舞台版東雲初穂役・高橋りなさんを紹介! 舞台「新サクラ大戦 the Stage」花組キャストインタビュー【第4回】 | 超!アニメディア

舞台版東雲初穂役・高橋りなさんを紹介! 舞台「新サクラ大戦 the Stage」花組キャストインタビュー【第4回】

 2020年11月19日(木)より始まる舞台「新サクラ大戦 the Stage」。いよいよ本番目前ということで、花組キャストインタビューの最後を飾るのは、東雲初穂役を演じる高橋りなさんです。自粛期間をレベルアップに充て、本番に臨む意気込みを伺いました!

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 2020年11月19日(木)より始まる舞台「新サクラ大戦 the Stage」。いよいよ本番目前ということで、花組キャストインタビューの最後を飾るのは、東雲初穂役を演じる高橋りなさんです。自粛期間をレベルアップに充て、本番に臨む意気込みを伺いました!

あるファンの方の言葉で前を向くことができました


――稽古の模様を拝見しましたが、重い御神楽ハンマーを扱う点も含めて初穂のやりやすい部分、苦労している部分があれば教えてください。

高橋 稽古初日はハンマーに身体を持って行かれてしまってお芝居どころじゃなかったんです(笑)。腕も筋肉痛で(笑)。でも不思議なんですけど、だんだんハンマーが軽く感じてきて、筋肉がついたんですかね? 今では全然重いとは感じません。でも少しは重いです(笑)。
 それでも持ってるだけで存在感抜群ですし、初穂のアイテムがハンマーで良かったなと今は思っています。良き相棒のような気持ちです。ただキャストのみんなに当ててしまわないかがいつも怖いです。

東雲初穂役・高橋りな

――ほかのキャストのみなさんが共通して言われるのが、普段の高橋さんはふんわりとしたタイプなのに、初穂役に入った途端に雰囲気が一変するという点です。ご自身でも、スイッチが入る瞬間のようなものがあるのでしょうか?

高橋 初穂のように男勝りでカッコよく、元気な役は今まで演じたことがなかったので、正直、初穂役に選ばれた時は「わたしにできるのかな?」って、不安でいっぱいでした。
 ゲームをプレイするようになって、初穂のカッコいい一面だけではなくて、乙女で繊細な一面や、「さくらを支えたい! 花組を支えたい!」という仲間想いなところがたくさん見えてきて、わたし自身もそんな初穂が大好きになって、絶対に初穂を演じたいという気持ちがより強くなりました。

 普段の自分とはまったく違うキャラクターということで、まずは普段から歩き方を変えたり、一人称を意識的に“アタシ”と言うようにしたり、初穂の映像を見て動きを真似するところから始めました。
 初穂の良さをどうやったら表現できるのか、何が足りないのかを、お稽古の自分の映像を何度も見て、見つけたりもします。あとは演技をする時は初穂への切り替えスイッチを自分で入れるように意識しています! テンションをなるべく上げることを心がけて、お稽古をしています。

――本舞台のオーディションを受けようと思った理由や、初穂役に決まるまでのことを教えてください。

高橋 オーディションのお話が来た時に、私のお姉ちゃんが昔から『サクラ大戦』の大ファンだったので誰よりも喜んでくれたし、応援してくれました。
 歴史ある作品ですし、なんといっても小さい時から『サクラ大戦』の楽曲はカラオケでお姉ちゃんが歌っていて馴染みがあったので(笑)。
 私がステージで表現する側になれたら、本当に幸せだなって思いました。

 オーディション当日までどの役をやるか分からなかったのですが、個人的に一番当たらなそうだなって何故か思っていた初穂のセリフを「読んでみて!」と言われて一気に緊張しました。普段使わないような男勝りなセリフで「無理して頑張って言ってる感」が自分でもわかって、終わったと思いました。審査員の方の反応もシーンとしてた気がしました。気のせいかもしれませんが(笑)。
 オーディションの際に、田中公平先生から直接、全体にご指導をしていただけたり、とても貴重な時間でした。先生の作品に対する愛情をとても感じました。

――ゲームをやり込んで初穂役を掴んでいったそうですが、どの辺りが最も役作りに活かすことができましたか? また初穂の魅力はどんなところだと思いますか?

高橋 『新サクラ大戦』のゲームはお稽古まで時間があったので、まずは初穂ルートでゲームを進めて、最終的には全キャラクターをクリアしました!
 初穂と神山さんのシーンでの初穂の言葉で、「さくらとは親友だけど、さくらがスタァになって遠くに行ってしまうんじゃないかと少し寂しい気持ちでいる」と神山に話すシーンがすごく心に残っています。
 今までさくらを支える初穂の姿が印象的でしたが、その裏で複雑な気持ちでいるところが初穂の本質を捉えている感じがして、何気ないシーンでしたが役作りをする上でとても参考になりました。やはり仲間思いで熱いところが初穂の魅力だと思いますが、時々見られる繊細で可愛らしいギャップが大好きです。

――アニメの初穂は、神楽舞を踊ったり、さくらと神山を尾行したりと、様々な活躍をしていました。ゲームでは観られなかった面も多かったわけですが、どんなところに注目して観ていましたか?

高橋 ゲームでは見られなかった初穂を見つけようと、どのシーンも注目して何度も観させていただきました。やはり神楽舞を踊るシーンは印象に強く残っています。これまでゲームでも初穂のカッコよさ、かわいさは沢山見ることができましたが、初穂の“美しさ”を見れた気がしました。
 あとはゲームではあまり絡みのなかった他のキャラクターとの関わり方などにも注目させていただきました。

――ほかの花組キャストについて伺います。歌稽古で最初に会ったそうですが、そのときの印象を教えてください。また、担当キャラクターそのままと感じた方、担当キャラクターとはギャップを感じた方は?

高橋 みんなビジュアルがキャラクターそのもので本当に驚きました。歌唱ではクラリス役のなつめ(沖なつ芽)の歌声がクラリスそのもので、「本物だーーー!」ってなりました!(笑)
 そして、やはりさくら役のゆうな(関根優那)は慌ただしい稽古期間も悩んでるメンバーに声をかけてくれたり、誰よりも休まずに動いてるのに稽古後も残って自主練をしていたり、全力で役に取り組む姿勢が本当にさくらそのものだなって思いました。わたしもそんなさくらを「初穂として支えたい!」と、自然に思うことができました。

舞台「新サクラ大戦 the Stage」

――サクラシリーズといえば歌ですが、今回はものすごく激しい動きをしながら歌うということで、みなさんが大変だと仰られています。いかがでしたか?

高橋 ほんとううううううに激しいです! みんなのキャラソンでは基本的にダンサーとして踊ってくださる芽組さんと同じ動きをしてますし、ブレずに歌い切れるか毎回ドキドキします。
 特にアナスタシア役のじゅりねぇ(平湯樹里)の曲は一番ハードなんです! 歌い終わったあとはすごく辛そうなのに、ステージでは完璧に歌って踊ってる姿を見て、「よし! わたしも頑張ろう!」っていつも思わせていただいてます。

――初穂の「女!!祭りの心意気」は一番盛り上がる曲だと思います。この曲はいかがですか?

高橋 明るくみんなを盛り上げながら前向きに進んでいく楽曲が、本当に初穂にぴったりだなと思いました。見てくださってる皆さんと、とにかく盛り上がりたいんです!!
 「オイサ!」って叫んだりはできないかもですが、是非、曲を憶えて一緒に踊っていただけたら嬉しいです。予習してきてくださいね(笑)。

――稽古は集合時間の1時間も前から自主的に集まって始め、終わった後もみんなで残り、遅くまで行っていたと伺っております。稽古中のエピソードをいくつか教えてください。

高橋 お稽古場が本当に居心地が良くて、みんなの顔を見てると安心するので早くお稽古場に到着しちゃうんですよね(笑)。
 今回初挑戦の殺陣は、やはり何度もやらないと身体に入ってこないですし、少しでも練習してないと逆に心配になってしまうんですよね。練習すればするほど課題が見つかりますし、不安をひとつずつ解消しないと初穂を自然に演じられないと思うので、初穂になる為には全然時間が足りないです。でも、本当に花組のみんなとだから、楽しくお稽古できています。






(新サクラ大戦 the Stage【舞台公式】@ShinsakuraStage ツイッターより今年2月の稽古時のツイート)

――公演自粛、自粛中のサクラファンの応援、そして公演決定と、とても一言では言えないくらい、様々なことがあった日々だと思います。いよいよ始まるわけですが、今はどのようにこの日々を思い出しますか?

高橋 延期が決まった直後は積み上げてきた熱い想いをどこにぶつけて良いのか分からず、本当に悔しくてもどかしくて、何もできなくてしばらく抜け殻でした。
 お稽古中にみんなで撮った写真を見るのも辛かったです。
 そんな中でもTwitterでのサクラファンの皆さんからのハッシュタグツイートの応援に本当に励まされました。あるファンの方の「これまでもずっと待ってたんだから、少し伸びるくらいなんて事ないよ」って言葉が印象的でした。その言葉で前を向くことができました。

 再開までのこの期間は「さらに良い作品にする為に神様が時間をくれたんだ」って思えるようになりました。実際に公演決定までの期間は、初穂のハードなダンスをしながら歌を歌えるように身体を鍛え直したりしてましたし、前よりずっと自信がつきました。わたしたちも、そして、ファンの皆さんもたくさん待っていてくださったと思うので、早く皆さんにステージをお届けしたい気持ちでいっぱいです。

――稽古が再開され、久々に稽古場でみなさんと会って、どんな感じでしたか? ほかのメンバーもこの期間中にそれぞれ努力を積み重ねてきたそうですが、稽古で見て、前よりもすごく良くなっていると驚いた部分はありますか?

高橋 2月の稽古時に公演自粛が決まったその日に、みんなで話をしました。いつかまたステージに立てる日が絶対に来ると信じて、これまで積み上げてきた情熱をずっと持ち続けようねって。
 9ヶ月ぶりの稽古再開でしたが、久々に会ってもみんな『新サクラ大戦』への愛情はまったく変わっていませんでした。むしろ延期を経験したからこそ、「絶対にやりとげる!」という熱い気持ちを感じました。
 そしてみんな身体が憶えていたのか、歌も踊りも殺陣もすぐに動きを思い出して、凄いスピードで稽古が進んでいきました。
 殺陣のシーンは2月の時よりも進化して、付け直されている部分もあるんです!! 延期になってしまったからこそパワーアップしたステージをお届けできると思います!!

――「新サクラ大戦 the Stage」には殺陣、歌、ダンス、お芝居と、様々な見どころ、おすすめのシーンがあると思います。どんなところを見てほしいですか?

高橋 顔合わせの日から花組のみんなが『新サクラ大戦』に愛情を持っていて、お稽古中もみんなで同じ方向を向いて作品を作り上げてきました。
 花組のみんなが一緒だと、心強くて、どんな敵でも倒せちゃう気がするんです!
 そんな花組のチームワークを是非、楽しんでいただきたいですし、そういう意味ではやはり戦いのシーンは迫力がすごいと思うので、乙女の底力を見て欲しいです!!

東雲初穂役・高橋りな

[構成/帝劇スタ夫]

プロフィール
高橋りな【たかはし・りな】1994年7月31日生まれ。東京都出身。オスカープロモーション所属。中学1年生からLIVE活動を始め、2013年に1年間、ボストン、ニューヨークに音楽留学。NYのVillage Undergroundのステージや教会でゴスペルを歌い、NYマラソンではゴスペルクワイアとしてステージ参加。NHKアニメ「黒魔女さんが通る」主題歌担当。「NEXCO中日本」のCMに出演中

▼新サクラ大戦 the Stage / 田中公平×高橋りな(東雲初穂役)スペシャル対談 公開中


公演情報


舞台「新サクラ大戦 the Stage」帝国華撃団・花組5人の直筆サイン入りブロマイドを来場者全員へプレゼント(全5種類ランダム)! 田中公平、阿座上洋平らスペシャルゲストも出演するアフターイベント実施決定!

 この度、2020年11月19日(木)~11月23日(月・祝)に全9公演で上演される舞台「新サクラ大戦 the Stage」の来場特典に、舞台にて花組を演じる5人のキャストの直筆サイン入りブロマイド(全5種ランダム)が決定しました。

東雲初穂役・高橋りな

 さらに、舞台の終演後にアフターイベントを実施することも決定しました。公演期間の内、11月19日(木)~11月23日(月・祝)の8公演の終演後にアフターイベントとしてトークイベントを実施。
 イベントには、関根優那さん(天宮さくら役)・高橋りなさん(東雲初穂役)・寒竹優衣さん(望月あざみ役)・平湯樹里さん(アナスタシア・パルマ役)・沖なつ芽さん(クラリス役)・片山萌美さん(神崎すみれ役)に加え、PlayStation(R)4用ソフトウェア「新サクラ大戦」から神山誠十郎を演じ、本公演でも声の出演をする阿座上洋平さん、そして音楽を担当する田中公平先生もゲストとして出演します。
 ここでしか聞けない舞台の裏話を聞くことができ、舞台「新サクラ大戦 the Stage」の魅力をより一層知ることができる豪華トークイベントとなっています。

舞台「新サクラ大戦」アフターイベント

舞台「新サクラ大戦 the Stage」
公演日程
2020年11月19日(木)~11月23日(月・祝)全9公演
※公演回数・日時は変更の可能性があります。

会場
ヒューリックホール東京
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目-5-1 有楽町マリオン11F 阪急メンズ東京側

公演スケジュール
11月19日(木)18:30~
11月20日(金)13:00~、18:30~
11月21日(土)13:00~、18:00~
11月22日(日)13:00~、18:00~
11月23日(月・祝)11:30~、16:30~
※23日の2公演は会場での公演に加えて「生配信」も実施致します。
※客席開場は開演の60分前を予定しております。

出演者
天宮さくら:関根優那
東雲初穂:高橋りな
望月あざみ:寒竹優衣
アナスタシア・パルマ:平湯樹里
クラリス:沖なつ芽

神崎すみれ:片山萌美

神山誠十郎:阿座上洋平(声の出演) ほか
※出演者は変更になる可能性がございます。

スタッフ
原作: 「新サクラ大戦」(株式会社セガ)
シリーズ原作: 広井王子
音楽: 田中公平
演出/脚本: 伊藤マサミ
美術: 乘峯雅寛
舞台監督: 寅川英司
照明: 斉藤嘉和 大波多秀起
音響: 前田規寛(ロア)
中越遙香(エスイーシステム)
映像: 川崎貴司 ジュリアジャパン
衣裳: 八重樫伸登
ヘアメイク: 木村美和子
特殊造形: 林屋陽二 鈴木雪香 長谷部美月
歌唱指導: 鎭守めぐみ
歌唱指導助手: 平岡由香
音楽制作: 當眞一
振付: 小沢いくみ(avex proworks)
芝居パート振付: 山田せいら
殺陣指導: 芹澤良
殺陣補佐: 常光博武
小道具: 小山内ひかり
宣伝美術: 五島英一
演出助手: 高島大輝

制作:Office ENDLESS
主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

チケット
【一般席】
チケット価格:7,800円(税込/全席指定)
来場特典:キャスト直筆サイン入りブロマイド(サイズ:L判)
※関根優那、高橋りな、寒竹優衣、平湯樹里、沖なつ芽、いずれか1名の直筆サインが入ります
※ブロマイドは全5種類となります
※絵柄は選べません
≪楽天チケット≫
受付サイト:http://r-t.jp/sakurataisen_stage
≪チケットぴあ≫
受付サイト:https://w.pia.jp/t/shinsakura-stage/
≪イープラス≫
受付サイト:https://eplus.jp/shinsakura-stage/
≪ローソンチケット≫
受付サイト:https://l-tike.com/shinsakurastage/
※お申込み方法及び注意事項は受付画面よりご確認ください。

【生配信】
◆2公演配信チケット◆
チケット価格:6,300円(税込)
・11月23日(月・祝)の2公演を視聴可能
 ※11:30~の部については、アフタートークまでご視聴いただけます。
・2公演のアーカイブ視聴可能(対象公演終了後~11月23日(月・祝)23:59)
・「花組」お見送り特典映像(配信限定・2公演分)
受付期間:2020年9月18日(金)18:00~11月23日(月・祝)12:00

◆1公演配信チケット【11:30~の部】/【16:30~の部】◆
チケット価格:各3,500円(税込)
・11月23日(月・祝)の各1公演を視聴可能
 ※11:30~の部については、アフタートークまでご視聴いただけます。
・各公演のアーカイブ視聴可能(対象公演後~11月23日(月・祝)23:59)
・「花組」お見送り特典映像(配信限定・各1公演分)
受付期間:
【11:30~の部】2020年9月18日(金)18:00~11月23日(月・祝)12:00
【16:30~の部】2020年9月18日(金)18:00~11月23日(月・祝)17:00

受付URL:https://secure.live.nicovideo.jp/event/lv328075991
※配信チケットの受付URLは3種共通となります。

お問い合わせ先
【公演に関するお問い合わせ】
「新サクラ大戦 the Stage」公演事務局(平日11時~18時)
03-6280-4670

【チケットに関するお問い合わせ先】
楽天チケットカスタマーサポート 050-5893-9366(平日10時~17時)

メール https://ticket.rakuten.co.jp/inquiry
フォームでお問い合わせ頂いたお客様には、基本的に返信メールにて、3営業日内に回答させて頂いております。

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