島本和彦原作の伝説の漫画「炎の転校生」(小学館刊)を新たに現代に蘇らせ、ジャニーズWESTメンバー全員を主演に迎えた『炎の転校生REBORN』の初お披露目となる「炎のワールドプレミア」が本日11月7日(火)に東京・新宿で行われた。
本作は、11月10日(金)に全8話・世界190カ国で同時配信されるNetflixオリジナルドラマ。謎のエリート校『種火学園』に現れたジャニーズWEST演じる7人の転校生が、全国の問題がある学校に転校生として忍び込み、学校を内部から改善する極秘ミッションをこなしていく中、No.1『炎の転校生』を目指す熱血学園バトルが描かれている。
第1話上映終了後に行われたイベントには、主演のジャニーズWEST(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望)の他、ヒロインの川島海荷、そして滝沢昇校長(マネキン)が劇中衣装で登場した。
冒頭、ステージにそれぞれのキャラクターのシルエットが映し出されるやいなや、客席からは黄色い歓声が。司会者の紹介で、キメポーズとともにそれぞれの名前が紹介されると、会場のテンションはさらに上がった。想像以上の大歓声に「こんなにキャーって言われることない」(桐山)を始め、メンバーたちは驚きながらも嬉しそうな表情で会場を見渡していた。
7人の中で一番普通なシゲオカ駆を演じた重岡は、他のキャストの衣装がクセが強い中、いたって普通な制服姿の自らの衣装に「自分が間違ってるんじゃないかと思った」とコメント。しかし、会場に制服姿のお客さんがたくさんいるのを見て、「僕の格好、間違ってなかったですね!」とにっこり。続く、桐山は「僕に至っては学生服ではないから!」と和服姿の自身について触れ、唯一襟元だけ学生服っぽいデザインになっているとアピールするも、共に撮影していた他のメンバーも「知らんかった!」とあらためて衣装をマジマジとながめるひと幕も。
「30歳にもなってまだ短パン履いています。この時期はヒザが白くなりますね(笑)」とやや自虐的に(?)自らの衣装を紹介した中間だったが、短パンからはスラリとした美脚がチラリ。「本当に面白いドラマです。これからどんどん面白くなるので、ぜひチェックしてください!」としっかり作品をアピールした。
「きわめてキュート。そして、さらにプリティーなボーイ!」とややたどたどしい様子で自らが演じたカミヤマ駆について挨拶した神山にはメンバーからはツッコミが。特徴的な髪型をしている監督考案のキャラクターであることを明かし、かわいいだけではない、実は二面性がある設定とのことで、作品でどのような展開を見せるのか気になる存在だ。そして、金髪のロングヘアーのインパクトのある出で立ちで登場した藤井は、「假屋崎省吾役の…」とノリノリでボケると、会場からは笑いが。半年ぶりにフジイ駆の衣装に身を包んだ自身を見て「ブスやなと思った」そう。舞台裏で中間に感想を求めたところ「ブスじゃない」と言われ、調子に乗って「かっこいい?」と聞いたら「かっこよくはない」と言われたちょっぴり残念なエピソードを披露し、「ジャニーズ1ぶっとんだ作品になっていると思いますのでぜひ見てください」と続けた。
中間の挨拶とほぼ同じ挨拶をし始めた濵田は、すかさずメンバーからツッコミが入る中「2話からもっともっと面白くなっていって、最終話で大どんでん返しもあるのでたくさん見ましょう!」とめげずに(?)続けた。さらに、楽屋とステージが近く「1話を見ているときの皆さんの声が聞こえてました」と話すと、会場からは大きな歓声があがった。特にシーンで股間をぶつけた瞬間の歓声がすごかったそうで、「あれはどういう『キャー』やったん!?」と客席に小瀧が客席に問いかけると、さらに歓声があがり、それを見た桐山が女子高生の間での流行語「マジ卍~」を発し、大盛り上がりとなった。
その後、「メイク時間に一番時間のかかった小瀧望です」と挨拶した小瀧。コタキ駆のトレードマークであるリーゼントが自前でセットが大変だったことを明かし、「熱くて青春感がすごくてギラギラした作品を全世界に届けられることに感動しています」と演じたキャラばりに熱いコメントを披露した。
ヒロインの日花里を演じた川島は「ジャニーズWESTさんのキャラが濃すぎて、自分のキャラがどう埋もれないようにしたらいいか試行錯誤していました」と演技面での苦労を語り、「ドSキャラで皆さんを牛耳っているので、これからも楽しみにしてほしいです!」と笑顔で見どころを話すと、「かわいいー」と歓声が漏れた。
今作へのオファーを受けたときの感想を聞かれた桐山は、メンバー全員で喜び、撮影前に台本を広げて何度もセリフ合わせをした思い出を語った。また、李闘士男監督の印象については「現場で一番アツかった。監督じゃなかったらできなかった作品」と真摯に作品と向かい合う監督に敬意の念を示しつつ、「打ち上げの最後の最後で演技とはを教えてくれた。それは一番最初でよかったんじゃないかなと…」と茶目っ気たっぷりに話した。
また、本作の原作者・島本和彦氏とのエピソードを聞かれた重岡は「現場に来てくださって、楽屋で僕ら全員の似顔絵を書いてくれた。ありがとうございます。大事にしてます!」と心温まるエピソードを披露した。すると、中間からその似顔絵を書いてもらった時、他のメンバーは1発で書き終えたのに重岡だけ「本当に特徴がないなぁ」と言いながら書き直されていたという裏話が飛び出した。実はこの日、客席後方でイベントの様子を見ていた島本氏。「それめっちゃ覚えてるわー」とやや不服そうに重岡が続けると、地声で「重岡くん、『俺だけ二回書いてもらった!』って喜んでいたじゃない!」とステージに向かって憤慨しながら語り、会場からは笑いが起こった。
その後、家でTVを見ているという設定で、ソファに座って、1話の印象的だったシーンの映像を見ながら全員でトークすることに。冒頭の学園の正門でのシーンが流れると「懐かしいー」と語る濵田をはじめ、撮影当時を思い出しながら映像を見るメンバーたち。1話のメインとなるプロレスのシーンでの空中でバタバタしながらキザに技を決めるフジイ駆には思わず笑いが。戦うシーンでもキュートさ満点のカミヤマ駆の姿には、客席がもちろん、演じた神山自身からも「かわいい」と思わず声が漏れていた。
アクションシーンが多い本作だが、スタントマンは使わず、自分たちで演じる部分も多かったそうで、撮影中、一番つらかったのは誰かと司会者から聞かれると、「一言言っておきたい」と桐山が立候補。ワイヤーアクションのシーンで股間をぶつけてしまうハプニングがあったことを明かすと、「桐山家の子孫が途絶えるかと思った」(中間)、「“照子”になるところやったな」(重岡)と他のメンバーから口々にツッコまれていた。
他、久々の演技の仕事だったという中間は「みんなすごかった」と話し、他のメンバーが現場で監督らと演技のことなどでやりとりをするのを尊敬の眼差しで見ていたことを明かし、「早口言葉の練習をひたすらしてたよな」(小瀧)など、自らの役が早口でセリフを言うことから現場では必死で練習していたエピソードが披露された。
今後の見どころについて、中間が「最終話に最強の敵が出てきてみんなビックリすると思う」と話すと、全員が大きくうなずいた。さらに桐山が「それぞれ響くセリフが多い」、藤井が「シャイニングウィンクのパターンが何パターンもあるので楽しみにしてほしい」と自らの必殺技について語るなど細かい見どころについても触れた。
最後の挨拶では出演者を代表して、重岡が挨拶。「僕たち全員がインターネットでオリジナルドラマをやるというのは今までにないことだと思います。好きな時間に好きな場所で何回も楽しんでいただけたら。本日はありがとうございました!」と話し、大きな拍手に包まれる中、イベントは終了した。
なお、現在超!アニメディアでは、本作の原作者の島本和彦と李闘士男監督のインタビューを掲載中。本作の魅力や、主演のジャニーズWESTの現場でのエピソードなど読み応え満点なので、配信前にぜひチェックしてみよう!
【インタビュー】「みんなきっとジャニーズWESTさんのファンになるぜ」 – Netflixのオリジナルドラマ『炎の転校生REBORN』の魅力を原作者・島本和彦が語る!
https://cho-animedia.jp/comic-news/28293/
【インタビュー】ジャニーズWESTのサービス精神と『炎の転校生』の熱さが混ざり合うことで起きる化学変化 -『炎の転校生REBORN』李闘士男監督が語る作品の見どころとは
https://cho-animedia.jp/comic-news/28330/
<作品概要>
作品 : Netflix オリジナルドラマ「炎の転校生REBORN」(英題:Blazing Transfer Students)
配信: 2017 年 11 月 10 日(金)、Netflix にて全世界配信
主演:ジャニーズ WEST
重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望
エピソード:全 8 話
原作:島本和彦「炎の転校生」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
監督:李闘士男
脚本:川邊優子ほか
音楽:佐橋俊彦
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