ファンのリクエストを元に歌とダンスで魅せた宮野真守アーティストデビュー10周年ライブ!オフィシャルレポート | 超!アニメディア

ファンのリクエストを元に歌とダンスで魅せた宮野真守アーティストデビュー10周年ライブ!オフィシャルレポート

声優アーティストの宮野真守が今年アーティストデビュー10周年を迎え、「宮野真守アニバーサリーライブ 〜REQUEST 〜」を開催。このライブはファンからのリクエストを元に、オリジナルソングはもちろん、宮野真守が選曲し …

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 声優アーティストの宮野真守が今年アーティストデビュー10周年を迎え、「宮野真守アニバーサリーライブ 〜REQUEST Ⅱ〜」を開催。このライブはファンからのリクエストを元に、オリジナルソングはもちろん、宮野真守が選曲した他ではなかなか聴くことのできな いカバーソングやキャラクターソングを披露するスペシャルなライブ。 横浜アリーナは、宮野からの尽きせぬ感謝の気持ちと、会場を埋め尽くしたファン約12,000人の大きな愛で包まれた。

 ステージ後方からストライプのスーツに身を包んだ宮野が登場すると、客席からは割れんば かりの大歓声が上がる。「それでは行きましょう!」の合図で「SUN」からスタート。軽快なリズムに合わせ会場 は一気にヒートアップ。まさに宮野真守のライブを象徴するような愛ある空間が早くも1曲目から広がった。

宮野真守
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 2曲目は、宮野が敬愛するアーティストの曲「僕は君に恋をする」が披露された。ピアノアレンジの柔らかな音色と宮野の優しくも叙情的な歌声が観客の心を震わせてゆく。3曲目は宮野がリク役を務めたPS2用ゲームソフト「キングダムハーツ」の主題歌となっている「HIKARI」をジャズ、ネオソウルなどの要素を取り入れた斬新なアレンジで披露。 続いては、宮野が中学生時代に初めてバンドで歌った楽曲「星になれたら」。宮野はブル ースハープを取り出し、青春時代を思い出したかのような笑顔で演奏をし、ファンを沸か せた。 興奮冷めやらぬ中、次に披露したのは宮野が主人公「刹那・F・セイエイ」を演じた『劇場版 機動戦士ガンダム 00 -A wakening of the Trailblazer-』の主題歌となっている「クオリア」。響き渡る絶唱は次第に神がかり的な力を帯びていった。

 カバーソングを終え、『文豪ストレイドッグス』太宰治キャラクターソング「永遠未遂にグッド・バイ」、『ちはやふる』真島太一キャラクターソング「何度も生まれては消えていく雪 のようなもの」、『Free! -Eternal Summer-』松岡凛キャラクターソング「Over the Dream」 を熱唱し、会場を熱気の渦に巻き込んでいった。

 バンドメンバー・ダンサーの紹介を挟み、宮野は全身白の衣装に着替えて再登場。オリジナルソングを歌う後半戦は3rd アルバムから「EGOISTIC」と1stアルバムから「BE」を2曲続けて披露。まさにリクエストライブならではの選曲に観客のボルテージはさらに急上昇していく。11曲目には、宮野真守名義として初めてリリースした「久遠」を披露。ライブで歌うのは 2009年の1stライブ以来となり、ファンからは驚きと喜びの歓声が。 続く「FOREVER LULLABY」は情感たっぷりに歌唱し、メロディーに寄り添いながら歌の世 界観に引き込んでいった。

宮野真守
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 13曲目は「SUPER★SOUL」。トロッコに乗って、ファンたちへ感謝を込めながら手を振り、アリーナ外周を進んでいくと、観客はペンライトとタオルを回しながらそれに応え、 「SUPER★SOUL」のコールでさらに会場が盛り上がっていった。本編最後に披露されたのは「WONDER LOVE」。「みんな心を一つにこの曲を歌いましょ う!」と笑顔で曲紹介した宮野は、ファンクラブ名となっている「Laugh and Peace」の 歌詞の通り、ファンとの絆を確かめ合うように歌いあげ、名残惜しそうに一旦ステージを後に。

 鳴り響く「マモ」コールに応え、宮野が再登場。アンコール1曲目は「そっと溶けてゆくように」。切なくも繊細な歌声と表情、そして情熱的なダンスで見るものを魅了。曲のラストには、宮野の美しいビブラートと息遣いが響き渡り、感動的な拍手が巻き起こった。「最高に盛り上がりたいと思うんですけどいいですか?」と観客に言葉を投げかけ、この日最後に披露されたのは、10周年を記念して制作された楽曲「EXCITING!」。10周年を一緒に楽しもうというコンセプトで作られ、今年のアリーナライブツアーのタイトルにもなっていた最新曲。キレのあるダンスと左右に指を差す振り付けで会場が一つになり、最高のフィナーレを迎えた。最後の挨拶では、感謝の言葉と共に深々とお辞儀をし、ファンと歩んできた10年を噛みしめながら、ステージを去る瞬間までその空間を楽しんでいた。“アーティスト宮野真守”が築き上げてきた10年には、多くの出会いとファンや仲間たちの支えがあった。だからこそ辿り着くことができた「10周年」という一つの通過点。これからも彼らと共にトップランナーとして最前線を走り続けていくのだろう。

宮野真守
宮野真守
撮影/上飯坂一

<セットリスト>
宮野真守アニバーサリーライブ 〜REQUEST Ⅱ〜
2018.9.9 横浜アリーナ
1. SUN
2. 僕は君に恋をする
3.HIKARI
4.星になれたら
5.クオリア
6.永遠未遂にグッド・バイ
7.何度も生まれては消えていく雪のようなもの
8.Over the Dream
9.EGOISTIC
10.BE
11.久遠
12.FOREVER LULLABY
13.SUPER★SOUL
14.WONDER LOVE

ENCOLE
15.そっと溶けてゆくように
16.EXCITING!

<INFORMATION>
宮野真守ファースト写真集「Player」
2018.10.26 release
¥3,704 円+tax
出版社:主婦と生活社

宮野真守 公式サイト
http://miyanomamoru.com

《超!アニメディア編集部》
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