佐賀県初のジブリ展覧会「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が開催中 | 超!アニメディア

佐賀県初のジブリ展覧会「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が開催中

2016年10月7日から、佐賀県・佐賀県立美術館で展覧会「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」がスタートした。 「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」は、佐賀県では初となるスタジオジブリの展覧会で、『魔女の宅急便』や『 …

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 2016年10月7日から、佐賀県・佐賀県立美術館で展覧会「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」がスタートした。

「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」は、佐賀県では初となるスタジオジブリの展覧会で、『魔女の宅急便』や『もののけ姫』といったジブリ作品の作画監督やキャラクターデザインなどを務め、『耳をすませば』では監督を務めた近藤喜文氏のアニメーション原画やイメージボードなどを多数展示する展覧会となる。近藤氏は新潟県五泉市に生まれ育った日本屈指のアニメーターで、上述の通りジブリ作品を作画の面から支えた。

 高畑勲・宮崎駿両監督からの信頼も厚く、ファンからは両監督の後継者との呼び声も高かったが、1998年に惜しまれながら47歳で急逝した。そんな近藤氏の世界を楽しむことができる展覧会「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」が、スタジオジブリの全面協力のもと佐賀県で開催。本展覧会は佐賀県で初のスタジオジブリ展覧会となる。

 展覧会では、近藤氏の描いたキャラクター・デザインやアニメーション原画、イメージボード、スケッチなどを多数展示するほか、さまざまな関連キャンペーンやイベントを実施する。

■第32回あらかしコンサート&ナイトミュージアム
日時:10月15日(土) 18時~19時
出演:山の音楽家Shana(原麻由子氏[オカリナ]、原健太郎氏[ギター])
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 オカリナとギターの美しいハーモニーで、ジブリ映画の名曲や童謡などをお届け。また、ナイトミュージアムとして、20時までの延長開館を実施する。

■吹奏楽コンサート、『耳をすませば』上映会
日時:10月23日(日)
吹奏楽コンサート 開場12時30分/13時~13時30分
『耳をすませば』上映会 開場14時/14時30分~16時30分
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 佐賀大学教育学部附属中学校吹奏楽部によるジブリ映画の音楽を演奏するコンサートと、映画『耳をすませば』の上映会を実施。12時から上映会用整理券を配布する。(定員450名)

■カオナシがやってくる!
日時:10月29日(土)、30日(日)

 映画『千と千尋の神隠し』に登場するカオナシがやってくる! 一緒に写真を撮ることができるが、登場する時間は、カオナシの気分次第とのことだ。

■『耳をすませば』上映会
日時:11月5日(土)11時~、15時~

■ナイトミュージアム
日時:11月19日(土)

通常、18時までの開館時間を2時間延長し、20時まで開館します。

■展覧会ラッピングバスの運行
▼デザインイメージ

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■『佐賀でジブリに会えるきっぷ』販売
▼特典シールデザイン

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 展覧会最終日の12月4日まで「佐賀でジブリに会えるきっぷ」を販売。西鉄高速バスの福岡~佐賀線(わかくす号)と佐賀市営バスの往復乗車券、佐賀県立美術館「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」の入場券(引換券)をセットに、3,000円(税込)で販売中だ。

 購入者には特典として、展覧会受付にて入場券と一緒に近藤喜文展佐賀開催記念オリジナルシールをプレゼント。

■展覧会コラボメニューの販売
施設内ミュージアムカフェ「cafeTRES」で、展覧会コラボメニューの販売を予定。

<「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」開催概要>
会期:2016年10月7日(金)~12月4日(日) 9時30分~18時(毎週月曜日休館)
会場:佐賀県立美術館 2号・3号・4号展示室
観覧料:前売り券 1000円(税込)、当日券1200円(税込)
※高校生以下無料、障害者手帳保持者とその介助者1名無料

■近藤 喜文(こんどう よしふみ)(1950年-98年)
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「感じの出る絵、感じを出す動き、それを描き出せる人、それがぼくにとっての近ちゃんでした。」高畑 勲
「僕が出会った何百人ものアニメーターの中でも、屈指といっていい感じのいい仕事をする、腕の良いアニメーターでした。」宮崎 駿 
(近藤の告別式での弔事より抜粋)

新潟県五泉市に生まれ育った日本屈指のアニメーター。
スタジオジブリの高畑勲・宮崎駿両監督から厚く信頼を寄せられていた。唯一の長編監督作品『耳をすませば』(1995年)で大成功を収めるが、その後しばらくして急逝した。

主な関連作品:
『未来少年コナン』1987年/『赤毛のアン』1979年/『名探偵ホームズ』1982年/『リトル・ニモ』(パイロットフィルム)1984年/『火垂るの墓』1988年/『魔女の宅急便』1989年/『おもひでぽろぽろ』1991年/『紅の豚』1992年/『耳をすませば』1995年/『もののけ姫』1997年

「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」特設サイト
http://www.sagatv.co.jp/generic/ghibli/

《超!アニメディア編集部》
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