初キャラソンの林鼓子&厚木那奈美に先輩・久保田未夢も「できる子」と太鼓判!『キラッとプリ☆チャン』【インタビュー】 | 超!アニメディア

初キャラソンの林鼓子&厚木那奈美に先輩・久保田未夢も「できる子」と太鼓判!『キラッとプリ☆チャン』【インタビュー】

キラッとときめく自分だけのチャンネル「プリ☆チャン」をプロデュースして、人気プリ☆チャンアイドルをめざす中1女子・桃山みらいたちの奮闘ぶりが描かれているTVアニメ『キラッとプリ☆チャン』。今回、超!アニメディアでは、み …

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 キラッとときめく自分だけのチャンネル「プリ☆チャン」をプロデュースして、人気プリ☆チャンアイドルをめざす中1女子・桃山みらいたちの奮闘ぶりが描かれているTVアニメ『キラッとプリ☆チャン』。今回、超!アニメディアでは、みらいを演じている林鼓子と、そのパートナー・萌黄えもを演じている久保田未夢、そしてみらいとえものマネージャー役として二人をサポートしていくうちにプリ☆チャンの魅力に改めて気づき、自らもデビューを果たした青葉りんか役を演じる厚木那奈美にインタビュー。それぞれの楽曲の聞き所や今後のアニメの見どころなどについてうかがった。

プリチャン(左から)青葉りんか役・厚木那奈美、桃山みらい役・林鼓子、萌黄えも役・久保田未夢

――今のアフレコ現場の雰囲気はいかがですか?

久保田:最初から、ピリついてなかったですよ(笑)。

:最近は、休憩時間も世間話したり。

久保田:そうだね、アフレコブースでは隣なので、(林の)高校の話を聞いて「ウワァー、学生だー」ってなったり。

:よく話を聞いてくださるので、どうでもいいことでも喋っちゃうんです。

厚木:私はi☆Risの大ファンなので、同じ空気を吸ってるだけで幸せです(笑)。

久保田:そんなそんな (笑)。

厚木:もちろんお仕事として真剣に臨んでいたんですけど、最初の頃はお仕事をさせていただけるのが夢みたいで。若干、意識が浮いているような状況でしたが、最近はようやく慣れてきてちゃんと地に足ついています。

久保田:私たち、そんなグループじゃないです(笑)。ふたりとも本当に可愛いですよね。i☆RisからするとWUGちゃん(Wake Up, Girls!)も後輩だけど、WUGちゃんとはがっつり絡むことがなかなかなくて…。このふたりと絡むことが増えて、私も先輩なんだなって実感するようになりました。

:久保田さんにはホントに助けてもらってばかりなんです。ふたりで取材を受けることがよくあるんですけど、私すぐ黙っちゃうんです。でも、久保田さんが私が喋っていることに反応してくれて、ちょっとしたことにもフォローしてくれて助かります。アフレコもずっと隣で合わせのセリフとか、タイミングを教えてくれたり、困ってるときに聞くとアドバイスくれたりして! えもちゃんとして隣に立ってくれているので、先輩には感謝してます。

久保田:『プリ☆チャン』が始まるときにもスタッフさんに「先輩だね」っていじられました(笑)。ただ、ミラクル☆キラッツは幼馴染でグループを組んでる3人ですから、声を合わせるのもタイミングが完璧で、特にみらいとは1話から一緒に言うセリフが多かったんです。それでも、収録ではあまりリテイクがなかったので、この3人はいい3人なのかもしれないって思いました。ちょっとRun Girls, Run!から、ふたりを奪っていこうかなって(笑)。ふたりがすごく合わせてくれるので、ありがたいと思ってます。最近は私も後輩と共演することが増えたので、先輩からもらった優しさを引き継げたらいいな。『プリパラ』の時は私が新人で、いろんな先輩に優しくしてもらったので、伝統を引き継いでいけばいいシリーズになるんじゃないかと思います。

久保田未夢

――キャラクターソングについては、いかがですか?

:普段、Run Girls, Run!では朗々と歌っているんですけど、(桃山)みらいの時は、いつもより語尾をはねてみようかなとか、ハートが飛んでるイメージとか考えて歌っています。

久保田:(萌黄)えもはみらいとのデュエットがあるんですけど、私と鼓子ちゃんだと鼓子ちゃんの方が年下で。でも、えもとみらいだと、えもの方が子供っぽいんです。なので、とにかく鼓子ちゃんより元気に歌ってます。ポイントは子供っぽさを振りや表情で出していることかな。

厚木:(青葉)りんかちゃんとして歌うとなった時、りんかちゃんの凛とした感じをどうやって出そうか考えました。考えた結果、姿勢のいいりんかちゃんの姿が浮かんだので、レコーディングの時もすごく姿勢を正しくすることを意識しました。

――皆さん、それぞれ他の方のキャラソンを聞いたい印象はいかがですか?


:えもちゃんの曲を聴いた時は、久保田さんっぽくないなって思いました。

久保田:ホント!?

:声は久保田さんだけど、いつもは声がアンニュイというか、大人の色気があるというか……。

久保田:ホント!?嬉しい。

:なので、「すごい!えもちゃんだ!」と思ったんです。元気いっぱいな久保田さんが見れたし、得した気分です(笑)。あっちゃん(厚木)はライブでも一緒に歌っているけど、いつもと違うなと思いました。あっちゃんは普段からりんかちゃんと似ているところもあるんですけど、いつもはもっとふわっとしていて。でも、りんかちゃんになるとパキッとするんです。

久保田:私、鼓子ちゃんってどちらかと言うとパワフル系のイメージがあったので、みらいのソロ曲を聞いたときに、完全に“かわいい”に振り切っていて、乙女だなぁ〜って感じました(笑)。力強さもあるんですが、どちらかというとラブリーキュートかわいいなって思ったので、「できる子や」と(笑)。(厚木は)普段のアフレコの時は控えめな感じなんですけど、ちゃんとりんかとして人を魅了しているな、と。みらいとえもが元気なキャラクターなので、いいスパイスになっていると思いました。

厚木:えもちゃんの「スキスキセンサー」を聞いたときに、久保田さんといえば前作『プリパラ』のそふぃ様のイメージが強かったので、「100%元気な久保田さん、初めてだ~!」って感じました。私、i☆Risの久保田さんのすごく大人っぽくて綺麗で、ちょっと小悪魔的なあざと可愛いイメージが大好きで、そのイメージが強かったんです。だから、えもちゃんの幼い可愛さのイメージが沸かなかったので「あ、ありがとうございます!」「こんな久保田さんを知れて嬉しいです!」って思いました(笑)。

――みらいのキャラソンを聞いたときはいかがでしたか?

厚木:みらいちゃんのキャラソンを聞いたときは、「はやまる、キャラソン歌ってる!」ってなりました(笑)。今回、Run Girls, Run!として一緒にやっているメンバーが歌うキャラソンを初めて聞いたんですよ。Run Girls, Run!の曲だとセリフが入ることもないですし、普段のまっすぐずっしり響いてくる歌声とも違って……。すごくポップで明るい曲を歌うはやまるを見て、感動しましたね。

――『プリ☆チャン』に出演することが決まって、よかったと思うことはありますか?

;地元の静岡は、アニメの放送が少ないんですよ。だから、アニメに関する知識が親戚も友達もあまりなくて。声優という職業がどういうことをしているのか、わかってくれていなかったんです。でも、『プリ☆チャン』に関してはアミューズメントゲームがスーパーに置かれるじゃないですか。それで「ゲームから聞こえる声、鼓子に似てるけど、鼓子なの?」ってようやくわかってくれて、改めて応援してくれるようになりました。友達のなかにも妹や弟が見ているって子がいるので嬉しいですね!

久保田:“ニチアサ”のあの時間帯に入れたのが、ぐっときますね。日曜日になって、より小さい子が見てくれるようになったと思うので嬉しいです。

厚木:イベントでステージに立たせていただいたことがあったのですが、その時はまだりんかちゃんはマネージャーで、歌手としてデビューしてなかったんです。それでも、小さい子どもたちがプリキャスを持って私たちのステージをずっと配信してくれるのを見たときに、りんかちゃん報われたねって思いました。

厚木那奈美

――それぞれにiRisRun Girls, Run!といったグループで活躍されていますが、みらい、えも、りんかのミラクル☆キラッツの良いところや、学んだところはありますか?

:ミラクル☆キラッツの3人は、常に見ている人を楽しませたいという精神でやっているのが、いい心がけだと思っています。どうしても「私が、私が」となっちゃうときもあると思うんですけど、みらいたち3人は、見ている人を楽しませるために自分たちはどうしたらいいんだろうって、よく会議をしてるんです。そういうところを、参考にできたらいいなって思ってます。

久保田:ミラクル☆キラッツの3人がかっこいいなと思ったのは、みらいが(えもが得意なやってみた技)ポンポンスカイハイドリームに挑戦するけど飛べなくて、いなくなっちゃった回。あの時に「みらいは逃げたんじゃない!」ってふたりが自信を持って言ったのはすごいなと思いました。普通「逃げたのかな」とか、「帰っちゃったんじゃ」とか思うじゃないですか。でも、彼女たちには「そういうの絶対しない子だから」って疑わず言い切れるくらいの絆があった。こういう絆があればもっともっとグループとして成長できる気がします。なかなかできないことをやってのけるのは、かっこいいですよね。

――iRisにもあるんじゃないですか?

久保田:どうですかね、みんな「逃げた」って言いそう(笑)。そこがウチのいいところなんですよね、素直に言っちゃえる良さもあると思います。

厚木:『プリ☆チャン』全体のテーマになるんですが、よく「やってみなくちゃわからない」って言っていて。それってすごく大事なことだと思うんです。夏の野外ライブとか「体調を考えて、4曲じゃなくて3曲にする?」と言いたくなりますけど、やってみなくちゃわからないじゃないですか。もしかしたら天候が少し涼しくなるかもしれないし、お客さんの盛り上がりで頑張れることもあると思うんです。一瞬、無理かもとか考えちゃいますけど、そうじゃなくて、とりあえずやってみようという精神を見習いたいですね。

――それぞれの曲についてお聞きします。まずはみらいとえもの「レディー・アクション!」から。

:みらいとして初めてレコーディングした曲なので、思い入れがあります。ふたりの友情が詰まった曲だと感じていますし、この一曲を聞いただけで、みらいとえもがどういう子なのかわかる曲だなと思っていて。「プリティーシリーズ」全体のテーマだと思うんですけど、自分らしさを大事にするというような歌詞が並んでいるので、自分で聞いても元気が出ますし、改めて久保田さんの声と合わさっているのを聞くと、感動します。

久保田:しかも、歌詞にふたりの名前入っていて! エモいですよね。エモいという点でいえば、『プリパラ』も最初はふたりの曲から始まったじゃないですか。今回、最初はみらいのソロからでもおかしくないのに、ふたりの曲から始まったことに懐かしさを感じました。その中でも、Bメロでおっかけみたいにやりとりするパートは、ふたりは小さい頃から助け合って、一緒にいたんだと想像することができて好きです。

――みらいのソロ曲「ワン・ツー・スウィーツ」は?

:みらいのソロ曲は、アイドルっぽくて女の子らしくてキーも高くて、普段歌っている曲と違うので苦戦しました。レコーディングの時、試行錯誤しながら歌ったんですけど、セリフも「行くよー」とか「おいしー」とかあって、キャラソンってこうやって作られるんだなって。この一曲の中にみらいちゃんの芯の強いところが出ていると思いますので、歌詞も合わせて聞いてほしいです。

林鼓子

――えもちゃんの「スキスキセンサー」は?

久保田:えもっぽいと思ったのは、歌詞にちょっとおバカな感じが入ってるところです(笑)。あと、「スキスキセンサー」って言葉が可愛い。フルで聞くとチアっぽい掛け声も入っていてライブ映えする曲なので、みんなで一緒に盛り上がりたいです。

――りんかの「キラリ覚醒リインカーネーション」は?

厚木:「プリティーシリーズ」のTVアニメが好きなのでいつもキャラソンを聞いていましたが、いざ自分がやるとなったら歌でキャラクターを表現する難しさを痛感しました。それでも頭のウィスパー気味の部分を何度か歌ったら徐々にりんかちゃんが入ってきて。りんかちゃんのしっとりした大人っぽい魅力は、出せたんじゃないかと思います。この曲はアニメの中だと、とっさに歌詞を考えたことになっています。今までもマネージャーとしていろんなことができる子だと思ってましたが、まさにりんかちゃんの良さがぎゅっと詰まった曲になっていると思いますね。

――今後のアニメの見どころを教えてください。

:みらいもミラクル☆キラッツも、プリ☆チャンアイドルとしてキャリアを積んで成長してきていると思います。今後は、もっといろんな人と出会って、いろんな番組を配信して、3人はもっと成長すると思いますし、キラッとするアイドルになると思いますので、私自身も成長を見届けつつ笑顔を届けられるようにしたいですし、みらいが身近なキャラクターになるようにもしていきたいと思っています。ぜひ皆さんにもみらいちゃんたちと一緒に成長していくつもりで見ていただけると嬉しいですね。

久保田:ミラクル☆キラッツも3人での活動を開始して、うまくいかないことも出てくると思います。ただ、それを乗り越えてこその“グループ”だと私は思います。3人が切磋琢磨していけばメルティックスターを超える日がくると思うので、是非是非3人に頑張って欲しいですね。メルティックスターにもミラクル☆キラッツにも明かされてないことがありますし、キャラクターはたくさんいますので、えもを一番好きになって欲しい気持ちはありますけど、ひとまず『プリ☆チャン』を見て「いいな」と思う子を見つけてくれたらうれしいです。!

厚木:みらいちゃんの王道の可愛さだったり、えもちゃんみたいな100%元気なキャラクターだったり、りんかちゃんみたいなマネージャーからアイドルになるという不思議な経緯を辿っている子がいたり……。『プリ☆チャン』には魅力的なキャラクターがたくさん登場します。きっと“なりたい姿”に近い子がいると思うので、「自分はこうなりたい」という夢や希望を『プリ☆チャン』を通して見つけてもらえたら嬉しいですね。また、りんかちゃんはようやくアイドルとしてデビューを果たしました。ただ、若干ブランクがあるので、今後もしかしたら、りんかちゃんにも挫折がやってくるのかもしれません。私としてもそういうのを演じられたらいいと思いますし、楽しみにしていただければと思います。(兄の)譲くんと一緒に何かやるところも見てみたいな。

プリチャン

(プロフィール)
林鼓子【はやし・ここ】/2002年5月15日生まれ。静岡県出身。Run Girls, Run!メンバー。

久保田未夢【くぼた・みゆ】/1995年1月31日生まれ。埼玉県出身。I☆Risメンバー。

厚木那奈美【あつぎ・ななみ】/1997年10月11日生まれ。長野県出身。Run Girls, Run!メンバー。

〈TVアニメ『キラッとプリ☆チャン』情報〉
テレビ東京6局ネットにて毎週(日)朝10時~放送
BSジャパンにて毎週(火)午後5時29分~放送

■スタッフ
原作:タカラトミーアーツ/シンソフィア
監督:博史池畠
助監督:川瀬まさお
チーフディレクター:Park Chi Man
シリーズ構成:兵頭一歩
キャラクター原案:梨本裕美・内藤晶子(シンソフィア)
キャラクターデザイン:満田一
CGディレクター:乙部善弘
音楽:加藤達也
音響監督:長崎行男
アニメ―ション共同制作:タツノコプロ DONGWOO A&E

■キャスト
桃山みらい:林 鼓子
萌黄えも:久保田未夢
青葉りんか:厚木那奈美
赤城あんな:芹澤 優
緑川さら:若井友希

TVアニメ『キラッとプリ☆チャン』公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/prichan/

© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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