ボーカロイドプロデューサー・40ｍPと、ピアノ演奏家・事務員Gの共同プロデュースによって誕生した公演「虹色オーケストラ」が、２年ぶりに単独公演を行うことを発表した。
「虹色オーケストラ」は数々の作品を世に送り出しているボーカロイドプロデューサー・40ｍPが自ら監修し、オーケストラとバンド、歌で再構築し表現する、新しい切り口のコンサート。2012年の初公演を皮切りに、５回の公演を重ね、第５回の公演では念願のフルオーケストラを率いての公演となった。
２年ぶりとなる今回の公演は「虹色オーケストラ Music Story『透明のシンフォニー』」と題し、より物語性を高めた、ミュージカル風の舞台として演出されるという。40mP自身がストーリーと脚本を手掛け、この公演のために新曲を書き下ろしたそうだ。事務員Gの演出とプロデュースによって具現化される舞台では、天月-あまつき-さん、佐香智久さん、いかさんといったキャストの面々が歌と演技で物語を紡ぎ出す。
本公演は12月から埼玉、大阪で上演される。コンサートの新しい形を体感してみてはいかがだろうか。
▼前回公演の様子
＜「虹色オーケストラ Music Story『透明のシンフォニー』」公演概要＞
【あらすじ】
「大きくなったらトオルと一緒にオーケストラをつくって、ヒビキの好きな曲をたくさん演奏するんだ！」
「その時は、僕とアキラでバイオリンを弾くんだ！楽しみにしててね！」
「わー嬉しい！絶対だよ！約束だよ！」
トオルとアキラとヒビキは同じ幼稚園に通う幼馴染。トオルとアキラはバイオリンを弾くことが大好きで、お互いが良きライバル同士だった。そして、２人ともバイオリンに負けないくらい、ヒビキのことが大好きだった。
時は流れて15年後。３人は同じ桐生音楽大学に通う２年生。トオルとアキラは大学内のレイニーオーケストラに所属していた。
引っ込み思案のトオルとは対照的に、アキラは持ち前の積極的な性格とバイオリンの腕前が認められ、２年生でありながらオーケストラのコンマスを任されていた。
目前にせまったコンサートに向けてオーケストラの練習が日々続く中、団員に対して横暴な態度を取り続けるアキラは、次第にオーケストラ内で孤立してゆく。そして、ついには指揮者であるタクトの策略によって、コンマスから除名されることとなる。一方で、声楽科に通うヒビキは、予定されていたウィーンへの留学が急遽取り消しとなり、失意の底に沈んでいた。
さらに、ヒビキをなぐさめるトオルを目撃したアキラは２人を恋仲と勘違いし、トオルと距離を置きはじめる。それぞれの人間関係がこじれ続ける中、レイニーオーケストラはコンサート本番を迎える――。
夢と友情と恋愛が織りなす、青春の物語。
【日時】
2016年12月29日（木） 大宮・大宮ソニックシティ 大ホール
≪昼の部≫開場13:45／開演14:30 ≪夜の部≫開場17:15／開演18:00
2017年１月７日（土） 大阪・オリックス劇場
≪昼の部≫開場13:15／開演14:00 ≪夜の部≫開場16:45／開演17:30
【出演者】
Vocal＆Acting：トオル役：天月-あまつき／アキラ役：佐香智久 ヒビキ役：Mayu タクト役：いかさん
Acting：マダラメ教授役：いずみ尚／キサラギ教授役：狩野翔
▼トオル役：天月-あまつき- ／ アキラ役：佐香智久
【演奏者】
ピアノ：事務員G
ギター：[TEST]
ベース：mao
ドラム：ショボン
キーボード：中前”timo”智彦
指揮：永原裕也
サックス：丹沢誠二
オーケストラ：The Rainbow Orchestra
【チケット】
10月29日（土）から一般発売開始（イープラス、ローソンチケット、チケットぴあ）
価格：【通し券（S席区分）】12,000円（税込） 【S席】6,500円（税込） 【A席】5,400円（税込）
※通し券にはスペシャル特典あり
虹色オーケストラ Music Story 「透明のシンフォニー」公演特設サイト
http://toumei-symphony.com/
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