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TVアニメ『遊☆戯☆王VRAINS』のOPテーマ「calling」発売!KIMERU「歌詞を読んで、熱くなってくれたらうれしいです」【インタビュー】

2019/7/24


 舞台役者としても活躍するアーティスト・KIMERUが、TVアニメ『遊☆戯☆王VRAINS』のOPテーマ「calling」をリリース。その制作秘話を聞いたインタビューが、発売中のアニメディア8月号に掲載されている。「超!アニメディア」では、本誌記事内ではお届けしきれなかった部分も含めたインタビュー全文をご紹介する。


2期連続、3度目のタッグは“命と仲間”がテーマ

――KIMERUさんは、アニメディアの読者だったそうですね。

 はい。子供のころは、唯一の情報源がアニメ雑誌でした。『無責任艦長タイラー』などのアニメが好きだったのですが、地元である熊本では放送されていなくて。でも観られないと、余計に観たくなってしまうものですよね。それでアニメ誌で情報を得て、ビデオを買って(アニメを)観ていました。

――それが今は、アニメの主題歌を担当されている。

 夢のようです。

――放送中のTVアニメ『遊☆戯☆王VRAINS』で、新OPテーマ「calling」を担当。前期の「go forward」に続き、2期連続ですね。

 『テニスの王子様』を筆頭に、いろいろなアニメのテーマソングを歌わせていただいてきましたが、連続で担当させていただくのは初めてなので、びっくりしたのと同時にとてもうれしかったです。『遊☆戯☆王』シリーズのテーマソングは、2004年のアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』OPテーマ「OVERLAP」を含めて3曲目で、「OVERLAP」は『遊☆戯☆王』シリーズのファンの間では、今もとても人気があるんです。そのときも原作漫画を全部読んで作詞をしたほど力が入ったことを覚えています。

――では、『遊☆戯☆王』シリーズの魅力は、熟知されていますね。

 そうですね。とにかくシリアスで、ファンの方も言っていますが、“胃にくる”(笑)。シリーズを通して、闇と光が必ずテーマにあって。『VRAINS』ではAI(人工知能)と人間の戦いを軸に、根底には命がテーマとしてあります。だから子どもが観るものにしては、全体に重めだという印象です。AIと人間の存在意義を問うていて、それが『遊☆戯☆王』シリーズの世界観とも合っているなと思います。ゲームがモチーフだけど、単にゲームではなく大人も楽しめる世界観が、僕はすごく好きですね。

――前回の「go forward」は、爽快さのあるロックチューンでした。「calling」もロックですが、より熱くエモーショナルな印象でした。

前回と同じYockeさんが作編曲をしてくださったのですが、僕の歌声にはこういうロックが合うんじゃないかと、作ってくれました。前回よりも、僕寄りのロックになっていますね。

――「calling」はKIMERUさんが作詞を担当されています。どんなイメージで作詞を……?

 命と仲間です。第1期の「ハノイの騎士編」では、主人公であるプレイメーカーの藤木遊作がひとりで戦っていて、第2期の「イグニス編」では仲間を得ました。そして第3期の「Aiの反乱編」では、きっと仲間を守っていく戦いになるんだろうな、と。

――“だろう”ということは、わからずに書いていた?

 実はそうなんです。前回の「go forward」では、事前に台本を読ませていただき、先の展開などを聞いた上で作詞をしました。今回は、そういうものがまったくなくて。それで、制作側からの要望で命と仲間をテーマにしています。たとえばサビのフレーズは、最初はフルサイズのDメロで書いていたものだったんですけど、制作側から「それをサビにしてほしい」という要望があって。でも、そういうやりとりをしながら書いていく行程は楽しかったですし、書いた歌詞が実際にアニメとどうリンクしていくのか、毎週放送を観るのがすごく楽しみになりました。

――曲中のフレーズに出てくる「透明な翼」は、ドラゴンのことでしょうか。

 まさしくです。今回は、がっつり寄せようと思って、作品の関連ワードを入れまくりました(笑)。以前の「OVERLAP」と「go forward」は、現実世界の人が聴いてもリンクできるようにと書いたんですけど、今回は『VRAINS』のためだけに書こうと思いました。だから『VRAINS』という言葉を入れて、「calling」というタイトルも、モンスターの召還や、仲間の名前を呼び続けるイメージと重ねています。ファンはこの歌詞を読んで、熱くなってくれたらうれしいです。

夢は口に出すのが実現への近道

――KIMERUさんはソロでアーティスト活動をおこなっていますが、KIMRUさんにとっての仲間は、スタッフさん?

 サポートのバンドメンバーとか、舞台のときは共演するキャストもそうです。そこは自分のことともリンクしていますね。最近まで座長公演をやっていたんですけど、とくに舞台は仲間意識がすごく強いんです。舞台には必ず千秋楽があって、どんなに仲良くなっても必ず離れるときがくるんです。だからといって薄っぺらい関係になるかと言ったら、そうではなくて。終わりがくるからこそ、全力を出そうという一体感が生まれて、最後のほうは「一緒に走り抜けるぞ!」という感覚で一丸となる。それが舞台の美学と言うか……。

――アニメを観ている子は、のちのち社会でいろいろな仲間と出会う。そんなときにふとこの曲を思い出して、力になったらいいですね。

 そうなったらうれしいです。いつか自分にとって大切だと思う仲間ができて、その仲間を守りたいと思うときがきたら、この曲を思い出してほしいです。

――緩急がある歌い回しで、それがすごくエモーショナルだと思いました。レコーディングは、どんな感じでしたか?

 どちらかと言うと、心情を歌う感じになっていますね。大事な仲間を守る気持ちって自分を守るときよりも強いと思って、それが届いたらいいなと思って歌いました。特にサビは、前回の「go forward」よりも粗めに歌っていて。きっちり歌うことよりも、パワーとか感情で歌うことを意識しました。

――MVは、SF映画のような格好いい映像ですね。

『VRAINS』の世界観に合わせて、仮想空間に行きたいと相談して、CGをがっつり入れていただきました。ただ撮影は全部グリーンバックだから、撮影中は何がどうなるかわからなくて(笑)。あと僕のキャラクター=メルキーちゃんをモチーフにした、ロボットも出てくるのでぜひ観てください。

――カップリング曲「Raise your flag」は、夏にぴったりのさわやかなパンクチューン。

 夏っぽくて、ライブでコール&レスポンスできる曲など、Yockeさんに要望を伝えて作詞・作編曲をしていただきました。あと伝えたのは、僕がライブのMCでよく話すことで、「夢は言葉にして口に出せ」ということ。夢は、誰かに話すことで周りも認識して、どこかで力になってくれたり、実現しやすくなるものです。それを歌詞にしたいと伝えて書いていただいたので、作詞もYockeさんだけど、僕の気持ちががっつり入っています!

――夢は、口に出して言ったほうがいいんですね。

 言うのはタダだし(笑)。それに実体験として、そうやって希望が叶ったことがたくさんあったので。

――今は、何か口に出して実現したい夢はありますか?

 何だろうな〜? 最近はやっていなかったので、海外でライブをやりたいですね。これまでに韓国、フランス、上海、香港などでやっているんですけど、海外のファンの方から「ライブをしに来てほしい」と手紙をいただくんです。とくに台湾の方からが多くて、ミュージカル『テニスの王子様』に出ていたときから要望が多かったんですけど、僕は一度も行けていないので実現させたいですね。

――「Raise your flag」には、かけ声をかけるパートもあって、ライブで歌ったら盛り上がりそうですね。

 7月27日に横浜LANDMARK HALLで『SUMMER FES 2019 Calling』と題したイベントを開催します。舞台で共演した仲間が何人かゲストで出てくれるんですけど、昼夜の二部制で、昼の部はトークショー、夜の部はライブという内容で、今回の2曲も歌います。アニメ『遊☆戯☆王VRAINS』のOPテーマ「calling」は、ぜひ生でも聴いてほしい曲なので、ライブのほうにも足を運んでいただけたらうれしいです。お祭り騒ぎにしましょう!

PROFILE
【キメル】6月17日生まれ。熊本県出身。デルファイサウンド所属。2001年にアニメ『テニスの王子様』のEDテーマ「You got game?」でアーティストデビュー。舞台役者としては、ミュージカル『テニスの王子様』など多くの作品に出演。アーティストと舞台の両方で活躍している。

リリース情報
『calling』
発売中
マーベラス
CD+DVD盤:2,000円
通常盤:1,200円(各税別)

※画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

 

ライブ情報
SUMMER FES 2019 Calling
【日程】
7月27日(土)
第一部 Talk祭:OPEN 11:30 / START12:00
第二部 Song祭:OPEN 17:00 / START 17:30
【会場】
横浜LANDMARK HALL
【ゲスト】
永山たかし / 郷本直也 / 輝馬 / 辻諒 / 岸本勇太 / 加藤良輔
※Talk祭・Song祭どちらも出演。

KIMERU公式サイト
http://www.kimeru.com/

KIMERU公式Twitter
@Kimeru_



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