『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』で矢坂大翔役を演じる堀江瞬が“猫愛”を語る! 「江の島で猫ちゃんを撫でまくりました」【インタビュー】 | 超!アニメディア

『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』で矢坂大翔役を演じる堀江瞬が“猫愛”を語る! 「江の島で猫ちゃんを撫でまくりました」【インタビュー】

ABCテレビにて毎週水曜26時20分、TOKYO MXにて毎週木曜24時から放送中のTVアニメ『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』。本作は他人が苦手なミステリー作家・朏素晴と世話焼きな野良猫のハル、人と猫それぞれの視点で …

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 ABCテレビにて毎週水曜26時20分、TOKYO MXにて毎週木曜24時から放送中のTVアニメ『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』。本作は他人が苦手なミステリー作家・朏素晴と世話焼きな野良猫のハル、人と猫それぞれの視点で描かれる温かな物語である。今回は素晴の幼馴染である矢坂大翔役を演じる堀江瞬にインタビュー。作品の魅力やアフレコ現場の雰囲気、またご自身の“猫愛”についてお話いただいた。

堀江瞬さんが演じる矢坂大翔

ーー演じられる大翔がどのような人物か教えてください。
 最初に原作を読んだときはガツガツと相手のフィールドに入り込んでいくタイプという印象を受けたので、もし自分が素晴と同じ立場で大翔と接していたら「ちょっと苦手かも……」と思っていました。ただ、原作を読み進めていく、また大翔を演じていくにつれて、ガツガツとしているだけでなく、その中に思いやりがあると感じて。特に素晴に対しての思いは強い気がしています。素晴は目の前で両親を事故で亡くしていて殻に閉じこもってしまうのですが、大翔はそんな彼を外の世界に出してあげたいと思っているんです。かといって素晴にべったりくっついているわけでもない。ちゃんと適度な距離を保ちつつ、親友として、幼馴染として見守っている。そんな彼を今はとにかく良いやつ!と思っています。

ーーそんな大翔役に決まったときはいかがでしたか。
 オーディションを受ける前から原作を書店などでよく目にしていました。そんな作品のオーディションを受けられるだけでも幸せでしたが、受かったと聞いたときはなおのこと嬉しかったです。大翔役で決まったと聞いて少し驚きました。

ーー驚いた?
 はい。というのも僕、普段やらせていただくのが幼くて明るくてちょっとおバカという役が多くて。今回は同じような明るくておバカでも年齢が高めなんです。これまであまり演じたことがない役で驚きましたね。その分、受かったと聞いたときはいつもと違う喜びがありました。こういう役でも僕を選んでいただけたというのが嬉しかったです。

ーーこれまでと違う役ということですが演じてみていかがですか?
 正直、毎週一言一言の難しさを実感しながら演じています。大翔はノリがよくて太陽のように明るい性格なんです。だからこそおバカっぽさがあると思うのですが、それは僕にはない部分。毎回試行錯誤しながら演じています。

ーー共感できる部分はあまりない?
 全くないです(笑)。どちらかというと素晴に共感することが多いですね。僕はこの作品に関わらず、台本を最初に読んだときはお客さんの目線になるんです。その時も素晴に共感しながら読んでいました。大翔とは共通点があればいいなというくらいない。憧れです。


ーーなるほど。試行錯誤されながら演じているとのことですが、監督からはどのようなディレクションを受けましたか?
 大翔って普段は明るくてオープンなやつなんですけど、たまに真剣なことを言うときがあるんです。その真剣な言葉を際立たせるために、より普段の喋り方はオープンに軽く見えるようにしてほしいというディレクションを受けました。それが難しいのですが、これまでやったことがないので楽しさも感じています。難しさ半分、楽しさ半分、って感じですね!

ーーオープンさはどのように表現していますか?
 うーんと……技術的な面ではまず口角を上げる感じにセリフを言うよう意識しています。あとは気持ちの面。素晴が内に内にいくタイプなので、それにつられて大翔も落ち着いた芝居にならないよう、人の話をあえて聞かずにお芝居しています。作品全体が落ち着いていて現場の空気も穏やかなので、大翔として演じるときはあまり引っ張られすぎずテンションを上げるよう意識しています。

ーーお話をうかがっているとアフレコ現場はのほほんとした空気が流れていそうです。
 そうですね。猫カフェに来ているような、とてもまったりとした時間が流れている気がします。そんななかで素晴役の小野賢章さんが座長として静かに場を盛り上げてくださっています。小野さんは別の現場でお会いしたときよりも穏やかな印象を受けました。現場によって纏う雰囲気を変えていらっしゃるんじゃないかな。そんな小野さんに話しかけてもらえて嬉しかったです!

ーーほかにもいろいろな方が出演されていますよね。
 今回の現場はハル役の山崎(はるか)さんを筆頭に優しくておっとりされた方が集まっている気がしました。河瀬篤役の下野(紘)さんも現場で積極的に話しかけてくださって……本当にいい現場です。ただ、作品が始まる前に「今度、『同居人』で一緒だね」と話していた中島ヨシキくんとまだアフレコで一緒になったことがなくて(笑)。しかも話していたころがちょうど僕の誕生日が近い頃だったから、ヨシキ君が誕生日プレゼントをくれたんです。だから、アフレコが始まる頃にはヨシキ君も誕生日がくるから現場で渡そうと思っていたのに……。機会がないままここまできちゃいました。

ーー中島さんに現場で会える日がくるのを願っています!
 よろしくお願いします!

ーーちなみに、現場でご一緒になった方々とはどのようなお話をされていますか?
 とりとめのない話をよくしています。例えば猫の言葉が分かるアプリの話とか(笑)。アプリの話をしたあとみんなでダウンロードもして。ほのぼのしていますね。

ーーそのほか、猫トークをすることは?
 うーん……猫トークとはちょっと違うかもしれないのですが、ある日、エンドカードに使用する写真を僕が選ぶときがあって。どれがいいかなーって思っていたときに素晴の母親役である大原(さやか)さんが「これ何!?」って食い気味にいらっしゃったんですよ。もうメロメロになっていて、すごく猫が好きということが伝わってきました。あのエンドカード、僕が選んだことになっていますが実は大原さんの意思が半分は入っています(笑)。5話に登場したので、もし見返せる方がいればぜひ。

ーー大原さんの“猫愛”が伝わってきました(笑)。ちなみに堀江さんは?
 猫、大好きです! Twitterの「いいね」はほとんど猫か犬の癒し動画と写真しかありません(笑)。それくらい好きです! 野良猫を見かけるとすぐに触っちゃう。ただ、ファーストコンタクトでは撫でさせてくれるくせにあごの下とかに手を伸ばしたらひっかいてくる猫ちゃんがいて……。最初は撫でさせてくれたのに「それどういう感情!?」って思っちゃう。そういうとき、「猫の気持ちが分かればいいなー」と思います。

ーー猫はあまのじゃくといいますか……。
 そう、ハルと同じで、本当にツンデレな子が多い(笑)。前に江の島へ行ったときにたくさん猫ちゃんがいたので撫でまくったんです。最初はみんな撫でさせてくれたのに、次第にひっかいてくる子が多くなって。「撫ですぎじゃい!」って思ったのかな。

ーーアプリのお話もありましたが、猫の気持ちがわかれば……。
 いいですね。「いまどういう気持ちでひっかき遊ばれたのでしょうか?」ということを聞いてみたいです。



ーー堀江さんの“猫愛”がひしひしと伝わってきました! 本日は色々とお話いただきありがとうございました。最後に改めて作品の見どころを教えていただければと思います。
 元々内気だった主人公の素晴くんは両親を亡くしてふさぎ込んでしまい、日の差さない場所で日常を過ごしています。ただ、話を重ねるにつれて、彼を囲む人も増えてにぎやかになって、少しずつ明るくなっていく。その過程に心がポッと明るくなります。また、両親が亡くなる前のエピソードが描かれるのですが、そのお話では素晴くんが両親にもっと優しくしていればよかった、言葉を返していればよかったと反省するんです。そのシーンには胸がキュッとなる。本作はほのぼのしているだけでなく、ペットを含めた家族のありがたさを教えてくれる、その気持ちを大切にしたいと思える作品だと思います! あとは音楽。音楽は『この世界の片隅に』も手掛けられたコトリンゴさんが担当されているんですよ!

ーー日常の音楽に癒されます。
 ですよね! 僕がEnyaさんの曲を初めて聞いたときに感じたあの安らぎ……。あれと同じ感覚に陥りました。この作品にコトリンゴさんありと言っても過言ではありません! サントラが出たら買います(笑)。音楽という面では、ED主題歌を奥華子さんが手掛けられて南條(愛乃)さんが歌われているというのもポイントですよね。この最強タッグ! お二人ともそれぞれの世界観を持たれつつも、歌で癒しや温もりを表現されているので、本作にピッタリだなと思いました。絵作りの面でも音楽の面でも癒される、本作をぜひご覧になって優しい気持ちになっていただければ嬉しいです。

〈TVアニメ「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」作品概要〉
AT-X :毎週水曜 23:30~24:00
【リピート放送】
毎週金曜 15:30~16:00
毎週日曜 8:30~9:00
毎週火曜 7:30~8:00
ABC朝日放送:毎週水曜 26:20~26:50
TOKYO MX:毎週木曜 24:00~24:30
BS11:毎週木曜 24:30~25:00
先行見逃し配信が決定!
dTV、GYAO!にて1/10(木)25:00~見逃し配信スタート
※放送、配信日時は予告無く変更になる可能性がございます。
【イントロダクション】
“癒される” と大反響!
不器用な青年と、一匹の猫がおくる大人気漫画がついにアニメ化決定!
発売後、たちまち重版が決定し、現在もCOMICポラリスにて好評連載中の「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」が待望のTVアニメ化!
他人が苦手で、人見知りの小説家・朏 素晴(みかづき すばる)と過酷なノラ生活を生き抜いてきた猫のハル。
ふとしたきっかけで一人と一匹はいっしょに暮らし始めるが・・・?
日々の暮らしを ひと目線とねこ目線で描き、それぞれの想いが交互に織りなされるストーリーが”心があたたまる“と話題に。
些細な時間を積み重ねて、僕らは「家族」になっていく――
ふたりでみつける幸せ一緒ぐらし。
【スタッフ】
原作:みなつき 漫画:二ツ家あす/COMICポラリス
監督:鈴木薫
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:北尾勝
制作会社:ゼロジー

『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』公式HP
http://hizaue.com/
『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』公式Twitter
@hizaue_pr

(C)みなつき・二ツ家あす・COMICポラリス/ひざうえ製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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