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石田燿子がダブルアニバーサリーを祝う記念アルバムをリリース!「『いつ聴いてもいいね』と言われる歌い手でいたい」【インタビュー】

2018/12/18


 石田燿子が、歌手活動25周年と、歴代の主題歌を歌ってきた『ワールドウィッチーズ』シリーズの10周年を祝う“ダブルアニバーサリー”アルバム『ソラノウタ』をリリース。本アルバムについて語ったインタビューが『アニメディア1月号』に掲載されている。「超!アニメディア」では、記事内でお届けしけれなかった部分を含めたインタビュー全文をご紹介する。

――今年は、石田さんのデビュー25周年と『ワールドウィッチーズ』シリーズ10周年のダブルアニバーサリーですね。
 そうなんです。「せっかくのアニバーサリーだから」と思っていたら、レコード会社の方から提案いただき、アルバムが出来ました。

――2008年7月~9月に放送された『ストライクウィッチーズ』第1期のOP「STRIKE WITCHES~わたしにできること~」の担当が決まったときのことは、覚えていますか?
 よく覚えています。デビューシングル「乙女のポリシー」も日本コロムビアさんからリリースさせていただいたんですが、それから15年経って『ストライクウィッチーズ』第1期のOPのお話をいただいて。ただ、そのときはこんなに長い付き合いになるとは思っていませんでしたから、本当にご縁があったんだなと感謝しています。

――「STRIKE WITCHES ~わたしにできること~」はどんなふうに歌おうと考えていましたか?
 初めて聴いたときに、アニソンの王道だなと感じたんです。歌詞は勇気や元気をくれるし、曲は聴いていてワクワクするようなものだなと思って。実際に歌ってみてもすごく気持ちがよくて、空を飛んでいるような広がりを感じたので、とくにこうやって歌おうとは考えず、メロディーと歌詞を自分で感じながら歌いました。

――今回は、歴代の主題歌も収録されていますが、それらも歌い方的には変わらない感じですか?
 そうですね。メロディーと歌詞に思いを乗せて歌っていきました。

――作品としては、キャラクターたちが命がけで戦っているわけですが、主題歌には悲壮感はありませんよね。
 主題歌はウィッチたちにとっても、聴いている人たちにとっても、応援歌という位置づけなのかなという印象なんです。私個人としては、女の子たちが一生懸命頑張っているだけで、感動もあるし、「頑張れ」という気持ちもわいてくる。その思いがすべて入った曲だと思っているので、歌い方はつねに感じたままです。

――今回、キャラクターソングなどのカバーも入っています。曲選びについて教えてください。
 私が歌いたい曲を選びました(笑)。

――「Sweet Duet」は、『ストライクウィッチーズ』のサーニャとエイラが歌う名曲です。
 そうなんです。私はこの曲がすごく好きで、ふたりを超えることはできないけれど、自分が歌ったらどうなるんだろうと思って選びました。ただ、ひとりで歌うのはさびしいので、美郷あきちゃんとrinoちゃんに参加してもらっています。

――「Sweet Duet」の、どこがとくにお気に入りですか?
 ちょっとボーイッシュなエイラと、かわいいサーニャの歌声は、聴いていて癒されるんです。でもその雰囲気を壊さずに、どれだけ自分として歌えるのかは挑戦でした。みなさんからどんなご意見がいただけるのかを楽しみにしています。

――キャラクターソングをカバーしてみた感想は?
 主題歌より難しいです。主題歌は、もともと私に合わせて作っていただいている曲なので、自分のキーにも合っていますし、聴いてくださった方に「みんなで飛ぼうという気持ちよさが感じられる」と言っていただけることも多いんです。でも、キャラクターソングをカバーするとなると、原曲のよさをいかしつつ、私が歌う意味も考えなければいけないし……。正解がないこともあって、どんなふうに歌えばいいかを試行錯誤するのは、難しかったけど、楽しかったです。

――「Sweet Duet」以外に、印象的なカバー曲を教えてください。
「Fly Away」「Moolight Trip」、それから「ピースメーカー」は、『ワールドウィッチーズ』関係のイベント「みんデキ」で歌わせていただいたことのある曲なんです。イベントでは気持ちを込めて歌っているので、自分としては友達みたいな気持ちというか(笑)、自分に近いもののような気がして。もう1回歌いたいなと思って選びました。

――今挙げていただいたのは、どれも3人で歌っている曲ですね。
 そうなんです。アルバムでは私ひとりで歌っているんですが、オリジナルを聴いて覚えるので、マネしそうになることも多くて。でも、マネするのも違うし……といろいろ考え、自分らしさも出しました。気持ち的には、「みんデキ」での私の立ち位置である「石田大尉」として歌ったつもりです。

――ご自身で作詞をした「ソラノイロ」も収録されています。
「ソラノイロ」は、いつもイベントなどにきてくれるみなさんのことを思って、詞を書いたんです。私の気持ちがこもっている曲でもあったので、せっかくなのでと収録させていただきました。

――アルバムタイトルの『ソラノウタ』というのは、どのように決められたのでしょうか?
『ワールドウィッチーズ』シリーズは、女の子たちが大きな空を駆けて戦い、友情を育み、絆が生まれる物語だと思っています。私が歌ってきた主題歌も、タイトルや歌詞から青空など空をイメージするような曲が多かったので、そんな曲がたくさん入っているという意味を込めて、わかりやすくシンプルに、このタイトルに決めました。

――今回、ジャケットはどんな雰囲気ですか?
 石田大尉を意識した仕上がりなんです。今まではあまり着たことのないタイプの衣装を着ているので、ぜひチェックしてください。

――改めて、ご自身のデビューからの25周年を振り返ってみていかがでしたか?
 「乙女のポリシー」がデビュー曲だったというのはすごくラッキーだったなと感じています。いまだに代表曲と言っていただけるし、今新潟に住んでいるんですが、そんなにアニメを見ていない方でも知っている。すごい作品がスタートだったなと感じています。25年の間には、歌えなかった時期もありましたが、2008年に『ストライクウィッチーズ』のお話をいただけたのも「乙女のポリシー」があったからであり、そこから一生懸命やってきていたからだと思うので、「頑張れば誰かに伝わるんだな」と感じられる、そんな25年でしたね。

――今後、『ワールドウィッチーズ』シリーズに期待することは?
 私は25周年ですが、『ワールドウィッチーズ』シリーズもきっと何十年にも展開していくと思います。今後は、また映画でも観たいですし、まだ展開していない部隊についても知りたいですね。

――ちなみに、石田さんの一番のお気に入りのウィッチは?
 私は、『ストライクウィッチーズ』の宮藤芳佳ちゃんの一生懸命な姿を見ると泣いてしまうんです。『ブレイブウィッチーズ』の主人公・雁淵ひかりちゃんも芳佳ちゃんのキャラクターを受け継いでいて、そのがむしゃらさを応援したくなります。

――この号は2018年最後の号になりますが、石田さんにとってこの1年はどんな年でしたか?
 10月にアニバーサリーライブをやることは決まっていたので、そこに気持ちを向けた1年でした。私のことをいろいろな形で知ってくれたすべてのみなさんに、「ありがとう」と「今後もよろしくね」をどうやったらきちんと伝えられるか。すごく悩み、考えました。

――実際、ライブを開いてみていかがでしたか?
 あっという間に終わりました。今回、デビュー前からお世話になっていたshibuya eggmanでやらせていただけたのもうれしかったですし、25年前から応援してくれている人も、『ストライクウィッチーズ』からの人も、みなさんが本当に楽しんでくださっているのがわかって。知らない曲もあるかもしれないけど、ずっと笑顔でいてくださったことが、本当に幸せでした。

――2019年はどんな年にしたいですか?
 ひと区切りを迎えましたが、落ち着きすぎず、これからも歳は取っていきますけど(笑)、「いつ聴いてもいいね」って言ってもらえるような歌い手でいたいですね。

――では、読者へメッセージをお願いします。
 私の25周年と、『ワールドウィッチーズ』シリーズ10周年のダブルアニバーサリーに記念のアルバムを出すことができて、うれしく思っています。『ワールドウィッチーズ』シリーズが好きな方も、あまり知らない方も、聴いてもらったらすばらしさが伝わる1枚に仕上がっていると思います。もし、初めて知ったという方がいたら、これをきっかけに『ワールドウィッチーズ』シリーズを好きになってくださったら、とてもうれしいです。

<プロフィール>
【いしだ・ようこ】10月7日生まれ。新潟県出身。ハイウェイスター所属。1993年3月にシングル「乙女のポリシー/好きと言って」でデビューを果たす。これまでに、シングル23枚、アルバム4枚、ベストアルバム2枚、カバーアルバム3枚をリリースしている。

<アルバム 石田燿子デビュー25周年&「ワールドウィッチーズ」10周年記念盤『ソラノウタ』情報>
日本コロムビア
2,700円
 1993年に『美少女戦士セーラームーンR』のEDテーマ「乙女のポリシー」でデビューした石田燿子の、歌手活動25周年記念アルバム。石田がTVアニメ『ストライクウィッチーズ』第1期からOPを務める『ワールドウィッチーズ』シリーズの10周年にちなみ、『ワールドウィッチーズ』関連楽曲のカバーなども収録している。全16曲。

取材・文=野下奈生(アイプランニング)



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