『マナリアフレンズ』アフレコ現場の日笠陽子と福原綾香はアンとグレアの関係そのもの!? 先輩・井上喜久子へは「おいおい」 | 超!アニメディア

『マナリアフレンズ』アフレコ現場の日笠陽子と福原綾香はアンとグレアの関係そのもの!? 先輩・井上喜久子へは「おいおい」

 ソーシャルゲーム『神撃のバハムート』から生まれ、『グランブルーファンタジー』や『Shadowverse』でもおなじみの人気キャラクターのアンとグレアの日常を描いたTVアニメ『マナリアフレンズ』。本作の中心人物であるア …

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  ソーシャルゲーム『神撃のバハムート』から生まれ、『グランブルーファンタジー』や『Shadowverse』でもおなじみの人気キャラクターのアンとグレアの日常を描いたTVアニメ『マナリアフレンズ』。本作の中心人物であるアンを演じる日笠陽子とグレアを演じる福原綾香のインタビューが「アニメディア2月号」に掲載されている。超!アニメディアでは、本誌で掲載されたインタビューのロング版をご紹介する。

(左から)福原綾香、日笠陽子

ーー日笠さんが演じられるアンはどのようなキャラクターですか?
日笠:
アンは《人》《神》《魔族》など種族を問わず魔法を学べる学校・マナリア魔法学院の生徒です。マナリア王国のお姫さまで、しかも学校に通わなくてもいいほどの学力と魔力も持ち合わせているのですが、学校生活を楽しみたくてマナリア魔法学院に入学しました。明るい性格で慕ってくれる生徒が多く、学校生活も楽しんではいるのですが、他の生徒とは見えない壁を感じていて……。

福原:アンはお姫さまで、しかも学力・魔力が飛び抜けているので、ほかの生徒からは「次元が違う」と思われてしまいがちなんですよ。それで寂しそうにしている姿も作中でちょくちょく見られます。

ーーでは、今度はグレアがどんなキャラクターか教えてください。

福原:グレアもアンと同じくマナリア魔法学院に通う生徒です。彼女は人と竜のハーフで、しかもお姫さま。それゆえにしっぽやツノや羽など周りの生徒と容姿が異なることにコンプレックスを抱いています。だから、恥じらってなかなか前に出られない、奥ゆかしい子ですね。そんな彼女もアンと出会うことで少しずつ変わっていきます。アンにいじってもらうことで少し怒ったり、デレたり、母性のようなものを発揮したり……。アニメでグレアはとてもかわいらしく見えますが、それはアンによって発掘してもらった魅力。本当にアンに見つけてもらった子だと思っています。

日笠:ただ、アンもグレアと出逢ったことで救われた部分があるんです。周りの生徒との壁により、どこか孤独を感じていたアンと同じような感覚を抱えていたグレア。きっとお互いに気持ちを理解しあえたんだと思います。ふたりは仲間を超える存在なんじゃないかな。

ーーアンとグレアは出逢うべくして出逢った存在なんですね。日笠さんはグレアにどのような印象を持っていますか?

日笠:以前からかわいいと思っていましたが、『マナリアフレンズ』のグレアは特にかわいい! 『神撃のバハムート』では戦いのシーンもあって福原ちゃんも堅い声で演じていたという印象を受けたのですが、今回は学校でのお話がメインなので、素のグレアがすごく出ている気がしています。

ーー1話を拝見しましたが、確かにグレアのデレがかわいかったです。

日笠:お気づきいただけましたか?

福原:お気づき(笑)。今回のグレアは何種類ものデレを発揮します。うれしい、恥ずかしいなどのさまざまなデレが見られるので楽しみにしていてください。


ーー楽しみです。今度は、福原さんが抱くアンへの印象を教えてください。

福原:前からアンは元気で明るい子だと思っていましたが、『マナリアフレンズ』でのアンは王子っぽいかっこよさと子供っぽいかわいらしさがより色濃く出ている気がします。頼りになる部分もあるけども、甘えさせたくなるような素振りを見せることもある。普段は凛々しいのに子供のように慕ってくれる時があるので、そのギャップも魅力的です。

ーー本作はアンとグレアが物語の中心なので掛け合いも多いかと思いますが、お互いのお芝居についてはどのように感じていらっしゃいますか?

日笠:福原ちゃんと一緒になるとき、私って大体高い声を出しているよね。もしかしたら声質的に低い声のトーンのときの福原ちゃんと高い声の日笠の相性がいいのかも。

福原:嬉しいです!

ーー確かに、今回のアンは日笠さんが演じられてきたキャラクターのなかでも特に声が高くてかわいらしい印象を受けました。

日笠:ありがとうございま~~す!

福原:さっきはグレアがかわいいって……。

日笠:この浮気者!!(笑)

ーーし、失礼しました。これまでのお話をうかがっているとおふたりの相性はバッチリな気がします。アフレコ現場の雰囲気もよさそうですね。

日笠:そうですね。収録が大体10時~15時くらいまでだったのですが、私、2、3回ほどご飯を買うのを忘れてしまうことがあって。その時、福原ちゃんがみんな用に買ってきてくれていたおせんべいをくれたんです。それを無限に食べる日笠(笑)。そういうところがすでにアンとグレア感が出ている気もしました。

福原:「おいしい!「グレア~」って感じで食べてもらえて、とても嬉しかったです。あれだけおいしそう食べてくださったんだから持っていった甲斐がありました。

日笠:あとは(井上)喜久子さんがいらっしゃると、ものすごくほんわか空気を作ってくださる。さすが先輩です。

福原:一度「おいおい」って書かれた扇子を持ってきていましたよね。

日笠:何それ!? 気付かなかった……。

福原:私が見た幻だったら申し訳ないですが……。

日笠:幻(笑)。でも喜久子さんって本当にツッコミどころが多い方なんです。本作は魔法学園内のお話なので、ガヤもあまり日本の数式を言わないでほしいというディレクションがあったんですよ。例えば「エックス」とか「ワイ」とか。それがダメって言われた次の収録でいきなり言いましたからね、喜久子さん。先輩ですがツッコまざるを得なかったです(笑)。

ーーとても和やかな空気でまさに学園のなかという感じが出ていそうです。

日笠:出ていましたね。出演者もそれほど多くないことから、誰かと誰かが喋っているというよりもブース内でみんなでワイワイ喋っていることが多かったです。

ーー学園が舞台ということですが、おふたりの学生時代の思い出は?

福原:高校生のときはもう声優を目指していて、どうやったらうまく聞き取れる発声ができるかにも関心があったので放送部に入ったんです。私が通っていた学校の放送部では視力の弱い方や新聞の字が読みにくくなった方向けにボランティアで詩を読むという活動があったんですよ。それがとても好きでした。やりがいもありましたし、漢字の読み方が難しかったら工夫して説明するなどが楽しくもありました。

日笠:私は逆に中学・高校と運動部だったので、部活のことばかり考えていました。で、運動するとその分、お腹も空いて。全盛期には朝ごはんを食べて、お菓子を3種類食べて、お昼ご飯を食べて、部活が終わった後にサンドイッチを食べてその後に夜ご飯、そしてまたデザートやお菓子も食べていました。

福原:すごい!

日笠:食べるクセが付いちゃって、卒業してから大変でしたけど(笑)。運動しないのに食べるから太っちゃった。そんな運動ばかりしていた学生時代だったので、文化部に憧れていました。

福原:私は逆に運動部がよかったです! 放送部と美術部と合唱部を掛け持ちしていて、もう文化部の化身みたいな存在だったので運動したかったです。アンははつらつとした子でグレアは音楽室でピアノを弾いていることが多い。なんだか私達と似ていますね。

ーーマナリア魔法学院は魔法を学ぶ学校ですが、おふたりはどんな魔法を使ってみたいですか?

福原:調合とか楽しそう。マンドラゴラとかを組み合わせて……。

日笠:魔女っぽい!

福原:私、魔法や錬金術が好きなんですよ。家にも魔女の調合室みたいな綺麗なイラストを額に入れて飾っています。それくらい憧れていますね。

ーー錬金術や黒魔術が好き?

福原:ずっと中二病を卒業できていないので、そういう類は好きです(笑)。

日笠:私の周りって中二病の人が多いんですよ! 少年心を持った人が男女問わず多くて。例えば信号が変わるときに「ハッ!」と手をかざしたりとか、誰もいないところでドアが開く瞬間に「ハッ!」とやっちゃったりとか。

福原:やっちゃうなー(笑)。

日笠:私はそういうのにあまり憧れないタイプなので、この人たちは何をやっているんだろうと思っていたのですが、魔法の力でそういうことができるようになれば、中二病の方々にもてはやされるかもしないですね。手をかざせば信号が変わるとか、ドアが開くとか……。いま「ハッ!」ってやったらそこのブラインドが開くんですよ。もうスターですよ。

福原:憧れの的です!

ーー本日は色々とお話いただきありがとうございました。最後に読者の皆さんに作品の魅力など、メッセージをお願いします。

日笠:見どころはたくさんありますが、特にアンの呪文に注目していただきたいですね。 収録当日に「この呪文を唱えてください」と渡されることが多かったので役者の頑張りを見ていただけばうれしいです。しかも魔法は読み解けるものにもなっているので、ぜひ本編を観て皆さんにも解明していただきたいですね。読み解いたとき「なんでやねん」とツッコんでしまうと思いますけど(笑)。

福原:『マナリアフレンズ』はちょっとしたフェティシズム的なところやセリフの間合いまでが繊細に描かれている作品です。ほんの少しの間がグッとくるなど、さまざまなシーンでアンとグレアの関係性が表れているので、ぜひ細かいところまで観ていただきたいですね。

●プロフィール
日笠陽子【ひかさ・ようこ】7月16日生まれ。神奈川県出身。アイムエンタープライズ所属。主な出演作は『ドメスティックな彼女』橘陽菜役、『けいおん!』秋山澪役、『NEW GAME!』八神コウ役、『フレームアームズ・ガール』源内あお役など。

福原綾香【ふくはら・あやか】12月31日生まれ。鹿児島県出身。ヴィムス所属。主な出演作は『キャプテン翼』岬太郎役、『アイドルマスター シンデレラガールズ』渋谷凛役、『賭ケグルイ』五十嵐清華役、『クオリディア・コード』凛堂ほたる役など。

マナリアフレンズ

〈TVアニメ『マナリアフレンズ』情報〉
◆放送情報
TOKYO MX:毎週日曜24:30~24:45
BS11:毎週日曜24:45~25:00
AT-X:毎週月曜24:30~24:45 ※リピート放送あり
J:COM:毎週火曜22:45~23:00
AT-Xリピート放送:毎週水曜16:30~16:45/毎週土曜8:30~8:45
※放送日時は予告無く変更になる場合がございます。

◆配信情報
dアニメストア:毎週日曜24:30~放送同時で配信
他配信サービス:毎週月曜24:00~順次見逃し配信開始
その他配信サイトは公式HPにてお知らせしております。

◆あらすじ
《人》 《神》 《魔》あらゆる種族が住まう神秘の世界ミスタルシアに存在するマナリア魔法学院。そこは種族に分け隔てなく魔術を教える名門校。そんなマナリア魔法学院に入学し、出逢ったふたりのお姫さま。圧倒的な魔法の才能とカリスマ性で人々を惹きつけるマナリア王国のお姫さまアン。竜と人とのハーフで竜たちの国に馴染めずにいた内気な竜族のお姫さまグレア。この出逢いによってふたりの日々が色づき出す。買い物をしたり、学院内で遊んだり、何気ない日々もふたりでいれば大切な思い出となり、かけがえのない日常になっていく。これは、マナリア魔法学院で過ごしたアンとグレアの日常を描いた物語。

◆スタッフ
原作
:Cygames
監督:岡本英樹
シリーズ構成:関根聡子
キャラクターデザイン:吉田南
美術監督:川本亜夕
撮影監督:米澤寿
色彩設計:角美智子
編集:肥田文
音楽:渡邊崇
音響監督:田中亮
音響効果:風間結花
音響制作:東北新社
アニメーション制作:CygamesPictures

◆キャスト
アン:日笠陽子
グレア:福原綾香
ハンナ:水樹奈々
オーウェン:羽多野渉
ルゥ:こやまきみこ
ミランダ:井上喜久子
ウィリアム:内田雄馬
ハインライン:沢城千春
ジル:中博史
ポピー:Lynn

TVアニメ『マナリアフレンズ』公式サイト
https://manaria.jp

TVアニメ『マナリアフレンズ』公式Twitter
@manaria_friends

撮影:西田航(WATAROCK)

《超!アニメディア編集部》
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