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豊永利行、諏訪部順一、内山昂輝ら登壇で思い出を語る! 「まだまだ滑走しちゃうよ!『ユーリ!!! on ICE』トークショー&オールナイト上映会」が開催 新ビジュアルも解禁へ

2017/2/13


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 2017年2月11日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで人気TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』のイベント「まだまだ滑走しちゃうよ!『ユーリ!!! on ICE』トークショー&オールナイト上映会」が行われた。

 当日は久保ミツロウさん(原案・ネーム[脚本原案]・キャラクター原案)、豊永利行さん(勝生勇利役)、諏訪部順一さん(ヴィクトル・ニキフォロフ役)、内山昂輝さん(ユーリ・プリセツキー役)が登壇。アニメ全話のオールナイト上映会前のトークショーということで、アニメを振り返ってや「今だから話せること」など、さまざまな話題で会場を盛り上げた。

 ちなみに、今回の上映会は本会場チケットは即完売。ライブビューイングのチケットも場所によっては完売が相次ぎ、会場を拡大。なんと合計49館でのライブビューイングとなった。これはアニメ関連のライブビューイングとしては初の大規模ライブビューイングとのこと。また、今回のイベントにあわせて第2弾のキービジュアルが解禁され、大会に出場した選手たちの記念写真風ビジュアルに、会場は大盛り上がりだった。

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 トークショーがはじまる前から熱気に包まれる本会場に、最初に現れたのはトークショーの司会を務めるテレビ朝日の三上大樹アナウンサー。普段はフィギュアスケートの実況もしているそうで、もちろん『ユーリ!!! on ICE』も放送をチェックしていたそう。『ユーリ!!! on ICE』らしい本格的な司会による紹介で、久保さん、豊永さん、諏訪部さん、内山さんが舞台へ。豊永さんはこの日、来場者限定で配布されたうちわを手に、諏訪部さんはヴィクトルの愛犬・マッカチンのティッシュケースを手に登場し、会場のボルテージは一気に高まっていく。

 それぞれ今回のトークショー&オールナイト上映会に対する感想や、「寝ずに楽しんでください」(諏訪部さん)、「朝までだとハードなので寝そうですね」(内山さん)など、オールナイト上映会についての印象を口にした。なかでも久保さんは本会場の観客に「ご当選のみなさん、おめでとうございます!」と、倍率が高かった本会場のチケットをゲットしたファンにメッセージを送り、独特の表現で倍率の高さを表現すると会場からは笑いが漏れていた。

 本作はフィギュアスケート作品であることにちなみ、トークショーは「ショートプログラム」「フリースケーティング」「インタビュー」の3部構成で展開。最初の「ショートプログラム・振り返りトーク!!!」では、キャラクターや衣装、振り付け、シーン、ゲスト声優などアニメ本編についてを振り返ることに。

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 全話放送を終え、改めて演じたキャラクターについて、主人公を演じた豊永さんは、「勇利の感情の変化を考えると、計算だけだと上っ面になってしまいます。だから心で演じたいと思って演じました。だから、(感情が入り込んだ)6話、7話から芝居をしていたときの記憶がなくて。オンエアを見て『すごい泣いてる!』って思いました(7話でヴィクトルにコーチを辞めると宣言されたシーン)。そういう意味では(キャラクターに)入り込めたのかなと。また、ヴィクトルが諏訪部さんでよかったし、作品を通して仲良くなれました」とアフレコを懐かしむような表情でコメント。

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 すると「仲良くなれた」という発言に、諏訪部さんは「そうかな?」と返答。「え?え?」と慌てる豊永さんにニコニコする諏訪部さんはヴィクトルらしく豊永さんを翻弄しつつも、「仲よしですからね!」とコメント。そして、自身の芝居については「演じていくのが難しかったです。自分のメンタルとかなりかけ離れたキャラクターで苦労しましたが、感じるままに芝居をしましたね。だから演じたという記憶がそんなに残っていないです。僕が演じたキャラクターのなかでも珍しいキャラクターで、『演じた』という感覚ではなくて。だから今後、ヴィクトルを新たに演じることがあるとしたら、スタートラインに立つのかなと」と、その瞬間瞬間でキャラクターを表現していたことを明かした。内山さんは「後半にいくにつれて、ユーリの髪型が変わったなと思いました。外見だけでなく、心境も別人みたいに変化しましたし。話数、演じていくうちに変化していった気がしますね」とその成長について語った。

 キャストの話を聞いていた久保さんも、「私もじつは記憶が薄れていて。(ストーリーもネームも)それだけ一生懸命に作っていたんですけど、私はネームを作っただけで、声がついたことで新しいお話になったかなと。自分の漫画を書いているときにはできなかった経験。信頼できる3人に流れを感じてやってもらえてありがたいです」と話した。

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 また、今、思い浮かぶ印象的なシーンとしては、「後半になればなるほど印象深いのですが、序盤の『寺だな! 滝だな!』の部分ですかね」(3話でユーリがアガペーを学ぶために修行をする場面)と、豊永さんが冗談めかして言うと、会場からは笑いが。そこからふと真剣な表情になった豊永さんは、「1話の冒頭のモノローグで勇利がしゃべっているところ。いつの勇利なのかを想像して、もう一度見返してほしいです。音響監督に『“このとき”の勝生くんで』と言われてやったので」と意味深な発言。まるで過去を思い出すようなはじまり方をしており、諏訪部さんも「何かを思い返すようなモノローグだったもんね。だから、ヴィクトル死亡説があったもん」とネットで話題になった話を持ち出す一幕も。「ヴィクトルは生きていますよ」と死亡説をしっかり否定していた。

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 そんな諏訪部さんは勇利とユーリにかかわり、その思いが変化していくヴィクトルの演技ポイントについて、「みなさん、いろいろと想像されていると思いますが、それぞれが正解でいいと思います。言葉、表情などがそのままの意味でとらえられることもありますが、ミスリードを誘うこともある。いろいろな解釈ができるので、その人の心のなかの『ユーリ!!! on ICE』でいいです。ただ僕はマッカチンが大好きです! ……でも、あえて思うとすれば、勇利の心を壊すところ(7話)はハートをつかまれた感じでした」。内山さんは「印象的なのは、豚関係ですね。冗談で言っていた予告のセリフが本編で出てきたので。『豚に食わせる金メダルはねぇ!』とか『家畜からもらった指輪はただのガラクタだ』とか、どうやってあのセリフが出て来たんですか?」と久保さんに質問。すると「より強くヴィクトルと対峙してほしくて。『かつき(勝生)』から『家畜』になりました」と冗談のようなエピソードを話すと、キャストも観客も大爆笑。ちなみに諏訪部さんはお気に入りのセリフとして、「ユリオのセリフで好きなのが、(コーチであるリリアに対して)『魂売ったくらいで勝てるならこの体ごとあんたにいくらだってくれてやるよ』(第4話)のところです」。

 久保さんは前半で日常を、後半で大会をピックアップして描いたことについて、「戻れる場所があるという風にしたかった」と話し、視聴者からすれば非日常の大会ばかりが続くと自分とかけ離れたところにある話になってしまうため、「自分の世界とつなげてほしくて日常シーンを後半の大会シーンでもいれてもらった」と話した。また、アニメ本編の大会中の実況については、久保さん自ら実際の大会でアナウンサーさんがどのようなことをしゃべっているのか書き起こしていったそうで、フィギュア好きの久保さんらしいエピソードを明かした。

 各キャラクターの大会衣装については、「スンギルの衣装はなぜこれをチョイスしたのか知りたい」と豊永さんが言えば、「千羽鶴がついているみたい」と内山さん。衣装については、久保さん発案ではなく、衣装デザイン・協力をしているChacottにお願いをして完成させたそう。また、諏訪部さんは強烈な個性を発揮していたポポ(ギオルギー・ポポーヴィッチ)のフリーの衣装が印象的だったと話した。

 実際のフィギュアスケーターがゲスト声優として出演したことについては、第1話に本田武史さんが出演、そのオンエア後、アニメを見た織田信成さんから出演希望があり第11話に出演、最終話にはステファン・ランビエールさんが出演するという驚きの展開があった本作。ステファン・ランビエールさんについては、最終話のアフレコ終了後に出演が決まったそうで、「ステファンとヴィクトルの絡みがあるから、セリフを書き直します、アフレコも録り直します、と言われて……」と諏訪部さん。アフレコ現場にはフランス語の通訳さんもいたそうで、アニメのアフレコ現場としてはあまりない雰囲気に包まれていたそう。ちなみに、最終話放送2日前に録り直したそうで、アニメのスタッフさんもかなりギリギリの状況で制作していたことを明かした。ちなみに、ヴィクトルのスケート靴の金のブレードはステファン・ランビエールさんのブレードをイメージしてたそうで、久保さんは本人に会えたことについて、「本当に恵まれました」と笑顔。

『フリースケーティング・今だから言える話!!!』では、久保さんがフィギュアスケートにはまった話から、山本沙代監督と一緒にヨーロッパ選手権を見に行ったときに遭遇した、チェコの『ユーリ』ファンとのエピソードを語り、それを受けた諏訪部さんは「世界中から『ユーリ!!! on ICE』にかんして感想のおたよりやTwitterでの感想をいただくことが多くて。『ユーリ!!! on ICE』が世界の言葉になった気がします」、豊永さんは「日本語でがんばって感想を書いて送ってくれることにキュンとします」、内山さんも「スケートファンの友達にも(アニメが)楽しく見れたという感想をもらえました」と語った。

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『インタビュー』では、事前にTwitterで募集していたファンからの質問に4人が答えるというコーナー。「キャラクターを描く際のこだわりやキャラクターらしさを教えてください」という久保さんへの質問では、「ネームでもキャラクターの特徴が伝わるように描いていますが、『ユーリ』はキャラクターデザインの平松禎史さんが描きやすいように描いてもらっています。ただ(アニメでは)ヴィクトルはまつげが想像より長くなっていて、上向きにカールしているのがかわいかったです。ユリオは金髪碧眼といえば定番のアニメキャラクターをイメージして描いて、真っ先に生まれました」とぶっちゃけ。また、おそらくパッケージの全巻購入特典の話なのか、「じつは今、描き下ろし漫画を描いていまして。(アニメでは)描けなかったお話を……内山さんには喜んでいただけると思います」と意味深な発言で会場を沸かせた。

 キャスト陣へ寄せられた「もし自分が選手だったら誰にコーチをお願いしたい?」という質問では、「僕はヴィクトル。たまに(彼の行動や発言に)本当にイラっとしそうですけど(苦笑)。またはJJのご両親。優しそうだから」(豊永さん)、「コーチとして優秀なのはヤコフだから、ヤコフです」(諏訪部さん)、「ヤコフとリリア。ユリオもあわせて3人で並んでいるときの絵の強さが印象的だったので」(内山さん)と話した。続く「11話でクリスを迎えにきた彼は誰ですか?」という質問では、会場からは「あ~」との声が。久保さんは「彼はスイスのスケート連盟の人です。元アイスダンサーというところまでは決まっていますが、名前は特に決めていません。猫の世話をしたりしてますけどね……」と口ごもりつつ、彼の髪型はアニメーターさんが決めてくれたそうで、「『ガラスの仮面』の真澄さんみたいで(笑)。私は心の中で『真澄さん』って呼んでいます。公式ではないですよ!」と話せば、会場は笑いに。さらに「自分がやりたいフィギュアの技は?」という問いには、「ハイドロ(ブレーディング)をやりたいです。そこから見える景色がどういうものが気になるので」(豊永さん)、「ジャンプですね。100回転くらいしたいです」(諏訪部さん)、「やりたいわけではないですけど、スピンがすごいなと思います」(内山さん)とそれぞれ感想を語った。久保さんは、「JJのスピンは最高だから、ぜひ見てほしいです。ずっとカメラ目線なので」と話し、観客は爆笑。

 トークショーの締めにはお知らせとして、3月3日には「ユーリ!!! on ICE ~フィギュアスケートを100倍楽しむ集中講義~」と題したイベントが、4月29日にはメインキャストが勢ぞろいするイベントがそれぞれ行われることが改めてアナウンス。また、現在、パッケージが発売中であることが告知され、なかでもCD(「Oh! スケトラ!!! ユーリ!!! on ICE/オリジナル・スケートソングCOLLECTION」)にはアニメ本編ではなかったユーリのエキシビジョンの曲が入っていることについて、意味深な発言も。どこかで映像化されることに期待したい。

 最後は4人からファンに向けたメッセージが送られ、トークショーは締めくくられた。

<『ユーリ!!! on ICE』作品概要>
日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗…故郷九州に帰ることになったフィギュアスケーター勝生勇利。
「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」
そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで…日本の崖っぷちスケーター勝生勇利と、ロシアの下克上スケーターユーリ・プリセツキー。2人のユーリと、王者ヴィクトル・ニキフォロフで挑む前代未聞のグランプリシリーズが今、幕をあける!

TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』公式サイト
http://yurionice.com/

(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会



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