでも上坂さんは、ハプニングも楽しみそうですね。

 歌詞を間違えても、メロディに乗せて「間違えた〜」って、普通に歌いますからね。ライブは、それも含めて楽しんでもらえたうれしいです。『なんでここに先生が!?』と同様、ハプニングも悪いことばかりではないということですね。

ーーアフレコ現場でのハプニングはありますか?

 アフレコブースはすごく静かなので、それまで気づかなかった雑音に気づくことがあります。「このスカートは、歩くたびに音がしてしまう。買ったばかりなのに!」とか。お腹は、空いていても音が鳴るし、食べたばかりでも消化音が鳴ります。そういうときは、自分で腹パンチして鎮めたりして(笑)。

ーー上坂さんは、『なんでここに先生が!?』のOPテーマ「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」も歌っています。

 すごいタイトルだったので、最初は戸惑いました(笑)。でも清 竜人さんの作詞・作曲・編曲ということで、音楽性の幅が広い方なので、どういう曲になるのかワクワクしながら聴かせていただきました。

ーー清さんが以前に組んでいたアイドルグループの“清 竜人25”とも通じるものを感じました。

 幸せ感のある楽曲とも少し近い雰囲気があって、ハートマークの多さからもその系譜を感じます。セクシーさもありながら、メルヘンチックと言うか、ファンタスティックな伴奏とささやくようなコーラスがあって、歌詞の直球具合とも調和していますね。ワンコーラスを聴いた時点で「こんなに好きな気持ちを伝えてるのに、彼氏じゃなかったんだ!」と気づく切なさもあったり、そういうふんわりとした関係性が『なんでここに先生が!?』にもピッタリです!

ーーとてもかわいらしい歌声が印象的ですね。

 仮歌も清さんがご自身で入れてくださっていて、清さんの歌声がとてもスウィートなものだったので、自然と私もそうなりました。今回は主旋律以外にもハモリやコーラス、ウィスパーのパートもあって、いっぱい声を重ねています。ウィスパーのところは大事なポイントで、「ふわっとした声質でお願いします」と、清さんがじきじきにディレクションをしてくださったんです。

ーー最後のセリフも聴きどころです。

 キャラクターソングではないので本作のヒロインの児嶋先生に限らず、どの先生のBGMになっても合うように、お姉さん目線で、でも決して誘惑するわけではなく、ピュアな恋心が伝わるように心がけました。「ボン♡キュッ♡ボン♡」というフレーズで始まる歌に、悲しみはいりません。悲しい気持ちのときに聴いたら、きっと幸せな気持ちになります。

■魔物は魔物で大変です

ーー2曲目の「last sparkle」は、「POP TEAM EPIC」と同じ吟(BUSTED ROSE)さんの作詞・作曲・編曲。4月1日に放送された『ポプテピピック』テレビスペシャルのOPテーマでした。

 すごくメロディアスで、サウンドは楽器を変えたらシンフォニックメタルにもなるんじゃないかと思うほどです。言葉が過剰だし、“なんだかわからないけどすごい!”みたいなテンションは、「POP TEAM EPIC」のテーマを踏襲していますね。

ーー“愛の最後の輝き”を歌っているのかと。

 それは、わかりません(笑)。意味がないけど壮大で、考察したくなるけど考察したところでなにも出てこない。それが『ポプテピピック』の世界です。いったいなにの最後の輝きを歌っているかは、聴いた方それぞれが決めてください。

ーーそして「眠れない魔物」は、上坂さんが作詞を担当しています。

 「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」と「last sparkle」が入ることは先に決まっていたので、テイストの違ったものがいいなという思いはありました。この曲を聴いた時にテクノアイドル歌謡的な雰囲気があるなと思ったので、この曲に決めました。バブル時代をほうふつとさせる伴奏で、とてもいいなと思います。歌詞のストーリーも聴いてほしかったので、ボーカルはあまりクセをつけず、歌詞を見なくても言葉や内容がわかるように、はっきり発音することを意識しました。

ーー歌詞は、どんなイメージで書いたのですか?

 「POP TEAM EPIC」に収録の「ミッドナイト♡お嬢様」がヴァンパイアの歌だったので、今度は違う魔物を登場させたいなと思って書きました。今回は、セリフはないのですが、人の夢に現れる魔物を主人公にしています。

ーー夢に現れて、その夢を観ている男の子を惑わすという。

 でも翻弄するという感じでもなく、相手に対しての葛藤など切ない気持ちもあります。曲調が哀愁系だったので、そういうものになりました。この魔物は、夢のなかでしか相手に干渉できないので、昼間はきっと寂しいのかな〜みたいな。そういう感じで共感してもらえる余地も残していますね。

ーー夢を観ていないときは、その魔物は何をしているんでしょうね。

 きっと暇してるんじゃないでしょうか(笑)。相手が寝ないと出てこられないわけですから、「え〜いつまでゲームしてるの? 全然寝ないじゃん。こっちは待ってるんだけどな〜」と。逆に寝てばかりの人だと、魔物の出番が多すぎて疲れるし。魔物も魔物で、きっと大変なんです(笑)。

ーー上坂さんが平成最後にリリースするシングルということになり、次回作からは新元号になりますが、どんな新元号だったらいいですか?

 ゼータとか(笑)。“ゼータ元年”って、かっこよくないですか? 急に宇宙世紀っぽくなりますね。きっとゼータ時代は、コロニーに移住したり、シャアが名前を変えたりするんですよ。

ーーガンダムの話ですよね?

 予言です(笑)。

取材・文=榑林史章

<プロフィール>

【うえさか・すみれ】12月19日生まれ。神奈川県出身。スペースクラフト・エンタテインメント所属。2012年に声優デビューし、2013年にアニメ『波打際のむろみさん』の主題歌「七つの海よりキミの海」でアーティストデビュー。代表曲はアニメ『ポプテピピック』OPテーマ「POP TEAM EPIC」など。

<シングル「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」>
発売中
キングレコード
初回限定盤:1,800円
アニメ盤:1,300円
通常盤:1,300円(各税別)

画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

 

 表題曲は『なんでここに先生が!?』OPテーマで、かわいくてセクシーな歌声がはじける。カップリングには、ポプテイズムがあふれる「last sparkle」、上坂が夢に現れる魔物を題材に作詞を手がけたテクノアイドル歌謡ナンバー「眠れない魔物」を収録している。

上坂すみれ公式HP
http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/

上坂すみれ公式Twitter
@uesaka_official

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