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ぶっ飛びギャグからハラスメントまで、2年目のTVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』が攻め続ける理由を大野木寛が明かす【インタビュー】

2019/8/3


 2年目に突入した『ゲゲゲの鬼太郎』第6期。1クールを過ぎ、ファンの間では「1年目以上に攻めている!!」との声があがっている。これまで以上に妖怪たちの恐怖感はアップし、ぶっ飛んだギャグも投入するなど、エッジの効いた第6期2年目の展開について、シリーズ構成の大野木寛に話を聞いた。

ーー『鬼太郎』の2年目は1年目よりもさらにパワーアップしたのではないか、という声を聞きます。2年目は1年目とどのように変えていこうと考えられたのですか。

 ひとつは「名無し」に代わる新しいキーマンをどうするか、ということでした。2年目についてみんなで話したとき、鬼太郎と対峙する強敵とは違う、どちらかというとライバルみたいな存在がいたら面白いんじゃないか、という話になったんです。そうして生まれたのが石動零です。鬼太郎と似てもつまらないし、今期の鬼太郎はどちらかというとクールですから、それと差別化できるように、めちゃめちゃ熱血漢というわけじゃないけれど、復讐に燃える男ということで固めていきました。登場回は少なくても、ピリっと効くスパイスのような存在、その想定はうまくはまったかなと思っています。

 もうひとつは、1年を通してすごくバラエティーに富んだシリーズになったので、それぞれにもっと磨きをかけていきたい、ということでした。怖い話もあれば、笑える話もある。あるいはアクションメインの話、というふうにキチンと分けてやってきてるんですね。新しいライターに入ってもらって、得意のジャンルで存分に書いてもらおうと思いました。そのひとりが長谷川圭一さんです。『鬼太郎』には並々ならぬ愛情を持っている方で、怖い話を書かせたら右に出る者なし。話題の59話「女妖怪・後神との約束」は、長谷川さんの脚本です。シナリオですでにかなり怖かったのに、映像を見たらもっと怖いじゃないの!(笑)。さすがに演出もすごい。しかも、後神役の桑島法子さんが「なんだこれは!」ってくらいのヤンデレっぷり(笑)。その調和が見事でした。こんなの朝っぱらから子どもたちに見せていいのかと思いつつ、これで『鬼太郎』はもっと面白くなるな、と思って見ていました。(笑)。

 笑える話を書ける人、お笑い担当として入ってもらったのが市川十億衛門(ギガエモン)くんです。彼の参加もスタッフのいい刺激になってると思います。あの「狒々」の回(55話)を書いたのも彼です。

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