三瓶由布子、名塚佳織の他、主題歌アーティスト尾崎裕哉がサプライズ登場!『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』完成披露上映会レポート | 超!アニメディア

三瓶由布子、名塚佳織の他、主題歌アーティスト尾崎裕哉がサプライズ登場!『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』完成披露上映会レポート

9月5日(火)に『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』の完成披露上映会が東京・新宿バルト9で行われ、主人公・ レントン役の三瓶由布子、ヒロイン・エウレカ役の名塚佳織、主題歌を担当する尾崎裕哉、京田知己総監 …

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 9月5日(火)に『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』の完成披露上映会が東京・新宿バルト9で行われ、主人公・ レントン役の三瓶由布子、ヒロイン・エウレカ役の名塚佳織、主題歌を担当する尾崎裕哉、京田知己総監督が登壇した。

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 司会者呼び込みでまず三瓶、名塚、京田監督が登場。今回の完成披露上映会を迎えた感想を聞かれると、三瓶は「TVシリーズから12年ぶりということでまたこの作品に携われて幸せです。皆さんにどういう風に見ていただけるのか、どんな感想が出てくるのか楽しみでもあり、緊張もしています(笑)」と心境を語った。昨日は緊張して眠れなかったという名塚は「こんなにたくさんの方が集まってくださってあらためて今すごく緊張しています。完成作を見て、新たなエウレカセブンとして楽しんでもらえるんじゃないかと思いもありながら、皆さんにどう受け止めてもらえるのかが不安で、今日が一番緊張しています」と三瓶同様の気持ちであることを話した。さらに、京田総監督も「ここまでやっとたどり着けました。今回こそはダメかってことが何度もあったんですけど、キャスト、スタッフの皆さんが本当に頑張ってくださってここにたどり着けました。しかもこんなにたくさんの人に集まっていただいて、感無量です。今までこれまで何度かこういう仕事を経験していますが、一番緊張しています」と語り、充実感と緊張に包まれた何とも言えない気持ちでいっぱいであることを告げた。

img_2143三瓶由布子

 アフレコ時のエピソードを聞かれると、三瓶は「アニメが終わってからもゲームなどでレントンの役をやることがあったんですけど、今回は12年前に演じたところも含めて一から映画として構成されていますので、12年前の自分がどんな風に演じたのか考えつつ、2017年のエウレカセブンを2017年の私が演じるというところでこれから皆さんの目にどう映るのか、緊張もあり、楽しみでもあります」と12年前を思い出しながら新たなレイトンを演じたことを話し、アフレコ現場はとても和やかだったことを明かした。名塚は「エウレカセブンの現場として皆さんに会うのは久々だったんですけど、スッと12年前の空気感に戻れました。12年も経つと声質も変わり、芝居も経験するものが増えると、どうしてもそれが芝居にのってしまうというのがあって、当時はとにかく一生懸命やっていればよかったものが、今は当時の感覚とは違っていたりして、思い出す作業というのも一緒にやっていたので、すごく幸せだったんですけど、とても長くも感じたアフレコでした(笑)。でもそれくらい現場は必死で作品に向き合って作り上げていったなというのがあるので、自信を持って見ていただけるんじゃないかな、と思います」と皆が一丸となって作り上げた作品であると熱く語った。

img_2151名塚佳織

 また、今回の映画ではTVシリーズでは描かれていなかった、地球上を覆う情報生命体・スカブコーラルと人類の戦いが巻き起こした世界の危機「サマー・オブ・ラブ」が描かれているということで、戦闘シーンも見どころの一つ。こだわった点について聞かれた京田総監督は「手描きでロボットアニメでアクションシーンを作るというのが一番こだわった点。村木靖さんを筆頭に様々なスタッフに頑張っていただき、当初目標にしていた 30 分間ロボットの戦闘シーンを作るという点に関しては苦労もしましたし、成功しているかなと思っています」とコメント。

 さらに、主題歌が今回の「Glory Days」に決まった経緯については「いろんな人を当たってみたが、ピンとこなかった中で、ちょうどたまたまiTunesを開いて見かけたのが尾崎さんだった。聴いてみたら、その段階で『ここにいた!』となりました」と運命的な出会いだったことを明かした。

 すると、司会者のアナウンスで尾崎が登場。大きな拍手に迎えられた尾崎は「とてもうれしかったです。ついに自分の時代が来たかと思ってしまいました(笑)」と主題歌に抜擢された心境をジョークを交えながらコメント。本作は英雄の父を持つ14歳の主人公が大人になっていく様を描いているが、自身も尾崎豊という偉大な父を持つ尾崎にとっては重なる部分もあったそう。あらためて今回の曲に込めた思いについて聞かれると「この主題歌を作るにあたって、アニメのシリーズと映画の絵コンテを見させていただいたときに、シリーズを通して『勝ち取れ、さすれば与えられん』というフレーズがあって、その言葉が響いたんです。僕の信条の一つに『自分の人生は自分でしか責任が取れない』というのがあって、だからこそ勝ち取らなくてはいけない、そんな力強いメッセージがこの作品にはありましたし、その思いを自分も伝えたい、と思いました。偉大な父親を持ってその期待を背負うことだったり、乗り越えようとしてがむしゃらになる一生懸命な姿勢を描けたら、それを勢いのある音楽にのせて映画に添えられたらいいなと思って作りました」と語った。

img_2125尾崎裕哉

 最後の挨拶では、三瓶が12年前のTVシリーズを見ていた人がいるのかを会場に問いかけると手を挙げる人が何人もいて、感極まって泣きそうになる場面も。「初心者にはやさしくない映画だと思いますが(笑)それが、エウレカらしさでもあるので、音も画も声もすべて体感するように楽しんでいただけたらと思います。期待してください!」と作品をアピールし、名塚は「12年の時を経てこうして劇場版という形でこの作品をやらせていただけるのは嬉しいですし、ずっと応援してくださった皆様のおかげだと思います。やさしくない部分もありますが(笑)、我々自信を持ってお届けできるものができたんじゃないかと思いますので、最後まで楽しんでいっていただきたいです」、尾崎は「こんなにたくさんの人が駆けつけるような偉大な映画に携わることができてとても光栄です。新しいエウレカの始まりだと思っているので、ぜひその新世界を楽しんでください」と話し、最後に京田監督が「冒頭でも話したようにここにたどり着くまでに紆余曲折があり、今回こそはダメだと思った経験をした上でここまで作ることができました。正直言うと、頭の中は2のことでいっぱいになっておりまして、今は現場のスタッフも含め、2の方に走り始めているので、この作品は自分の中で半分懐かしくなってきているところもあります。3部作ということで、1本目だけでももちろん楽しめるように作られていますが、2、3と続けて見ていただくと、もっと面白くなると思います。まずは1本目を楽しんで見ていただけたらと思います」と話し、大きな拍手の中、イベントは終了した。

img_2156京田知己総監督

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<『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』情報> 
 2017年9月16日(土)全国ロードショー  

◆ストーリー 
地球上を覆う情報生命体・スカブコーラルと人類の戦いが巻き起こした 世界の危機――サマー・オブ・ラブ。 その危機から世界を救ったのは、アドロック・サーストンだった。 英雄と讃えられるようになるアドロック。だが、その真相を知るものは、 最前線で戦ったごく一握りの人間だけだった。 そして 10 年の時が流れた。 アドロックの残された息子レントンは、ビームス夫妻の養子となり、 地方都市ベルフォレストで暮らしていた。義理の父チャールズは、 豪放で色んな意味で“濃い”男。義理の母、レイは冷たそうに見えて 細やかな愛情の持ち主だった。だが、ビームス夫妻とレントンの間には どこかぎこちなさがあった。 14 歳になり、鬱屈とした日々を送っていたレントンに運命の転機がやってくる。 そして、家を飛び出すレントン。 そこからレントンは様々な人との出会い、別れを経験する。 レントンが出会ったひとりは、ファシリティ・ガード隊長のホランド・ノヴァク。 一時、ホランド率いるファシリティ・ガードに身を寄せていたレントンだが、 ホランドとの相性は最悪。徹底的に悪かった。 結局レントンはそこからもわずかな時間で飛び出してしまう。 彼が出会ったもうひとりは、少数宗教ヴォダラクの少女。 死に瀕した彼女を救うため、レントンは奔走する。 人々との出会いと別れは、レントンに大事なことを気づかせる。 自分はなぜ、家出をしたのか。自分はなぜ今、この道を走っているのか。 “それは、あの時のこと、あの子のこと…俺が見つけた大切なもの”

◆キャスト 
レントン:三瓶由布子 
エウレカ:名塚佳織 
デューイ:辻谷耕史 
ホランド:森川智之 
タルホ:根谷美智子 
チャールズ:小杉十郎太 
レイ:久川 綾 / アドロック:古谷 徹

◆スタッフ 
総監督:京田知己 
脚本:佐藤大 
キャラクターデザイン:吉田健一 
原作:BONES 
監督:清水久敏 
メインメカニックデザイン:河森正治 
コンセプチャルデザイン:宮武一貴 
デザインワークス:武半慎吾、齋藤将嗣、出渕裕、コヤマシゲト、柳瀬敬之、中田栄治 
キャラクター作画監督:藤田しげる、倉島亜由美 
特技監督:村木靖 
メカニック作画監督:阿部慎吾 
メインアニメーター:柿田英樹、金子秀一、大塚健、横屋健太、長野伸明、工藤糸織 
美術監督:永井一男 美術 
監督補佐:本庄雄志 
色彩設計:水田信子 
編集:坂本久美子 
撮影監督:木村俊也 
音響監督:若林和弘 
音楽:佐藤直紀 
挿入曲:Hardfloor 、Hiroshi Watanabe 
主題歌:「Glory Days」尾崎裕哉(TOY’S FACTORY) 
アニメーション制作:ボンズ 
製作:バンダイビジュアル、バンダイナムコエンターテインメント、博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ、ボンズ、MBS 
配給:ショウゲート

映画公式サイト 
eurekaseven.jp

キャンペーンサイト 
http://www.lhp-japan.com/information/index.html

©2017 BONES/Project EUREKA MOVIE

《超!アニメディア編集部》
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