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『ゆる~いゲゲゲの鬼太郎 妖怪ドタバタ大戦争』東映アニメ&ポノス開発部プロデューサーに聞く制作の裏側と今後の展開【インタビュー】

2019/7/12


 人気アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』を題材としたスマートフォン向けゲーム『ゆる~いゲゲゲの鬼太郎 妖怪ドタバタ大戦争』(略称:『ゆるゲゲ』)。先日、200万ダウンロードを突破し、”ようかい横丁”を含む新コンテンツを実装するなど、好評配信中である。

 超!アニメディアでは本作の制作に関わる東映アニメーションプロデューサー・植野良太郎と開発を担当するポノス開発部 ダークホーススタジオのプロデューサー・岩原ケイシにインタビュー。アプリを開発するに至った経緯や今後の展開などについてお話をうかがった。

東映アニメーションプロデューサー 植野良太郎インタビュー

――2018年11月にリリースされた本作。アプリとしてリリースするという構想はいつ頃からあったのでしょうか。

 おかげさまで2018年でアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』が50周年を迎え、そのタイミングで国民的人気アニメの『ゲゲゲの鬼太郎』のゲームをリリースしたいと検討していた際、『にゃんこ大戦争』でご実績のあるポノス様からお声がけ頂き、『にゃんこ大戦争』をベースにゆるい世界観で進めようと話が進み、形になりました。

――IPを管理する側として、アプリをリリースするにあたって「ここだけは譲れない」「この要素は入れて欲しい」など、リクエストは出されましたか?

 ゆるい世界観とはいえ、『ゲゲゲの鬼太郎』そのものが持つ世界は崩さないようポノス様へはお願いしていました。ただ岩原プロデューサーを筆頭にポノス様のスタッフがもともと鬼太郎ファンということもあり、きちんと『ゲゲゲの鬼太郎』の世界を踏襲しつつ、いい感じにふざけて(ゆるく)くれているので、安心して開発をお願い出来ています。

――登場する妖怪たちはどのような基準で決まっているのでしょうか?

 アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で登場した妖怪たちから、ゲームバランスやお客さまのニーズもありますため、基本的にはポノス様へご選定をお任せしています。

――現在もアニメが放送されているなど、国民的人気の『ゲゲゲの鬼太郎』。ここまで多くの人に愛されるのは、どんな要素や魅力があるからだと感じていらっしゃいますか?

『ゲゲゲの鬼太郎』は妖怪の怖さだけでなく、人間の闇の部分、またその時その時の社会風刺なども盛り込み、子供だけでなく大人も楽しめる作品となっています。また時代に合わせてキャラクターのデザインやアクションシーンの演出なども変えながらも、水木しげる先生が描く、魅力的な妖怪たちの怖さや人間界との境界線の曖昧さなども表現し、奥深い作品になっているからだと思います。

 ――今後、『ゆるゲゲ』でこんな展開をしてみたいなどの構想はございますか? 既に決まっていることでも、願望でも構いませんので教えていただければと思います。

『ゲゲゲの鬼太郎』の3期で育った世代なので、ユメコちゃんを筆頭とした、かわいいキャラクター勢揃いのイベントがあれば嬉しいなとは思います。ゲームに関しての開発やスケジュールはポノス様にお任せしておりますが、「ゆる~いゲゲゲの鬼太郎」としてLINEスタンプが発売されたり、放映中のアニメにチラっと登場したりと世間への露出も増えていきますので、より多くのお客さまに【ゆるゲゲ】が届けば幸いです。よろしくお願いいたします。

ポノス開発部 ダークホーススタジオプロデューサー 岩原ケイシインタビュー

――本アプリのゲームシステムやシナリオなどはどのように組み立てていきましたか? 構想段階から変化した点など含めて教えていただけますと幸いです。

 システムに関しては、『にゃんこ大戦争』というゲームをベースに開発しています。このゲームシステムにどんなキャラクターが合うのか模索していた所、たまたまLINEスタンプなどで人気の「ゆる~いゲゲゲの鬼太郎」を見つけまして、プロデューサーや開発スタッフが『ゲゲゲの鬼太郎』好きということもあって、話が進みました。

『にゃんこ大戦争』と同じゲーム性ではありますが、違いをつけるために“百鬼夜行”という妖怪らしいシステムを入れて、ゲーム性が大きく変わらない範囲で、戦略性に一味加えています。

――本アプリを制作するにあたって、最もこだわったと感じている点を教えてください。

 一番こだわったのは「ゆるさ」です。とくに妖怪変化後を「どれだけゆるく、おもしろく」するのかと、考えるのに相当時間がかかりました。

――登場する妖怪たちのレアリティなどはどのように決めていらっしゃいますか?

 うちのスタッフオススメの妖怪でレアリティを組んでいます(実はそれだけではありませんが、詳しくは秘密です)。プロデューサーの私が猫好きなのでねこ娘が多い・・・というのは気のせいです。

――アプリをリリースしてからのユーザーの反響はいかがでしたか? またユーザーの声などを聞いて修正した点、これから修正もしくは追加しようと思っている点などを教えてください。

 ゆるくてかわいいといった声は沢山いただいております。東映アニメーション様から頂いた妖怪のかわいいイラストを、弊社であーでもないこーでもないと動かしているのですが、よくよく見ると細かいところで遊びがあったりしますので、是非拡大して御覧ください。

 また、ユーザーの皆様からはSNSでも色々な声を聞けることがとても嬉しいですね。中にはゆるい妖怪をお弁当や人形などでハンドメイドしてくれる方もいて、スタッフ一同みんなワクワクして見ています。皆さんから「この妖怪がほしい!」などのお声を良くいただきますので、その意見を反映した妖怪も現在鋭意作成中です。

――先日公開されたアップデート情報で、様々な追加要素がありましたが、“ようかい横丁”はどのような経緯で追加に至ったのでしょうか?

 まず“広場”というシステムが有りまして、本来ガチャで手に入れたキャラを一時的にストックしておくための場所だったのですが、そこにキャラクターを並べて楽しんでいた方が結構いたので、よりその遊び方を掘り下げた楽しみ方ができるようにと考えて作成いたしました。『ゆるゲゲ』の世界観をより気軽に楽しんでいただける物になっていると思います。じぶんだけのようかい横丁を作って、是非自慢して欲しいですね。

――現在もアニメが放送されているなど、国民的人気の『ゲゲゲの鬼太郎』。ここまで多くの人に愛されるのは、どんな要素や魅力があるからだと感じていらっしゃいますか?

 プロデューサーの私が子供の時から知っているコンテンツですし、それこそ高齢者から未就学児まで、幅広い層に愛される国民的アニメだと思っています。愛される理由は様々ですが、今でも私は「妖怪は実際にいる」と思っています。そう思わせてくれる水木先生の世界観が素晴らしいのです。

 誰もいない自然の中で感じる人間の本質的な恐怖。真っ暗な森の中で一人途方に暮れている時になにかの気配を感じたり、不気味な物音を聞いたり・・・その「恐怖」を具現化した水木しげる先生の作る世界観は、日本人の心に強く響くのだと思います。それに、恐怖の象徴たる妖怪が、実は人間よりも人間臭いというのも滑稽で、愛される理由なんだと思います。

――今後、『ゆるゲゲ』でこんな展開をしてみたいなどの構想はございますか? 既に決まっていることでも、願望でも構いませんので教えていただければと思います。

 今後も色々なアップデートを予定しています。直近では、先述の“ようかい横丁”、もう一つ“ぷれみあむメンバーズパス”が登場します。“ようかい横丁”は、より「ゆる~いゲゲゲの鬼太郎」の世界観を楽しんでいただけるように、そして“ぷれみあむメンバーズパス”はよりゲーム自体を楽しんでいただける要素として追加しました。

 この夏には(他社アプリでもよくある機能ですが)より時間を気にせずに遊べるように時間限定ステージがいつでも楽しめるような機能を追加する予定です。秋頃を目処に“さらなる妖怪変化”・・・いわゆる第三形態が超激レアにも登場します。もちろん超激レア以外も続々と登場しますので、どうぞお楽しみに。

 そして同じ妖怪を複数体手に入れることで増える「+値」ですが、これを直接上げる事ができるアイテムが登場予定です。これと合わせて、「+値」の増加によって妖怪に新たな能力が追加される機能も考えています。ユーザーのみなさまの育て方によって妖怪の能力に違いが現れ、一人ひとり違った編成や攻略法が生まれる多様性が出来ると思います。レベルの横の「+」の値は今からでも上げておいて損はないと思います!

 さらにお待ちかねの「あの妖怪」が登場する世界編の最終章も秋頃を予定しています。シルエットだけでモロバレですけどあえて名前を言わないスタイルです。

 そして、好きなアニメのシリーズをゲーム内でアンケートしたところ、1番人気だったアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(6期)とのコラボレーションが決まりました。現在は「年内」といったザックリとした時期でしかお伝えできませんが、そう遠くない未来にもう少し詳細をお伝えできるようになると思います。それまで今しばらくお待ち下さい。

 これからは、もっと色々なコラボレーションをしたいですね。アニメ、ゲーム、漫画、文房具、店舗・・・どしどしお声がけください!

『ゆる~いゲゲゲの鬼太郎 妖怪ドタバタ大戦争』公式サイト
https://yurukita-game.com/

『ゆる~いゲゲゲの鬼太郎 妖怪ドタバタ大戦争』公式Twitter
@yurukitagame



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