『あした世界が終わるとしても』完成披露上映会に梶裕貴・内田真礼・千本木彩花と監督の櫻木優平が登壇 「青春群像劇とSFバトルの両方が楽しめる」 | 超!アニメディア

『あした世界が終わるとしても』完成披露上映会に梶裕貴・内田真礼・千本木彩花と監督の櫻木優平が登壇 「青春群像劇とSFバトルの両方が楽しめる」

クラフタースタジオが制作する劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の完成披露上映会とトークショーが2019年1月20日(日)に行われた。登壇者は狭間真役の梶裕貴、泉琴莉役の内田真礼、イズミコトコ役の千本木 …

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  • 『あした世界が終わるとしても』完成披露上映会に梶裕貴・内田真礼・千本木彩花と監督の櫻木優平が登壇 「青春群像劇とSFバトルの両方が楽しめる」

 クラフタースタジオが制作する劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の完成披露上映会とトークショーが2019年1月20日(日)に行われた。登壇者は狭間真役の梶裕貴、泉琴莉役の内田真礼、イズミコトコ役の千本木彩花と監督・脚本を担当した櫻木優平。今回のイベントは作品の舞台が新宿ということもあり、新宿ピカデリーにて開催された。


 イベントがスタートすると登壇者が一言ずつ挨拶。その後、完成披露を迎えての感想を出演者がそれぞれ述べた。主役を務めた梶は、ほとんど絵ができた状態でアフレコができたが、完成したものはもっとクオリティが上がっていたとアフレコ当時のことを振り返りつつコメント。また、青春群像劇とSFバトルの両方が楽しめると、作品の魅力についても語った。続くヒロインを演じた内田はト書きも細かく書かれた台本を読んだ時とアフレコ時に「自身が演じる琴莉が真のことが好きという気持ちが細かい描写で描かれていると感じた」と言葉にした。千本木は梶と内田の感想に併せて、「音もすごくよかった」と作品の魅力について触れる。その話をしているなか、内田が「お芝居が良かったとさっき(千本木から)ほめられた」と一言。後輩の千本木はタジタジになりながらも、梶と内田の芝居を絶賛していた。

 本作で脚本のほか音響監督も務めた櫻木監督は、「声優の方々のおかげで完成した作品です」と感謝の言葉を口にする。続けて、本作は声優の芝居に併せて、映像を修正する方式をとっていたと、制作工程についても触れた。

 続いてトークは、本作が普通の高校生が戦いに巻き込まれていくという物語であることから、登壇者がどんな高校生活を送っていたか、というものへ移行。梶は演劇部に入って声優になることだばかり考えていた、内田はバイトとゲームばっかりして、「ゲームショウ」などのイベントにも参加していた、千本木は吹奏楽部でクラリネットに打ち込んでいたとコメント。監督は「川に石を投げていただけ」と冗談を交えつつ、「ロボットみたいなものを作ってロボットコンテストにもエントリーしていた」と、いまの仕事にも繋がるようなトークを展開してキャスト陣を沸かせた。

 なお、本トーク中に内田が梶に対して、高校生の頃から主人公タイプだったのかと尋ねる一幕も。その流れから、内田もヒロインタイプだったのか、ゲームのキャラクターみたいだったのかと梶からカウンターの質問がされ、先輩ふたりからトークのバトンを受け取った千本木は「私は村人Aみたいでした」と答え、会場の笑いを誘った。

 舞台挨拶ではそのほか、キャスト3人が見どころについて会場の方々へ伝えるトークも展開。梶は作品の舞台が新宿でそこには普通の高校生たちが暮らしていることに触れ、もし不測の事態が現実に起きたらどうなるのか、それが考えられる作品になっているのでは、と言葉にする。内田は「感情の機微が描かれているのでその点を注目してほしい」と続け、千本木は「芝居も動きも音も気持ちがこもっていて五感で楽しめます。スタッフの方々も若い。その人たちの想いが伝わってくるような作品です」と、制作に関わった一人の人間として作品の見どころを伝えた。

 フォトセッションの後はトークショー終了の時間。最後は登壇者が一言ずつ挨拶をし、幕を閉じた。

 『あした世界が終わるとしても』は2019年1月25日(金)より公開。なお、本日1月20日20時から新宿のアルタビジョンにて本編映像を特別先行上映。当日のビジョンに放送された映像を写真に撮り、作品への応援コメントとハッシュタグ「#あしせかアルタ」を付けてツイートすると抽選でキャストサイン入り台本&ポスターセットが1名に当たるキャンペーンも同時に実施されるとのこと。


【作品概要】
タイトル:あした世界が終わるとしても
公開日:2019年1月25日(金)
製作:『あした世界が終わるとしても』製作委員会
配給:松竹メディア事業部
あらすじ
幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真(シン)。
彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴(コト)莉(リ)。
高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」が現れる――。

公式サイト
ashitasekaiga.jp
公式Twitter
@ashitasekaiga

©あした世界が終わるとしても

《超!アニメディア編集部》
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